開通ほやほやの浪江駅から、うつくしま100を2座（懸の森山、国見山）

2020年03月15日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 46.5km
• 登り: 1,896m
• 下り: 1,876m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

22:00 懸の森山
22:00 懸の森山

浪江駅 8:55
桃内駅 9:33
大穴登山口 11:02
懸の森山 12:05
国見山 14:23
高倉ダム 15:14
原町駅 16:18

天候

晴時々曇

アクセス

利用交通機関：

電車

2020.3.14につながった常磐線

写真

3/15 6:14

本当は昨日乗りたかったが、雨だったので3.15乗車。いつかは浜通りを脚でつなげたい。

3/15 7:44

いわき駅の電光掲示板。確かに原ノ町行きだ！

3/15 8:40

一番汚染度が高かった大野駅。オフサイトセンターもすぐ近く。しかし、下車しても駅周辺しか歩けません。

3/15 8:52

浪江駅で下車。たくさんの観光客でにぎわっている。

3/15 9:23

浪江町から南相馬市へ。これも将来への布石。

3/15 9:35

きれいな桃内駅。行き違いのため、特急も運転停車します。

3/15 10:43

懸の森山登山口の看板

3/15 10:44

きれいな紅梅。でも車で駐車場へは行けませんのでご注意。

3/15 11:17

落枝が多いものの道は明瞭

3/15 11:37

鉄塔展望台から

3/15 11:38

鉄塔の先には福島第一原子力発電所が見える

3/15 11:52

昨日降ったばかりの雪が現れる。普通の靴だったので、染みてくる。

3/15 12:07

懸の森山山頂到着。真新しい標識

3/15 12:08

懸の森山からの眺め

3/15 12:31

横川ダムへ下ります。鉄塔巡視路も兼ねていて歩きやすい道

3/15 12:46

ここに出てきた。林道はボロボロ

3/15 13:11

横川ダム

3/15 13:48

横川ダムから北に入った林道はズタズタ。なんとか乗り越えていきます。

3/15 14:10

標高が上げるとここにも新雪。もちろん人が歩いた形跡はない。

3/15 14:16

国見山登山口の山の神

3/15 14:25

登山口から10分で国見山頂上。

3/15 14:26

国見山からの眺め。南相馬市がよく見えます。

3/15 15:12

高の倉ダム。エメラルドグリーンっぽい色。

3/15 15:22

ダムを渡って道路を下っていくと、これまでにない被害っぷり。突破してから振り返って撮影

3/15 16:19

ヨークベニマル経由で原ノ町駅到着。

3/15 16:20

駅舎内は、全通を祝う飾りつけ。観光客もたくさん。自分もその一人。

3/15 16:21

ちょうど、ひたち号仙台行が入線。地元の人達が「電車、長〜い」と言っていたのが印象的。

3/15 16:26

原ノ町での青い常磐線。本数は多くないが、原ノ町から水戸行もあります。

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

感想

mnakano

2020.3.14に常磐線が「つながる」というポスターがしばらく前から駅に貼りだされていて、できれば3.14に行きたいと思っていた浜通りの里山。残念ながら3.14は雨だったので一日遅れでの訪問になった。
9年前の3.15は、原発が危機的状況になったため大熊町のオフサイトセンターが解散し、環境放射線モニタリングに動員されていた自分も福島から逃げ帰った日であるが、オフサイトセンター至近の大野駅は真新しく改装されていた。ただ隣接するホテルは昔のままで、いいホテルだったのに廃墟になっていた。
かつての修羅場体験が頭をよぎるが、電車は何事もなかったかのように浪江駅に到着。いつの日か富岡から浪江まで自分の脚でつないでみたく、浪江駅から走り出すが、浪江駅付近はまだまだ復興には程遠く、空き家が8割。
山も人影がなく、新雪の積もった懸の森山の足跡は動物のみ。国見山も一人だけ人間の足跡があったが、出会うことはなかった。道中の道のりでは、昨年の台風の影響か、至る所で道路がかなりやられていたが、復旧する気配は全くない。
本当に日本は自然災害が多い国だとつくづく思ったのだった。