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Yamareco

記録ID: 285632
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雪山ハイキング
日光・那須・筑波

朝日岳-熊見曽根( 病み中でまったりのはずが・・・ )

2013年04月13日(土) [日帰り]
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fermin その他1人
GPS
--:--
距離
5.4km
登り
450m
下り
429m

コースタイム

駐車場-朝日岳-熊見曽根の手前、隠居倉との分岐-駐車場
天候 晴れ後曇り
三本槍方面は終始曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
剣ヶ峰のトラバースがちょい難所。
朝、スタンスがない時はアイゼンに加え、ピッケルが欲しい。
それ以外はノーアイゼン、ピッケル、ストックでも通過できるが、もし滑ったら、斜度が結構あるので、止まりません。
その場に居たレスキュー隊の人曰く、【白馬の大雪渓より遥かに危険】
2013年04月13日 06:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/13 6:23
2013年04月13日 06:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:33撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:36撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 07:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 08:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 08:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4/13 8:43
2013年04月13日 08:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:03撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:09撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 09:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 10:02撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 11:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2013年04月13日 11:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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4/13 11:28

感想

木曜日から体調を崩し、金曜日は朝から咳が止まらず、声の一部が発声できない状態という酷い状態。
そのため、午前半休を取り、病院へ。
風邪ではないようなので薬をもらい、午後は出社。
土曜日も咳や声などは回復していない。
それでもいつもの如く山へ行く。
端から見たらキチガイの所業である。
そこまでして山へいく必要があるのかと思う。
それで死んだら馬鹿者そのものではないかと思う。
しかし、それでも行きたいのだ。
もはや病気、依存症に近いのかもしれん。

しかし、本当に死ぬ思いするつもりもないので、マッタリ登山で、いつでも引き返せる那須連山へ。
記録を見ると雪も少なそうだし、三本槍ピストンならまでなら楽だろう。
そう考えていた。
駐車場に到着するまでは・・・
6時ごろ駐車場に到着すると、山には強風が吹き荒れ、時折地吹雪が待っているのが見える。
駐車場から見える朝日岳は真っ白とは言わないが、結構白く染まっている。
う〜ん、やばいかもしれん。
那須連山は難度は通常低いのだが、一度風が吹くと、強風というか暴風が吹き荒れる。
そのため、そういう時は稀に死傷者を出す危険な山となる。

しかし、天気は快晴。
朝天気図を見てきた限りでは、風は弱くなるはず・・・
そのため、出発することにする。
冬山用ザックを変更し3シーズン用に変更していたため、冬山装備の有無が心配だったが、ハードシェルを除き、全て入っていた。
そのため、アウターにはハードシェルの変わりにレインウェアを着込んで、12本アイゼン装備。
耐風姿勢をとる必要もあるかと思い、ピッケルを最初から装備。
そして、出発する。

駐車場から離れると全て雪に埋まっている。
普段は雪はないのだろう。
積雪量は少なそうだ。
また、雪質はパウダー。
そのため、アイゼンに玉が付着することもなく、快適に進める。
登山口から一寸進むと、稜線に到着。
那須はここが良い。
僅かな距離で展望の良い箇所に出れる。
前方には朝日岳。
今回は雪をまとい、那須らしくないアルペン的な雰囲気で綺麗。

稜線に出ると風の直撃を受けるようになる。
しかし、思ったよりも強くなく、体が持っていかれるようなこともなく、耐風姿勢をとることもなかった。
そのため、比較的普通のペースで進んでいける。
問題があるとしたら自分の体調。
心臓がバクバク言うたびに咳がこみ上げてくる。
あまり良くない状態だ。
歩いている最中は問題ないのだが、足を止まると逆に咳が出る。
幸い熱っぽさは皆無なので、問題はないのだが、咳による体力消費は結構馬鹿に出来ない。
場合によっては撤退も視野に入れないと・・・

稜線を進んでいき、峰ノ茶屋手前の雪渓。
ここは踏み抜きが酷いので、踏み固めながら安定して進む。
そして、峰の茶屋到着。
ここで風をよけながら、休憩。
ここから茶臼岳、朝日岳を選択する必要が出てくる。
最初は体調も考え、茶臼岳を選択した。
しかし、最終的は景色が綺麗で、楽しそうな朝日岳を選択した。

