常念岳（一ノ沢発 テント泊）

2019年10月05日(土) 〜 2019年10月06日(日)

• GPS: 16:12
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,928m
• 下り: 1,922m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 1:27
• 合計: 6:58

6:06 常念岳登山者用駐車場
6:25 6:35 一ノ沢登山口
6:45 6:47 山ノ神
7:42 8:11 王滝ベンチ
8:42 8:43 烏帽子沢
9:36 9:36 笠原沢
11:04 11:49 最終水場
13:04 常念小屋

2日目

• 山行: 5:18
• 休憩: 3:08
• 合計: 8:26

5:56 常念小屋
7:01 7:08 三股への分岐点
7:11 8:00 常念岳
8:03 8:05 三股への分岐点
8:50 10:10 常念小屋
10:42 10:58 最終水場
11:53 11:58 笠原沢
12:19 12:23 烏帽子沢
12:47 13:00 王滝ベンチ
13:41 13:41 山ノ神
13:50 14:02 一ノ沢登山口
14:20 14:20 常念岳登山者用駐車場
14:22 ゴール地点

天候

10/5(土) 晴れ
10/6(日) 晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

AM3:30頃一の沢駐車場到着で、登山口よりの駐車場は満車、200m手前の駐車場は十分な空きがあり停まっていたのは5〜6台でした。ただ、その後ぞくぞくと車が到着してました。

コース状況／危険箇所等

基本的に沢沿いの登山道のせいか、雨など？の状況により登山道が沢のようになる箇所がところどころあるようです。土曜より日曜の下山時の方が水が流れるところが増えていたように感じました。ただ、概ね危険なところは無いです。

その他周辺情報

下山後に、「ほりでーゆ〜 四季の郷」で汗を流しました。まあまあ広いです。
食事は、「そば処 常念」というところに行きましたが、美術館が併設されていたり、思いのほか良い感じのところでした。

