達成!! ソロ日帰り 奥穂高岳!! ⇄重太郎新道
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,685m
- 下り
- 1,682m
コースタイム
河童橋 6:10
岳沢小屋 7:40 〜 7:50
紀美子平 10:00 〜 10:15
奥穂高岳 11:20 〜 11:40
紀美子平 12:45 〜 13:00
岳沢小屋 14:40 〜 14:45
河童橋 15:55
バス乗車 16:25
天候 | ・曇りの合間に青空、山頂風強し ・周囲の展望見えず、、、 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス:上高地往復2000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【上高地〜岳沢小屋】 ・特に危険個所なし 【岳沢小屋〜紀美子平】 ・ガレ場は登らず横断(○印を良く見る) ・登りではしっかり手を使えば危険ナシ 【紀美子平〜奥穂高岳】 ・同じく登りではしっかり手を使えば特に危険ナシ 【奥穂高岳〜岳沢小屋】 ・とにかく慌てずゆっくり… ・良く膝を使ってかがんで足を下ろす |
写真
感想
【いつか挑戦してみたかった日帰り奥穂】
・もともと月,火で五竜岳あたりにテント泊の予定だったが、相方の都合がつかなくなった為、
急遽これを決行することに!!
・いまいち自分のタイムも読めず、はたして帰りの最終バスに間に合うか…?
自転車で未明から上高地入りするべきか迷った…それなら時間の制約はないし…
が…やはり夜の釜トンネルを1人自転車というのはあまりにも怖いので却下、、、
・リターンする時間を逆算してあらかじめ決めて行けるところまでにする…に決定!
・AM1:30にバス乗り場駐車場に到着、AM5:00にアラームをセットし就寝…
・AM5:00に目を覚ますと、あれ?もうバス来てる…AM5:40始発じゃないの?
・早いバスに乗れればその分行動開始が早くなる!と思い、慌てて身支度しバスに駆け寄るが、
ギリギリ間に合わず、、、AM5:10発でした…
・次はAM5:25ということなので気を取り直す…
・穂高頂稜部にガスのかかった上高地に到着…AM6:10スタート!
・歩きながら考える…
6時スタートだとして最終バスは17時だから猶予は11時間…
登り,下りに振り分けるなら、登り6時間,下り5時間てとこかな?
だとすると山頂には遅くとも12時には到着しないとならない…
とにかく、もし山頂まで届かなくとも12時リターンを心に決める!
もしくは紀美子平に着いた時間次第で前穂に切り替える!
・まずは岳沢小屋まで標準2h30mのところをどれくらいで行けるか?
気持ちが焦って急ぎ足になってしまう…
・途中、先行していたオジチャンに追いつく…小田原からだそうだ…
今日は奥穂を越えて穂高山荘までだという…お互い頑張りましょう!
・さすがに連休最終日、下山者とたくさんすれ違う…
2年振りのソロなので、人が多いと心強い!
・AM7:40、岳沢小屋に到着、1h30mで来れた!
まぁ前半あまり傾斜キツくなかったからかな?
岳沢小屋から奥穂までおよそ5時間だからここから先も標準タイムより縮めて行かないと
山頂に辿り着かない…はたしてこの急傾斜の重太郎新道でそれが出来るか、、、?
・岳沢小屋で腰を下ろして休憩…「岳沢万年雪の水」というのがある…
チップを入れて、半分になったペットボトルに注ぎ足す…
・いよいよ重太郎新道へ…紀美子平まで標準3時間…
ここが縮まるかどうかが今回のキーポイントになるだろう…
・岳沢小屋を出てすぐ道を間違えてしまう…横切るはずのガレ場を登り始めてしまった…
正規ルートを見つけ真っ直ぐ向かおうとすると、岩をガラガラさせてしまうので
間違えた地点まで下りる…
・少し登った先で小休止…すると小田原のオジチャンがやってきた!速い!
・まだまだ下山者のグループが何組もやってくる…ここの下山は大変そうだ…
・出だしで頑張りすぎたせいか、まったくペースが上がらない、、、
・“カモシカの立場”や“岳沢パノラマ”がなかなか見当たらない、、、
どうやら重太郎新道は思うように進めていないようだ…紀美子平には何時に着くことやら…
この頃から奥穂を半ば諦め、前穂に切り替えた場合のレコタイトルを考え出す…
・道を譲って下山者を待つ…下りてくる男性3人組に「紀美子平を何時頃でました?」と尋ねる…
「30分前くらいかな」とのこと…(30分?下山に難儀するこの道で30分なら登りも
30分で行けるのでは?だとすると思いのほか早く紀美子平に到達出来る!?)
男性の1人から「今日はどちらまで?」の問いに「日帰りで上高地へ下りる予定です」と答える…
「前穂?」「いえ…奥穂まで…」「奥穂!?」
「行けるかわからないですけど一応12時になっても着かなければそこで引き返すつもりです!」
「『うん、そうやって時間を決めておくといいね!』『お利口さん!』」などと笑顔で
言ってもらえたのが嬉しかった…心配してくれてるんだと感じました…
改めて、山ってこういう何気ないやりとりがホントに嬉しく思える場所ですよね~!