峰ノ茶屋を出発し、直ぐに剣ヶ峰のトラバースに取り付く。
朝日岳に進む場合、厄介な箇所がある。
それは剣ヶ峰の雪渓のトラバース。
この雪渓、ノーアイゼン、ノーピッケル、ノーストックの軽装備で通過する人もいるが、実は結構危険箇所。
スタンスがある場合はそれでも通過できるが、もしスタンスが消えていて、かつ朝の雪が硬い場合、アイゼン、ピッケルは必要。
我々の前を歩いていた人はピッケルがないからという理由で引き返していった。
人によっては【大した場所でもないし、それでも行けるのでは?】と思うかもしれない。
しかし、もし滑落したら下までおそらく止まりません。
そのため、ピッケルはやはり欲しい。
我々はピッケルを突き刺しながら、雪渓を進んでいく。
途中からスタンスがなくなったため、ステップを刻みながら、安定して通過。

その先に進むと朝日岳の裏側が見えるわけだが、こちらも雪があるが、岩の露出も多いので、そんなに雪まみれと言う感じはしない。
しかし、遠方に見える裏那須方面は別物。
完全に雪山。
とてもではないが、入れる雰囲気ではない。
しかし、いつかそのような山にもトレースを刻めるようになればと思う。

我々は朝日岳への稜線を進んでいく。
雪が付着しているが、凍結はないため、危険な雰囲気は全くない。
夏山のように進めるが、アイゼンは装着したまま。
稜線を上りきった後のトラバース付近が積雪もあり、若干歩き難いが、鎖もあるので、それ程を感じない。
そこを通過すると、朝日岳の肩に到着。
休憩することもなく、そのまま山頂を目指す。
肩から山頂までは大した距離ではない。
5分ほど歩くと山頂に到着。

山頂の標識は破損していたが、いつも通り記念撮影。
いつも通り展望良好。
そして、いつも通り三本槍方面曇ってるorz
那須は結構登っているが、あそこ晴れてたこと殆どない。
確率的に1/5程度ではないだろうか・・・
曇っており、モチが下がってきたのだが、取り合えず熊見曽根付近まで行くことにする。
あそこまで行けば三本槍方面の全容が見えるので。

朝日岳を下りきり、熊見曽根を目指す。
とはいえ、直ぐです。
1つピークを越え、もう一つ目、隠居倉との分岐のピークで足を止める。
ここは三本槍、裏那須方面の展望が良い。
そして、やはり曇りが酷い。
薄い雲なら希望もあるが、どう見てもどんより雲。
体調も万全とは程遠いし、曇っていると雪景色の魅力半減なので、ここで引き返すことにする。
そのため、ここで小休止。
風は朝に比べればかなり弱くなっているが、それでも直撃すると寒いので、岩陰で休憩。
軽く腹に入れた後、出発。

後は往路を引き返すだけだが、結構人が登ってくる。
そのため、時折待ち発生。
待ちを繰り返しながら、下っていき、剣ヶ峰のトラバースを通過。
朝に比べるとスタンスも出来上がり、また腐ってきているため、比較的に安全。
しかし、それでも滑落した場合のことを考えるとピッケルは装備しておいたほうが安全かな。
( ノーアイゼン、ノーピッケル、ノーストックの人も居たが・・・ )

トラバースを通過後、アイゼンを外し、後は下るだけ。
峰ノ茶屋を通過して、下に進んだ後、剣ヶ峰の方を振り返ると、奇妙な光景が・・・
剣ヶ峰の雪渓を大勢が下っているのだ。
当初は一人が滑落して、他のメンバーがヘルプに行っているのか?とも思ったが、どうやらそうではなさそう。
そのまま合流して下に下っていく。
?????
何をやっているのだ?
大勢が一列になって下っているので、上部の一人が滑落したら、下の人が巻き込まれ大惨事。
また、新雪が乗っている状態なので、雪崩のリスクもある。
それに対し、その場にいたレスキュー隊の方が苦言を呈していた。
暫く眺めていたが、我々にはどうしようもないことなので、下っていく。
レスキュー隊の方は我々が知る限り、その集団をずっと見守っていた。

登山口周辺は雪もなくなり、楽に下れた。
体調も悪く、山の状態も予想より険しい状態であったが、無事駐車場に到着。
帰路に着いた。

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