白水岳（野天湯 薮こぎ 平田内コース）

2013年06月27日(木) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,289m
• 下り: 1,324m

コースタイム

7:15登山口-9:40白泉岳-10:25南白水岳-11:30白水岳12:00-13:35白泉岳-15:15登山口

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平田内川沿い車道終点　熊の湯手前駐車場前に登山口看板

コース状況／危険箇所等

登山ポスト　無　白泉岳より上部　藪が濃く一部登山道不明瞭　羆の痕跡多し

写真

6/26 13:19

熊の湯の駐車場に昼過ぎに到着
時間がおそいので今日はのんびりと…。

6/26 13:47

露天風呂上から遊びで少し釣り上がってみるもあたりがない…。

6/26 14:34

荒々しい渓相、これ以上あがっても大変そうなのですぐあきらめる

6/26 14:57

道路わきの温泉噴出孔！

6/26 16:27

寝床を準備してから野天湯へGO！

6/26 16:32

野天湯全景　PH計は持ってきてませんよーw

6/26 16:32

着替え小屋つきなので女性の方も大丈夫！？

6/26 16:35

温泉噴出口によって

6/26 16:34

晩御飯を仕込みます

6/26 16:35

立派な看板

6/26 16:35

立派な小屋

6/26 16:37

熱いときは沢水をホースで引き込みます

6/26 16:49

少しうるさいくらいの川の音と勢い増した緑を堪能しながら…。

6/26 16:57

できたかな？

6/26 17:20

普通のゆで卵になってしまいました。源泉の温度見るからに高そうでしたもん…。

6/26 19:31

明日にそなえて寝ます。

6/27 6:56

曇り空の中、テンション上がらず、ゆっくりめのスタート、あまり早いと熊も怖いしね！

6/27 6:57

この先のヘアピンカーブ内側が登山道入り口

6/27 7:15

最初、この看板を見落として行き過ぎました。
入り口からして自然に帰りつつある…。

6/27 7:20

最初は歩きやすいぶなの小径

6/27 7:25

6/27 7:27

途中　枯沢をまたぐ

6/27 7:29

あと5キロなら意外と早くついちゃうかも？とこのときは甘く考えてました。

6/27 7:51

6/27 8:19

6/27 8:30

6/27 8:34

最初の難所　二股の滝　右股（滑滝の方）の右岸にトラロープがあります

6/27 8:35

トラロープ登りきったところで左岸に渡りすぐに尾根の取り付きへ

6/27 14:22

帰路に撮った滑滝全景　右岸にロープ

6/27 8:36

尾根取り付き　ロープ場　足場悪し

6/27 9:07

6/27 9:19

冷水岳が少しだけ姿を現す。

6/27 9:26

6/27 9:30

だんだんと笹薮が濃いところが現れる

6/27 9:40

白泉岳到着
ここから白水岳までがきつくて写真もすくなぎみ…。

6/27 9:49

6/27 9:52

どんどん藪が濃くなり、ほとんど登山道というより踏み別け状態に…。
花に励まされながら薮をこぐ

6/27 10:22

6/27 10:22

6/27 10:27

スピードが上がりません

6/27 10:34

メルヘンな稜線歩きはさせてくれないらしいです。黙々と薮をこぐ。

6/27 10:44

6/27 10:51

6/27 10:58

白水岳山頂が近づくにつれ熊の落し物が増えてきました。またいだ熊の落し物は7箇所ほど…。
一箇所は踏んづけちゃいましたが…。

6/27 11:18

小さい熊の爪跡つき足跡

6/27 11:25

6/27 11:28

あまり広くない、ガスって展望のない頂上に到着！まさにピークハントのための登山！

6/27 11:49

いい修行になりました。と、記念撮影。全身どろどろです。

6/27 12:54

帰りも薮こぎ…。

撮影機器：

PowerShot G11 CANON

感想

naka29

遊楽部山塊シリーズ第二弾は白水岳です。
登山口は無料温泉と広い駐車場、簡易トイレつきで申し分ないです。
駐車場が傾斜してるので快適に寝るにはすこし工夫が必要ですが…。

ヤマレコにも最近の記録がなくやな予感はしたのですが行くなら暑くない今のうちと思い出発。予想通り、白泉岳が近づくにつれ薮が濃くなり、胸から上は笹薮に覆われているので靴底で踏み分けを確認しながら進むというようなことの多い山行となりました。明瞭な道やピンクテープがあったときはとても心強く思えました。
また、稜線付近、特に南白水岳から白水岳間に熊の痕跡が多く見られました。
鈴を鳴らしながら、笛を吹きながらの山行でした。

ルートロスしないように、やぶを漕ぐのは肉体的にも精神的にもきつく、良い修行となった山でした。ちなみに下山後、体を這ってたダニは今回は2匹だけでした。

十年以上前は冷水岳や、遊楽部岳（見一岳）まで縦走ルートが維持されていたようですが、最近は廃道になってる様です。最近は訪れる人も少ないためか、白水岳までの道も山に帰りつつあるといった感じです。最初は冷水岳への縦走も考えましたが現在の道の状況がわからないので今回は白水岳ピストンの山行になりました。
結果的には正解でした。あの薮の状況で冷水岳までは、自分的に危険でしょう。それ以前に白水岳で心が折れてましたけど…。
ルート自体は谷に下りてプチ沢登りしたりロープ場があったりで変化に富んでいて面白く感じました。いつか縦走路が復活するようなことがあったら、天気のいい日にもう一度、訪れて見たい山でした。それとも、このまま自然に任せるままに夏道のない山になるのも羆にとってもはいいのかな…なんて思った初夏の道南の山でした。