桜満開、人は疎らの熊野古道（新宮〜那智〜本宮〜田辺）
cyuusan
- GPS
- 80:00
- 距離
- 96.3km
- 登り
- 4,636m
- 下り
- 4,586m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:35
- 山行
- 11:15
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 12:15
- 山行
- 11:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 12:45
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:10
| 天候 | 1〜3日まで晴 最終日は曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
那智から本宮は山ヤ向き、本宮から滝尻までは観光向きと軽く考えてましたが、野中（近露から熊瀬川間は車道歩き）地区を除き立派な山歩きコースです。 ウォーキングなら滝尻から田辺が楽しいかもです。 |
写真
他にパンダ車両もありました
古道は道標がしっかりしてますが、一番役にたったのはこの案内（皆さん歩きたい方向はさまざま 間違いそうにな場所につけられていてわかりやすい）
2
こんなとこ誰も来ないと思ってたら、星空ウォッチにGoodなようで
40年前はこのダンロップのテント一色だったですよね。さすが MADE IN JAPAN
そうか。古道＝信仰の道と考えてたけど昔の幹線道路え、新宮から田辺まで〜と感心されるけど普通の事だったんですね。昔の人はすごい。
1
え、新宮から田辺まで〜と感心されるけど普通の事だったんですね。昔の人はすごい。
世界遺産のために造ったか
今日はここでお世話になろおっと。
三軒茶屋で泊まった御礼を入れるとこ気つかなかったのでここで
発心門王子から猪鼻王子へう回路を案内されます。正しくは右の車道ですが、誤って中央（下方向）の車道へ入り通行止の場所へ行く事になったけど抜けられました。
1
今まで知らなかったけど、阿倍野区の清明通り、王子神社ってここからきてるんですね
だって昨晩はラーメン、朝はカレーのルウだけだもん
なので、
ビールは2本目 ヘロヘロなって歩けなくなったらどうしよう
駐車場にテントを張るのもなんなので、外の休憩所（屋根と風除けあり）で野宿
ラッキーな事に朝は小雨に（まさに霧の里）
本宮からずっとですが、地元の方は、じいさんばあさん、警備員の方も子供達も、私達にしっかり挨拶してくれます（都会じゃ寂しくなりましたね）
感想
休みが4日とれたので、少し前に思いついた熊野古道中辺路へ
計画では滝尻から入って那智までと考えていたのですが、朝に余裕をもって起きたものだから逆に余裕を持ちすぎて、もう少しで駅に着くという手前で電車がホームに入ってく・・ え！え！あ〜れ〜
電車は天王寺からの快速にちょうど合うように考えていたので当然間に合うはずもなく、泣く泣く特急券を買って「くろしお」で紀伊田辺へ行く事に。
けど乗っている間にふと、天気は後半悪くなるが一番見たいのは那智の滝。どうせ特急に乗るなら、勝浦まで行っても特急料金に大差はないと、逆コースを思い付き車内で切符変更
そして田辺に近づき、考えてみれば熊野詣は速玉神社がスタート。勝浦から新宮まで電車で15分程度なら2時間ちょいでいけるか（じっくり考えたらそんな訳ないやろ）と思いつき、新宮をスタートとする事にしました。
速玉大社は、山レコで調べるまで知らなかったんですが、結構立派な神社で驚きでした。
ただ、新宮から那智まではあまり見どころ（海岸線は綺麗ですが）が無く、バスに抜かされる度に「乗ったらよかった」と思うものの、ここまで来たんならそのま歩いちゃえとしましたが、どちらかといえばこの間はバスで移動（30分に1本程度と結構多く走ってます）するのががいいかと思います。
おかげで那智の滝に着いたのが陽が傾いてからだったので、もひとつ荘厳な滝の景色は拝めなかったので残念。
那智大社から熊野本宮までは、大雲取越、小雲取越と歩きごたえのある道が続きます。
ところで、歩いている途中、ふと仕事で言い残した事があるのに気づいたので連絡しようと思ったけど、スマホの電波を使うとバッテリーが足らなくなるため、小口に着いて公衆電話を探して電話をかけたけど、どんどん10円玉が消えていく。携帯でどこにかけても値段は同じに慣れてしまったけど、固定電話の料金体系って変わってないんですね。そうそう、昔は夜に大量の十円玉を持って電話してましたね。
さて熊野古道は世界遺産だけあって、道標はしっかりしていて道に迷う事はほとんどありませんが、なぜか本宮（速玉も）境内や周辺には古道への案内が少ない（古道へは社務所の手前ではなく正面を入るが正解です）。
強引にこっちと思った方向に行ったらいいんでしょうが、少しはずれるとヤマレコマップに「ルートからはずれました」と叱られてしまう。便利になると逆に感が鈍ってしまうというのも考え物ですね。
本宮から滝尻へは、まあ観光地に毛がはえた程度と軽く考えていたんですが、なんのなんの。立派なハイキング道です。だって、本宮は山奥のイメージがあるけど標高は100mちょい、そこから700m級の山を2つ越えるんですから。
特に今回は約30年ぶりのテント山行（しかも買い替える金も無いので40年前に買った3・4人用）。3日目となると重さもこたえ、足の裏も傷んできたので結構こたえました。
最終日は、滝尻近くまで行っていたので、せっかく新宮から歩いたんだから、できれば田辺までと思ったんですが、夕方には大阪に帰らないといけなかったので、残念ながら鮎川王子でタイムアップ。路線バスに乗り、快速に乗って足をひきずりながら帰阪しました。（駅に着いたのでスマホの機内モードを解除したら用事が無くなったのが判明 あ〜、あと4〜5時間で完走できたのに）
結果的に見れば、新宮から田辺へ抜ける方が、途中で切り上げてバスに乗るのも容易だし、こちらから歩くのが正解で良かったなと思いました。
それにしても桜も満開、暑くも寒くもない（初日の夜は2度と少し寒かったけど）最高の時期にお客さんが来られないって本当に悲しいですね。
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