その方たちからエールをいただいて歩を進める…
下山者に道を譲りながら30分登り、岩陰から表へ出ると途端に紀美子平だった…
・「紀美子平だ!」思わず声を上げる…3時間のところ2時間ちょいで着いた!
時刻はAM10:00、奥穂に行ける!
・ザックを降ろし座りこんで食事休憩…奥穂から西穂への稜線がキレイに見える!
休憩中の人たちも多いが、デポされたザックの数も多い…
前穂を見上げるとたくさんの人たちが取り付いている…
・手短に休憩を終え、モチベーションを引き締め、いざ奥穂高岳へ!
・紀美子平から奥穂までの標準タイムは1h50m、この通り行っても間に合う!
・賑わっていた紀美子平から一変して、あまり人がいない…
・奥穂の上は青空…そのままでいてくれよ…!
・近いようでなかなか届かない奥穂…(もう射程距離じゃん♪)なんてニヤついてから長かった…
・強い風に時折帽子を抑えながら、もう山頂は目の前…!
・AM11:20、奥穂高岳登頂────!!!!
思っていたより早く到達できた!
・強風ガスガスの山頂には愛知から新穂高経由で来たという男性1人…
この風の中「写真撮りましょうか?」と声掛けてくれた…順番に撮りっこする…
・あいにく展望はまったく利かず…見えるのはジャンダルムだけ、、、
でも今日は登頂することが目的だったので、満足感でいっぱい!
・愛知の人が下りて行った後、水だけ飲んで自分も下りる準備をする…
風が強く寒いのでゆっくりもしていられない…時間の制約もあるし…
北稜から若い男女ペアが上がってきた…今朝は北穂高小屋からスタート、
槍ヶ岳からの縦走だという…カッコいいぜ…!風が強くあまり会話にならなかった…残念、、、
・強風の中ハナミズが止まらず、写真撮影を申し出てあげることが出来なかった…ゴメンナサイ…
・山頂には20分の滞在で下山開始!AM11:40、バスには充分間に合いそうだ!
・時間には余裕がありそうなので下山はゆっくり慎重に行くことにする…
・奥穂直下を下り終え、紀美子平へのトラバース中、朝会った小田原のオジチャンに会う…
(良かった、無事歩を進めてたんだ)しばらく姿を見ていなかったから心配だった…
お互い気付いて声を掛け合う…途中で追いつかれたとき「やっぱり奥穂は無理そうなので
前穂にするかもしれません」と言っていたので「やったじゃん!」と言ってくれた…
オジチャンは奥穂を越えて穂高山荘まで行く予定…「風が強いので気を付けて下さい!」と
お互いの健闘を讃えながら別れる…
・2,3組とすれ違いながら紀美子平に到着…風もなくゆっくり食事休憩…
・“ザックをデポし前穂に行っている連れを待っている”というオバチャンはなんと群馬から…お隣です!
しかも今回は槍ヶ岳からの縦走だという…すごい、昨日,一昨日は非常に天気が良く、
展望もバッチリだったとか…それなら良かった!
・PM1:00、重太郎新道の下山を開始する…登りの時間を考えれば、残り時間で充分バスに
間に合いそうなので、慌てずゆっくり行く…
・すっかり姿を現した明神岳と焼岳を眺めながら下る重太郎新道…
“雷鳥広場”,“岳沢パノラマ”,“カモシカの立場”ちゃんとあった…登りでは全然気づかなかった…
・遠く先行する下山者が小さく見える先に岳沢小屋の赤い屋根が見える…
・重太郎新道では誰とも会わないまま岳沢小屋に到着…
PM2:40、これなら余裕で上高地に帰れる…
・5分の休憩の後、上高地へ向けてのラストスパート!
思いのほかサクサク歩ける!ナナカマドの赤い実が艶やかでキレイだ…
・PM3:55、上高地に無事帰還!達成感たっぷり!
・すぐさまザックを降ろし向かう先は「上高地ソフトクリーム」!!
いや~この御褒美たまりません…!早く下りれて良かった!
・バスターミナルに向かい、PM4:25発に乗車…
今日の運転手さんはマイクでいろいろアナウンスしてくれました…
川向こうの崖に露天風呂があることや、旧・釜トンネルの怖い話など…
トンネルを抜けると空席に人が増えてるんだそうです、勇気ある方は行ってみてとのこと…
・沢渡に着いてバスを降りると、足がガタガタになっていた…
16日に岳沢から登って、穂高岳山荘にテン泊してました。
「健脚の方なら、奥穂まで日帰りピストンできそうだなー」
と思っていましたが、やはりいましたね♪
おめでとうございます!
コメントありがとうございます! (_ _)
どうやら連休中の穂高の山頂&山荘はエラい混雑のようですね…
すごく伝わってきました…自分いつも平日なもんで…
それにしてもテント泊での食事の力の入れっぷりに感服です。
重いザックでの重太郎新道、大変にお疲れ様でした!
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