記録ID: 244762
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ハイキング
近畿
大阪から歩いてお伊勢さん6★伊勢本街道3(多気宿→多気駅)
2012年11月11日(日) [日帰り]
- GPS
- 10:13
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 221m
- 下り
- 526m
コースタイム
06:30 民宿なかや
↓
08:30 櫃坂道入口・峠集落
↓
09:15 櫃坂道下・仮設トイレ
↓
11:10 柿野神社
↓
12:20 大石宿・三重交通バス停
↓
13:55 津留の渡し跡
↓
15:40 四疋田の常夜灯
↓
16:00 相可宿・道標付近
↓
16:50 池上集落(ここで街道離脱)
↓
17:05 多気駅
天候 | 雨 時々 大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
★スタート地点 民宿「なかや」 公共交通機関が皆無に等しいので 今回は街道沿いにある古民家改造の宿を利用しています。 ★ゴール地点 JR紀勢本線多気駅 徒歩15分 特急、快速が停車し便利な駅でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大阪から伊勢神宮へ続く伊勢本街道。 今回は登りは少なく下りが多い区間です。 難所の1つの櫃坂があります。 ・装備 靴は峠では山道を歩くので 軽登山靴程度はあったほうが良いかと思います。 ・飲食物 飲食物は峠区間を除くと 適度に飲み物の自販機はありました。 パンなどは個人商店で購入できると思います。 ・トイレ 今回一番困ったのはトイレでした。 前日の行程と比べると設置場所が少ないようで 前もって調べて計画的に歩かれるとよいでしょう。 ・ルート 道しるべなど案内板は少ない感じで 現地で悩む箇所が多くありました。 基本的なルートは 大阪玉造稲荷神社で購入したマップと 三重県の街道マップも合わせて参考にしています。 http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/walking/index8.htm そして現地の案内看板も参考にして それらを総合した上で歩いています。 ★多気宿→柿野神社 宿を出るとしばらくは一本道。 (写真3)で国道へ上ります。 国道はこの先に狭隘区間がある影響か 交通量は少なめです。 国道沿いには旧道の名残が何箇所かありました。 (写真4)、(写真5)、(写真7)、 それぞれ国道と再び合流する形になっています。 (写真8)は松阪市と美杉町との境付近。 昔の橋は現在のものより左側にあったようです。 橋の下には豪快な石の地形が楽しめました。 櫃坂は街道の中での難所の1つ。 峠の集落(写真9)は廃屋が目立ちます。 本来の櫃坂は旧伊勢本街道にあったそうですが 今回は江戸時代からの伊勢本街道の櫃坂道で下っています。 櫃坂道の入口(写真10) ここから山道になり狭い下り坂が続きます。 途中に大きい堰堤があり街道は工事の影響で その辺りで消滅してしまっています。 下りきると旧伊勢本街道との追分(写真13) この辺りでは旧櫃坂を古坂道と呼んでいました。 (写真14)には堰堤で消滅してしまった街道の部分です。 古い石垣や家の跡が多く残っています(写真15) 街道ウォーカーのための簡易トイレ(写真16) スタートしてここまでトイレがなかったので貴重です。 旧道を道なりに進むと 右手に木材加工工場が見えてきます(写真20) ここを右折し常夜灯を見て進むと川沿いの道に出ます(写真22) 川沿いの道はやがて国道と合流し (写真23)地点で旧道へ入っていきます。 500mほど進んだ地点で左斜め上の道へ(写真24) 車道より少し高台の道を進んでいくと柿野神社です。 ★柿野神社→津留の渡し 柿野神社の境内を出て(写真26)で左折します。 旧道を進み宝積寺の横を通り国道に出ます。 ちなみに境内には道標が移設されていました。 国道に出て櫛田川に沿って進んでいきます。 (写真29)で斜め左上への旧道へ。 やがて国道と合流し(写真32)で大石宿へ。 大石宿には石積みに埋め込まれている 珍しい道標がありました。必見です(写真33) そのまま旧道を進み国道と直交します(写真34) (写真35)で左斜めの道を行き再び国道へ。 (写真37)で右斜め方向の旧道へ入っていくと 三重交通大石駅の跡があります(写真38) ここからは松阪へのバスが多く出ているようです。 (写真39)で左斜めへの旧道へ。 資料によってはそのまま真っ直ぐというのもありますが (写真40)の雰囲気を勘案すると左斜めが正解かと思います。 (写真41)は和歌山街道との分岐点。 ここには道しるべがかかれたお地蔵さんがおられます。 お地蔵さんを左に見て信号のある交差点を左折。 ゆるやかな勾配のある道に入っていきます(写真42) 下り坂の途中にある分岐点を左へ(写真43) 再び車道に合流し(写真44)のバス停の先を斜め右へ。 ここから津留の集落に入っていきます。 津留の渡しへは(写真45)で右折します。 真っ直ぐ行くと橋ですが(写真46)で左斜めに行くと かつての渡し場に行くことが出来ます(写真48) 橋を渡り反対側の渡し場が(写真50)になります。 ★津留の渡し→多気駅 一本道を進んでいくと 右下に自然に湧き出てる池があります。 ここはかつて旅人の水場でもあったそうです。 池の横に下りて狭い道を進んでいきます(写真51) (写真52)の先に道標が書かれたお地蔵さんがあるので そこを左折し車道と直交します(写真53) 伊勢自動車道の下をくぐり(写真55) また一本道でしばらく進んでいきます。 津田の集落のあたりの分岐点を右へ(写真58) ここには伊勢本街道の案内看板がありました。 農道のような道が続いて道なりに行くと 再び車道と合流します(写真60) (写真61)の四疋田のバス停の先で 左斜めの旧道を進みます。 この交差点の右側には立派な常夜灯があります。 見落としがちになるのでご注意ください(写真62) 相可の集落は熊野街道との交点に位置しています。 交点には道標があり名物も売っていました(写真65) 真っ直ぐ道なりに進むと 信号のあるT字路にぶつかり(写真67) JRの踏切を渡ります(写真68) あとは街道のゴールまで一本道。 今回は(写真70)の池上集落で終了し 集落を左へ曲がり15分ほど歩くと多気駅です。 |
写真
感想
大雨の道中になりました。
カッパ上下に傘は
装備としては最強ですね。
普段どおり歩くことができています。
今回の難所は櫃坂道でしたが
昔から恐れられていた峠だけに
1人だとちょっと怖かったです。
霧も少しかかっていて
雰囲気抜群(^^;
雨の日で困ることといえば
・写真撮影(暗いのでブレてしまいがち)
・靴のぐちょぐちょ対策
前者はレンズが明るいのに買い替えたらいいのですが
後者はいつも悩みのタネになっています。
どなたか
雨の降りの中35km歩いていても
中がぐちょぐちょにならない対策ご存知でしょうか(^^;
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/353846227.html
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