能郷白山・・・奥美濃の最高峰

2013年04月21日(日) 〜 2013年04月22日(月)

• GPS: 08:20
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,495m
• 下り: 1,479m

コースタイム

6:20林道ゲート前-7:20登山口-9:45前山-11:20能郷白山山頂11:50-15:00林道ゲート前　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・157号線を北上、薄墨の里を過ぎ能郷谷で左折し林道を進む。
・林道の途中にゲートがありそれ以上は進めない。
・ゲート前に数台程度駐車可能。

コース状況／危険箇所等

・ゲート前から登山口までの林道が長い。
・登山口の沢は水流が多く速いので注意が必要。
・登山道は殆ど急傾斜の山道です。
　特に登山口から郡境尾根まで、前山付近そして能郷白山山頂の直下。
・前山からは残雪が多く、最後の山頂直下は急傾斜で雪が凍結しているのでアイゼンが必要。

写真

4/21 17:34

小津権現山登山後、能郷谷林道ゲート前にテントを張る。
テン泊し翌早朝出発。

4/21 17:34

林道ゲート。
ここから先は車は侵入できません。

4/22 6:22

林道脇に咲くヤマブキ。

4/22 6:33

谷の斜面に咲く山桜。

4/22 7:21

林道を約1時間登ると登山口です。

4/22 9:27

郡境尾根から能郷谷を望む。

4/22 9:48

前山から伸びる尾根道と能郷白山山頂。

4/22 9:48

前山から北方面。

4/22 9:48

前山から西方面。

4/22 9:50

前山から雪に覆われた尾根道を能郷白山山頂に向かいます。

4/22 9:50

前山から雪に覆われた尾根道を能郷白山山頂に向かいます。

4/22 9:52

前山から雪に覆われた尾根道を能郷白山山頂に向かいます。

4/22 11:22

広い山頂です。
山頂一等三角点から白山神社祠に来る2人のパーティー。

4/22 11:22

山頂から前山を望む。

4/22 11:24

西方向に冠山が見えます。

4/22 11:24

南西に伸びる磯倉。

4/22 11:31

山頂にて記念撮影。

4/22 11:39

能郷白山一等三角点。

4/22 11:41

北方向に荒島岳。

4/22 11:42

北東方向に白山が。

4/22 11:43

一等三角点から能郷白山神社奥宮の祠を。

4/22 11:43

山頂より。

4/22 15:21

能郷谷の麓にある白山神社の能楽堂。

4/22 15:22

毎年の例祭で能と狂言が奉納される。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL3 オリンパス

感想

mikimiki

早朝、能郷谷林道ゲート前を出発する。
雲の流れは少し速いが、青空が拡がる長い能郷谷林道を約1時間歩く。
能郷谷は深く荒れている。
それでも斜面には黄色の山吹、山桜そして樹々は芽吹き新緑が鮮やかだ。

登山口から流れの速い沢の岩を踏んで慎重に渡ると、いきなり急斜面の道になる。
急斜面を一旦登り切ると旧林道出合に合流する。
更に休む間もなく、急坂が続く標高1100mの郡境尾根に到着する。
ここで一休憩をする。

急坂の郡境尾根には所々に残雪があるが歩くには何の支障もない。
尾根の東側には深く切り刻まれた能郷谷と狭い谷間に点在する能郷の集落が拡がっている。
出発してから3時間以上かけて標高1500mの前山に到着する。

前山で景色は一変する。
残雪を冠した奥美濃の山脈が一面に拡がり、目の前に能郷白山が迫る。
そして奥美濃の奥深さに感動する。

前山から能郷白山を正面に見ながら残雪の細い尾根道を進む。
途中から雪質が硬くなりアイゼンを装着し最後の休憩を取る。
山頂は目の前にありながら最後の直登は急坂と凍結した雪で足が重く、この間で予定より時間が掛かってしまった。
出発してから山頂まで約5時間を要した。

山頂は広く一面柔らかな雪に覆われている。
山頂の北面に一等三角点が設置され、離れた南面に白山信仰の山である能郷白山神社奥宮の祠が祀られている。
見渡せば南には磯倉、西には冠山、北には荒島岳そして北東には白山の白い山脈が展開している。
30分ほど山頂で楽しみ、一気に同じ道を下り、15時無事に下山する。

素晴らしい天候と仲間に恵まれ、久し振りに充実した山行となった。
前から憧れていた奥美濃の最高峰は日本二百名山に恥じない素晴らしい山でした。

下山後、能郷谷の麓にある能郷白山神社境内にある能楽堂に立ち寄ります。
毎年4月13日例祭で能郷の能・狂言が奉納されている。
また近くには薄墨桜で有名な薄墨の里があります。
薄墨の里・うすずみ温泉で疲れた身体を癒し帰途に就く。