ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 276037
全員に公開
ハイキング
中国

秋吉台 - 山焼き後のぶらぶら歩き

2013年03月11日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:07
距離
6.3km
登り
191m
下り
184m

コースタイム

【12:10】長者ヶ森駐車場
【14:10】地獄台【14:36】
【14:44】冠山【14:52】
【15:17】長者ヶ森駐車場

※地獄台は山頂?という、はっきりした範囲が判らないので概ねの滞在時間です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
◆山焼きが終わった秋吉台は歩きやすいです。
散策路でない所でも、この時期ならヘッチャラですが、燃えたススキなどの炭で、靴やズボンは真っ黒けになります(笑

◆ドリーネの底には規模は異なるものの、竪穴・斜穴が発展した洞窟が存在しており、その多くは堆積物などで塞がれて洞口が見えないため、非常に危険とのこと。特に危険が認められる場所はフェンスで立ち入りを禁止されていますが、未知の危険個所がないとは言い切れませんので、フェンスの有無や規模の大小を問わず、ドリーネには立ち入らない方が良いのかもしれません。

◆北山の南斜面などは植生復活のために立ち入りが禁止されています。
長者ヶ森の駐車場から出発
3
長者ヶ森の駐車場から出発
荒涼とした大地という雰囲気
1
荒涼とした大地という雰囲気
大小様々なドリーネがあります
これは『陥没ドリーネ』というのかな?
大小様々なドリーネがあります
これは『陥没ドリーネ』というのかな?
中国からの迷惑者その1(黄砂)は来ていないようです
5
中国からの迷惑者その1(黄砂)は来ていないようです
中国からの迷惑者その2(PM2.5)も来ていないようです
3
中国からの迷惑者その2(PM2.5)も来ていないようです
抜けるような青空です
4
抜けるような青空です
まるで秋のような空
8
まるで秋のような空
おむすびー
別の星みたい
ススキ?の燃え残り
4
ススキ?の燃え残り
「ざざざざーっ!」って音がするけどなんだろな?と思って、周囲を見回すと...
わっ!竜巻?いや、そこまで大きくないか...
4
「ざざざざーっ!」って音がするけどなんだろな?と思って、周囲を見回すと...
わっ!竜巻?いや、そこまで大きくないか...
つむじ風が、徐々にこっちに近づいてきます
3
つむじ風が、徐々にこっちに近づいてきます
明らかにロックオンされてる気がしますけどーっ!?
一直線にこっちへ向かってきます!
2
明らかにロックオンされてる気がしますけどーっ!?
一直線にこっちへ向かってきます!
ぶわーっ!
この直後に身を翻して退避〜!
辛うじて直撃を避けました
4
ぶわーっ!
この直後に身を翻して退避〜!
辛うじて直撃を避けました
山焼きからひと月も経たないですが、新しい命が芽吹いていました
1
山焼きからひと月も経たないですが、新しい命が芽吹いていました
フキノトウ
遠くには、東鳳翩山&西鳳翩山も見えてました
2
遠くには、東鳳翩山&西鳳翩山も見えてました
地獄台へと登ります
3
地獄台へと登ります
雨に浸食された石灰岩の模様
3
雨に浸食された石灰岩の模様
彫刻刀で削ったみたいです
1
彫刻刀で削ったみたいです
地獄台から見る花尾山(669.1m)
4
地獄台から見る花尾山(669.1m)
地獄台から見る桂木山(701.6m)
地獄台から見る桂木山(701.6m)
カルスト台の石灰岩を『羊の群れ』と形容しますが、これはちょっと羊には見えないですね(^^;
5
カルスト台の石灰岩を『羊の群れ』と形容しますが、これはちょっと羊には見えないですね(^^;
険峻な峰(笑
地獄台を振り返る
1
地獄台を振り返る
大根おろすのに良さそう
2
大根おろすのに良さそう
帝国陸軍の演習場だったんですね
1
帝国陸軍の演習場だったんですね
秋吉台にも冠山(377m)があったんですね
6
秋吉台にも冠山(377m)があったんですね
大崩山?違います
4
大崩山?違います
牧歌的な一枚

