黄金山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 550m
- 下り
- 550m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口には綺麗な水洗トイレと20台分位の駐車スペースがあります。 この日は山開きだったため駐車場はあふれかえっていました。 |
写真
感想
日曜日、14時に人と約束。
でも間違いのない晴れ予報。誘う夕焼け。
ざっくりスケジュールは
5時自宅発、7時登山口、10時下山、13時自宅。
予定通り、5時ちょうどに自宅発。
ひさしぶりに味わう澄み切った晴れ空、やっぱり来て良かった〜と
ご機嫌で運転していたら、勢いが良すぎて231号から451号への分岐を通り越してしまう。
おっと〜
すぐ引き返す。
ほとんど何もない田舎道、登山道入り口の看板は「すぐわかるしょ〜」と思いながら走るも、
左手に見える黄金山を過ぎても出てこない。
あれ。。。?
と思いまた引き返す。
・・・なんか今日はおかしいナ
途中にある「黄金川・・・」と書かれた林道を「ココ?」と迷いつつなぜか入ってみる。
荒れ果てたけもの道。
違うよね?と思いつつなぜか奥まで走ってしまう。
途中、道が川に飲み込まれていて、「ですよね〜」と思い引き返す。
・・・なんかおかしいナ。
451号をまたもう少し戻ると、しっかりとした看板が。
なぜさっきコレを見逃したのか自分でも不思議。
なにはともあれ予定より少し遅れて登山口着。
2台あった先行車は山開きの関係者の方のようで、登山者は私が一番乗り。
準備をしている間にもどんどん人が集まってくる。
少し時間が押してるので、そそくさと出発。7:30。
分岐までは夏道・雪道混じりのわりと平坦な道。
新道は分岐を右へ。
すぐに拓けた場所にでて、山頂がどーんと顔を出す。
そこからは皆それぞれちょっと悩むようで、足跡はまんべんなくついていた。
ジグを切らずに意外と直登…と誰かの記録かブログで読んでいたことが頭の片隅にあったのか、
なぜかど真ん中の雪道を進んでしまう。
足跡が少なくなりちょっと疑い始めた時、前方にピンクテープが見える。
えーやっぱりここでいいの〜?と思い、さらに登りすすむ。
でも、ところどころある木の枝を駆使しないと登れないような道、下りは怖いなーと思いながら目指したピンクテープにたどり着く。
はて、ここから先は?
たどり着いたはいいけれど、どうみても先がない。
左も右も同じような坂だけど、どこかに道はあるはず、とゆっくりゆっくり左にトラバース。
上の方は雪も固くて足がなかなか刺さらず、おっかなびっくり進む。
やっと左端まで行ってみたものの、どうやら違う。
戻るしかないな、とピンクテープまで戻る。
ここから右へ行くには木が邪魔をしていて、下るしかない。
やれやれ。
後続の集団の方たちがやってくるのが見える。
同じく迷っているようで、右と真ん中をそれぞれ登ってくる。
声を掛け合い、右の道を見つけたようで逸れていく。
ですよね。。
前向きで降りるのは怖すぎて、
滑らないように、踏み抜きが怖いから木には近づかないように、よちよち下る。
やっともうちょっと、という所まで来た時に後続の2人組の方が
「大丈夫ですか〜?」と声をかけてくれる。
その声に気が緩んだのか、返事をしながら3m位滑り落ちる。
やれやれ。
もうそのあたりは雪もやわらかくしっかりつま先が刺さったので、
ざくざく下り、皆さんが進む右側の方へ。
思えばルートは分岐から大きく右にひらいていたのを地図で見ていたはずだった。
・・・やっぱり今日はおかしい。
やっとコースに戻り、人の足跡や熊鈴の音に安心しつつ、取り戻すようにどんどん登る。
少し登ったところで先ほど声をかけてくれた2人組の人に会う。
「びっくりしたよ〜」と笑って話かけてくれて、緊張がほぐれて饒舌になってしまう。
とても気さくで話しやすい方たちで、山頂までご一緒させていただくことに。
そこからはずっと急登りで、ロープにつかまり枝につかまり、よじ登り続ける。
急登りはあまり得意じゃないはずなのに、意外と身体が軽い。少し体力が戻ってきたかな。
山頂のガスもすっかり取れていて、一番乗りの山頂は360度パノラマビュー!
さっきまでの恐怖も忘れて見惚れる。
しばし歓談するも、大幅に遅れている時間が気になって、山めしも山頂cafeもあきらめて、
スコーン1個だけ頬張り、お二人に別れを告げ、すぐに下山開始。
10:05分、予定では下山していたかった時間…
気持ちが焦る分、下山はいつもより慎重に、と自分に言い聞かせる。
山頂にいた15分位の間にも20人以上の人たちがどんどん押し寄せてきて、
下山中も山開きの催しが終わったらしくたくさんの方とすれ違う。
気温が上がってきたのと、たくさんの踏み跡で、登りの時よりも道はドロドロに。
のろのろと自分なりのハイスピードで下山していたら、
先ほどの2人組の人に余裕で追いつかれる。
笑顔でまた挨拶し、登山口までご一緒させていただく。
本当に楽しくて良い方たちでした。
11:10、登山口着。
大急ぎで帰って、なんとか14時の待ち合わせに間に合う。
今回はとても反省点の多い登山でした。
結果、なにごともなかったけれど、甘い考えの自分を心から恥ずかしく思います。
山に迷惑をかけないように、人に迷惑をかけないように、
素敵な登山者になりたいと思います。
黄金山、想像よりずっと登りごたえのあるイイ山だった!
次は旧道も行ってみたいな。
行ったことのない行ってみたい山が まだまだたくさんあるというのに、
また来たいと思う山もどんどん増えてゆく。
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