和名倉沢〜和名倉山〜市ノ沢「日帰り」（2007.6）

2007年06月24日(日) [日帰り]

• GPS: 10:40
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,697m
• 下り: 1,682m

コースタイム

三峰道路分岐駐車帯4：40-5：10和名倉沢入渓点-6：40通らず-7：00船小屋窪出合-8：10多段１２ｍ滝-9：10３段２５ｍ滝上-10：10登山道-10：40和名倉山11：20-11：30市ノ沢下降点-14：50大洞ダム-15：05大洞林道-15：20三峰道路分岐駐車帯

天候

くもりから小雨

コース状況／危険箇所等

白山書房「東京周辺の沢」によると、和名倉沢の日程は１泊２日ですが、日帰りにしたため、ポイントとなる滝などの悪場の通過は早くて確実な方を意識して登りました。
結果、高巻きしたところが多かったです。この沢は釣人も入るようで、高巻ルートは概ね分かりやすいと思います。
登山道に出てからは赤テープがありました。
和名倉山へは将監小屋から往復する人が結構いるようで、当日も頂上でご夫妻？の登山者に会いました。この方面の道はよく整備されているようでした。
また、大洞林道から仁田小屋尾根を経て和名倉山へ至る登山道が整備されたようです。
市ノ沢の下降は特に困難なところはなく、巻道も分かりやすかったと思います。ただし、とても長く感じました。
大洞林道はデポした自転車で車まで戻りました。
なお、和名倉山については「すうじい」さんのサイトがとても参考になりました。
http://www.h3.dion.ne.jp/~suji/geowanakura.html

写真

弁天滝２段１５ｍ。右から巻きました

通らず入口。水線右を

通らず上部。この先にすぐ大滝がある

大滝が見えた

大滝２段５０ｍ。右から高巻

船小屋窪の滝。登ってみたいと感じたが...

３段１５ｍ滝。右壁を中段まで上がってみましたが、その先は怖いので止めました

多段１２ｍ滝。これも途中まで登りましたが...

もうすぐ源頭

登山道に出たところ

展望無しもこの山の持ち味かな

市ノ沢下降点までの尾根道

市ノ沢下降点付近

市ノ沢上流の渓相

市ノ沢中流部のゴルジュ付近

大洞ダム

感想

moko

和名倉沢は昔から気になっていた沢だが、ガイド本などで日程が１泊２日となっており、なかなか出かける機会がなかった。
せっかく沢で泊まるのであれば、もう少し遠くへ行きたいし、焚火の夜には仲間とその日の手応えなどを肴に旨い酒が飲みたい。という訳で、１年で一番日の長いこの時期を待って日帰りすることにした。
和名倉山は迷いやすいというイメージがあって、しかも下降を沢にしたので日没までには下山する必要があった。時計を気にする山というのも、我ながらどうなのだろうか？と思わないではないが、ひとりなのだからそれも良いだろう。
当日、天候は曇りから小雨と今ひとつだったが、それも奥秩父の森の風情と和名倉の山深さを一層引き立てているかのようで、なかなかに味わい深い山行となりました。