感想

今日は中国からの黄砂&PM2.5の心配の無いイイ天気。

どこに行こうかと考え、未だ登ったことのない秋穂の大海山の地図を眺める。
うーん、決め手に欠けるなぁ。
弟に借りた広角ズームレンズを使いたい&効果的な使い方を勉強したいと思い、ここは秋吉台に行ってみようと気持ちが固まった。

自宅から25分ほどで秋吉台に到着。
昨年の秋に娘と来た以来。
あの時はまだ緑に染まるカルスト台だったと記憶しているが、今回は山焼きの後ということもあって、茶と黒、それに石灰岩の灰という、荒涼とした雰囲気が広がっている。
でも、おかげでスカッと抜けるような青空が際立つ。

誰一人歩いている人は居ない。
山焼きで根元まで焼かれた草の茎を踏むと、サクッサクッという小気味よい音がする。
カルスト台地を覆い隠していた草がないので、小さなドリーネも全部見える。
フェンスで囲われているところをみると、下には鍾乳洞へと繋がる竪穴でもあるのだろうか。
踏み抜いたら大変だな...
そんなことを考えながら、自由なコースで歩く。
安全と思われるドリーネの底に降りてみると、フキノトウがあった。
もう春なんだなぁ。

あ、つむじ風にも遭遇した。
ざざざざざーという音が聞こえて来て、誰か来たのかなと思って周囲を見回すと、丘の向こうから空に小鳥の群れが。
なんだ、鳥の群れだったのか...
え?
違う、鳥じゃないぞ?
空を舞っているのは枯れた笹の葉!?と思ったと同時に、稜線に薄暗い影が現れた。
あれは、竜巻!?(この段階では竜巻に発達するかもという恐怖があった)

徐々に勢いを増し、こっちに向かってくる。
ロックオンされている?と思うほどに、その渦が地表と接する部分にある薄暗い影は、真っすぐ私に向かってくる。
いっそのこと、もっとハッキリとした姿になれ!
そうすれば写真に撮る甲斐もある!
さぁ、来い!
そう願ってみたが、それ以上は竜巻らしい姿にはならない(笑

結局、さほど発達はしなかったものの、ほぼ直撃を受けた。
渦の中心部に立ってみたいと思うも、カメラのことを思い出して、渦の縁が触れる瞬間に数メートル横に回避した。
それでも、砂埃や枯葉が顔に当たると、痛みを感じるほどだった。

一番カルスト台っぽいと感じたのは地獄台〜冠山の間かな。
遠く東南東方向には、いつも登っている東鳳翩山が見え、西北西にはカヤトの美しい花尾山が。
北には桂木山も見えるし、のんびりと時間を潰すには良いポイントですね。
冠山で14:46を迎え、黙祷をささげて駐車場に戻りました。
今度は夕陽〜落日の頃を写真に収めに来てみようかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1331人

コメント

Hans-R1さん
ん〜
流れる空が、いい〜・・
2013/3/11 21:46
113さん
今日はとても良い天気に恵まれ、なおかつ黄砂の影響も皆無で、素晴らしい山行?となりました。
こういう天気の時に九重や大崩山に行きたいなぁと思います。

※メッセージありがとうございました。
写真も山のことも半人前以下ですが、こんな私でも宜しければと、
ありがたく承認させて頂きましたので、どうぞ、ゆる〜くお付合い下さいませ
2013/3/11 22:31
きれいな空!
青い空がとてもキレイー!!

山焼き直後の秋吉台、
まるで外国みたいな趣がありますね

そうそう、秋穂の大海山は
近隣の山との縦走ルートがあったりと
なかなか楽しい山です。
機会があれば是非
2013/5/1 18:10
真っ青でした
moonstoneさん、こんにちは。
この日はホントに天気が良く、何より黄砂や霞の影響が全くない日でした。
でも、青い空の下にあるのは緑ではなく、
黒、茶色、灰色と少しばかりの白色。
なんだか不思議な光景でした
焼けたカルスト台を歩くと「シャクシャク」という小気味良い音が響き、これまた楽しかったですよ。

大海山、近いうちに周遊したいと思いますので、お奨めのコースやポイントがあれば教えてくださいね
2013/5/2 9:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら