不動岳
コースタイム
07:30 不動岳登山口
10:15 鎌薙
11:20 鹿の平
12:00 不動岳
−12:30まで休憩−
12:35 不動岳北尾根の展望場
12:45 不動岳→下山開始
16:05 不動岳登山口
17:35 戸中川林道ゲート
天候 | 晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道の状態は想像以上に良く、普通車でも走行可能です。 水窪の市街地に着いてからも結構時間がかかるので注意です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「ルートについて」 ・登山ポストは林道のゲートにあります。 ・最初は林道歩きです。ひたすら歩きます。多分7kmくらいです。 ・登り始めはジグザグのつづら折りになってます。曲がるポイントを間違えると迷います。注意して歩きましょう。初めのつづら折りのところは若干赤テープ薄めの気がしました。 ・つづら折りを抜けると開けた尾根に出ます。ここは登りは東に進めば問題なく進めますが下りはどこから登ってきたかわからなくなる可能性があるので気を付けましょう。 ・その後はヤブが続いて稜線に出ます。稜線を右(南)へ行けば鎌薙、左(北)に行けば鹿の平です。稜線に出てからは山頂までヤブが続きます。稜線の西側が登山道になってるのでそこを歩きましょう。私は登り全く道に気付かずひたすらヤブ漕ぎしてました・・・なんというタイムロス・・・ ・鹿の平を越えてひと頑張りすれば山頂です。山頂よりももう少し北に進んだところの展望が良いので是非そこまで行くことをオススメします。 「危険個所について」 ・上に行くほどヤブが濃くなり、正規の登山道から外れやすくなります。実際尾根沿いに一本道なので迷いはしませんが正規のルートを使わずヤブ漕ぎを強いられると体力的・精神的にきついです あと私はヤブの中に落ちてた木の枝で転んですねを切りました。ヤブ漕ぎするときは足元をよく見ましょうという教訓になりましたよほんと・・・ ・寄り道で鎌薙に寄りましたが、噂に違わず本当に危ないところでした。狭いだけでなくもろいため一瞬でも足を滑らせたらアウト!突風が吹いてもアウト!そんな場所です。越えれば丸盆岳方面にかなりショートカットできますがそこは自己責任でよろしくです。 「下山後の温泉・飲食店について」 ・温泉は山王峡温泉があります。でもここは営業時間が短いのであらかじめ時間を調べて行くのがベターです。 ・水窪の中心部に「国盗り」っていうお土産屋兼食事処があります。ここのお蕎麦はおいしいです!あと、たしか鹿肉定食とかもあったと思います。 ・兵越峠を越えて長野県に入ったところに道の駅遠山郷があります。ここはかぐらの湯っていう温泉もレストランもあります。 |
写真
感想
まぁーーーしんどかった!でも、今まで登った山でもトップクラスの楽しい山行だった!登った感想はこれにつきる!!
不動岳はシビアな山−ヤマケイの分県静岡県の山の不動岳の頁にはそう記されています。
まさにその通り、不動岳が位置する南アルプス深南部はあまり登山客が多くないのです。ただ、不動岳はその中では比較的よく登られているとはいえ、赤テープは多くはないし、ルートもヤブが多い。さらには林道を2時間程度歩かなくてはならない少し(いやかなり?)面倒な山です。
実は、登る前まで
「おれ、明日本当に不動岳登るのかなぁ?」
「冷静に考えてみれば日帰りだとコースタイム10時間くらい?浜松の自宅からだと何時に起きればいいんだ?」
「午前2時半・・・?絶対無理!」
「そうだ!仕事終わってから車中泊すればいいんじゃね?水窪ダムとかで」
「でも夜のダムってお化け出そうで怖い」
・・・とかで前日までうだうだしたけど、結局午前2時半に起きて3時に出発。真っ暗な水窪ダムを越えて(やっぱりこわいー)、戸中川林道のゲートになんとか着いたのです。
初めの林道歩きは思いのほか楽しかった。暗いうちはヘッドランプ装備でナイトハイク気分♪日が出てからは紅葉を撮ったりしながら進んでいったら意外と早く登山口まで着きました。
登山道に入ってからは多少迷ったものの、無事に稜線まで出ることができた。ここで前から見たかった鎌薙を見に行く。行けるとこまで鎌薙を攻めてみたけどやっぱり本当に危ないのね。ここを通る人をたまに他人様のブログで見るけど「うはぁ・・・クレイジーだなぁ・・・」と思わざるを得ないのです。。。
そして鹿の平に向かいます。よくここは「山上の楽園」って言い方をしますがほんとーに美しい。もしもロープウェイが通っていたとしたら、水窪を代表する観光地になっていたんじゃないかなぁ。まーロープウェイ通ってたらそれはそれで価値がかわっちゃうんだろうけども。
そして山頂へ。山頂からの展望は良いですがそのもう少し北に行ったところはもっと展望が良いです。山頂から5分かからないくらいなので絶対そっちまで行ってみるべきです。
まとめると、今回の山行は運良く紅葉も綺麗で、天気にも恵まれ展望も良く、登山としてもどっしりとした登りごたえのあるとても思い出深いものになりました。
ただ、林道歩き含めコースタイム12時間かかったので(朝5時半スタート夕方5時半着)次は鹿の平に一泊してゆっくり星空の写真を撮ってみたいですね。
大変だったけど、
「今度、また来よう。」
と、そう思える山でした。
Hindi_Suwaさん、こんばんは
土曜日お会いした者です。
だだでさえ滅多に人に会わない山でお会いしたのがヤマレコの方だったとはビックリです。
不動岳、なかなか手ごわい山でしたね。
笹の中の倒木には私も何回かやられました、気をつけてはいるんですけどね。
紅葉の写真はなんとか間に合いました。
>yasuborn様
こんばんは!
実は鹿の平について、不動岳を見上げて心が折れかかっているときにお会いしてかなり助かりました。
ヤブの倒木で足を少し切ってタイツを破いてしまいまして(笑)
不動岳、手ごわかったですね。でも南ア深南部は面白いので近いうちに寸又峡へテントかついで行こうと思います。
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