写真

10/5 6:06

一の沢の駐車場からスタート。しばらくは舗装路歩き。久々の山行となる二人の足取りはいかに。

10/5 6:33

一の沢登山口。トイレがあり売店などもあります。登山計画書もここで記載できます。

10/5 6:37

登山道を歩き始めます。しばらくそれほど勾配のないトレイルが続く。

10/5 6:49

枯葉が秋の気配を感じさせます。

10/5 7:11

けっこうコケ的なものも見られます。八ヶ岳っぽい。

10/5 7:44

ルートが沢沿いなので、ずっと横に沢が流れてます。休憩はだいたい河原で、が多かったですね。

10/5 8:02

今回初導入のGARMIN InReach Mini。新しくGPSログも担当してもらうため、今回テスト運用。GPSの拾う感度があまり良くない印象。

10/5 8:30

青空も見えてきています。ちょいと雲多めですが。

10/5 9:09

木々が黄色がかり、どことなく秋の山道といった雰囲気。

10/5 9:41

開けたところに出ました。ガスがかかってますがそれがまた良い感じ。

10/5 9:57

少しガスがかかっているおかげで、幻想的な光景にも出会えたりして。

10/5 10:33

ガスが晴れると、真っ青な空が。しかしあそこを登らなくてはならない。

10/5 10:48

山肌の木々が紅葉してきてます。来週がピークかな？

10/5 10:51

ここらへんつづら折りで高度を上げていきます。一気に高度感が出てきます。

10/5 11:01

常念岳らしき山体が見えてきた。

10/5 11:03

紅葉紅葉、みかけるとつい撮ってしまう。

10/5 11:49

丸太で組まれた階段多数。翌日の下山時には新しい丸太への付け替え作業やってました。

10/5 12:57

どんと見えてまいりました常念岳。立派な山容ですね。

10/5 13:04

稜線は近い。あとちょっとで景色が開けるハズ。

10/5 13:05

常念乗越に到着！　晴れてます！　そして風が強い。

10/5 13:06

槍から大キレットの眺め。これこれ、これを見たかった。

10/5 13:07

常念岳は片道約1時間。この日行くのはやめて…

10/5 14:18

はいジョッキビールで乾杯！　最高の気分。

10/5 15:29

テントは結構増えてきましたが、それでも空きがあったので、思ったよりテン泊の人は少なかったのかも。

10/5 17:10

夕日が沈む槍〜大キレット。常に雲がかかっててちと残念。

10/6 5:55

翌朝、雲間からなかなか出て来ず待ちわびた日の出を写真に収める人々。

10/6 5:58

常念岳山頂に向け、いざ出発。

10/6 5:59

今朝も晴れてます。晴れ間がもってくれますよーに。

10/6 6:03

朝日に照らされた雲海がなかなかすごい。

10/6 6:04

槍の頭は出てるんだけど、雲の影が邪魔をする。

10/6 6:11

ガスの上昇？に伴い、滝雲が発生。初めて見る人が感動してた。

10/6 6:13

せっかく朝日に照らされているのに、槍たちはいつまでも笠を被っておる。

10/6 6:15

横通岳の方は、ちゃんと焼けてきてます。

10/6 6:16

山頂までは、ガレ場ザレ場が多いです。

10/6 6:19

雲海が雄大で、何度も後ろを振り返ってしまう。

10/6 6:23

常念岳の影も映ってます。

10/6 6:23

常念小屋のところまでガスが上がってきてしまいました。

10/6 6:37

北穂のあたりかな？　左端に穂高岳山荘が見えますね。

10/6 6:50

太陽バックのシルエットでイケてる写真を撮ることをやたら要求するF氏。

10/6 7:01

だいぶ上り詰めてきました。常に雄大な景色を見ながら登れるって良いね。

10/6 7:04

三股との分岐点。蝶ヶ岳とセットで回る人はこっちですかね。

10/6 7:06

奥の方に見える独特の山容と立派な小屋は、燕岳ってすぐ分かる。

10/6 7:08

ゴールは近い！

10/6 7:20

常念岳山頂に到着！　ESMGさんのバーティカルリミット超え！

10/6 7:21

穂高岳方面。手前の屏風岩から涸沢カールへの地形がよく分かる。

10/6 7:21

右奥が乗鞍岳、左奥が御嶽山ですね。

10/6 7:22

奥に日本の屋根たちがぞくぞくと見えます。

10/6 7:22

しばし写真撮りまくりです。

10/6 7:26

蝶ヶ岳方面も、徐々にガスが上がってきました。

10/6 8:22

下山。ガスが中腹まで上がってきてしまい。この後はずっとガスの中。

撮影機器：

EOS R ボディ CANON

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 予備電池(1) カメラ(1) 地図(1) コンパス(1) 笛(1) ライター(1) ナイフ(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書(1) 雨具(1) 防寒着(1) 手袋(1) ストック(1) ビニール袋(1) 替え衣類(1) シュラフ(1) ザックカバー(1) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) テント(1) テントマット(1) ランタン(1) コンロ(1) ガスカートリッジ(1) コッヘル(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) ラジオ(1)

共同装備

車(1) ツェルト(1)

感想

G-BONSAI

今年何度も計画しながら悪天予報に泣く泣く延期続きだった北アルプス、常念岳にテント泊で行ってまいりました。今回、ESMGさんが北アルプスデビューということで、一の沢の登山口から登るスタンダードなルートを選択、景色を楽しみながらゆっくり登りました。

序盤は、ひたすら沢沿いを歩き緩やかに高度を上げる登山道。苔むす様子なども楽しめますが、さすがに10月だからか、登るにしたがって少しずつ黄色や赤の葉の色が増え、秋の気配が色濃く感じられるようになりました。途中まで晴れていたのですが、ガスに包まれる時間帯もあり、これがむしろ幻想的な風景を演出したりと、なかなか楽しませてくれました。

胸突八丁から先は、丸太階段やつづら折りの登山道で、一気に高度を上げていきます。ここでテン泊装備で稜線まで担ぎきるのが初めてのESMGさんは、やはり足にきた模様。自分も過去の経験則から、やみくもに足を上げて攣らないように気をつけました。ただ、自分の場合は睡眠不足からくる眠気との戦いがメインだったので、休憩のたびにここぞとばかり居眠りしてました(笑)。常念乗越に出ると台風の余韻か、風が強く、テントを張るのも一苦労でした。この日(5日)は小屋までとして、久々のジョッキビールで乾杯。思い切り爆睡して、翌朝に常念岳山頂に向かいました。

予報では日曜朝は微妙だったのですが、眩しい朝日に照らされながら、標高が上がるにつれパノラマが広がる中で登ることができました。ここは山頂までの道が開けていて、常時周りの山々のパノラマが拝める素敵な登山道でしたね。標高を上げていくとこれまで見えていなかった奥の山々も見え始め、過去自分が登った山など見つける楽しみ方もできました。

山頂からは穂高、大キレット、槍の他にもアルプスの山々が連なる景色と、雲海と滝雲も拝むことができました。天気が崩れることも覚悟していたので本当に良かったです。ちょっと槍は雲が被ってしまっていたのが残念ですが、まあ贅沢言ったらきりがないでしょう。

日曜は風もなく、山頂でいつまでも飽きずに景色を眺めて語らえる。そんなコンディションでした。今回も山の神に感謝です！

↓すべての写真はこちらに置いてあります
https://globalbonsai.myportfolio.com/2019-mtjonendake