暗門〜西股沢〜クマゲラの森〜やなだき沢
oosawa
morikazu
ikkoga
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 923m
- 下り
- 906m
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8月5日（月） 5:00起床−7：00テン場−やなだき沢−8:00やなだき沢出合（マタギ小屋跡）−8:50郡界尾根最低鞍部−9:10沢におりた−9:30もっくりの上げ9:50−11:25西股沢二又（テン場）−12:00第一の滝−暗門駐車場13：00
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
村いちの湯 350円 ビーチにしめや 長寿そば880円 はちみつジェラート 350円（美味） |
写真
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帰りに登り口を見逃さないよう、もっくりのMで記録。後ろの小沢の水が目印。
装備
| 個人装備 |
雨具 １ レインウエア
防寒着 １
ヘルメット １
タオル・手拭い 各１
軍手・登攀グローブ 各１
ヘッドランプ １
まな板 １
笛 １
カットバン・包帯・テーピング １式
トイレットペーパー・ティッシュ 各１
身分証明書・保険証 １式
予備電池 １式
地図・コンパス １式
筆記用具 １
時計 １
デジカメ １
携帯電話 １
コッヘル １
シェラカップ １
ナイフ １
ガスカートリッジ １
おやつ（非常食） １式
食事（朝１・昼２） 各
虫よけ、蚊取り線香 各1
スリング（長短３本） 一式
カラビナ（3） 一式
ハーネス １
エイトカン １
ハンマー １
シュラフ １
シュラフカバー １
シュラフマット １
ブルー（レジャー）シート １
透明ゴミ袋（大） １
新聞紙等 １
日焼け止めクリーム 1
替え衣類 １
スパイク地下足袋 １
フェルト足袋（シューズ） 1
キャンプサンダル 1
大型防水袋 1
スパッツ・靴下 各１
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント １
クッカー 1
8mmロープ3０ｍ 1
ガスコンロ 2
夕食 1
ラジオ 1
|
感想
女子会沢泊り、そろそろかなと様子を伺っていた。男子会が丁寧な記録を残してくれた。ヤナダキ沢のきれいさに「行ってみたい」気持ちが膨らんで、森かずさんが一緒に行ってくれそうになり、転居のため青森から離れてしまう山友の送別会をかねて、女子会沢泊り計画が実現。
計画ができて2週間あまり、「青森の山歩き」HPの記録を必死に読んで予習。前回の津梅川で荷物の重さに負けたので、思い切って軽量化。暗門の滝の遊歩道も第一まで開通して、天気予報もよし。さらに、当日、露払い（沢やさん3人組）に道の確認してもらい、なんと幸せなことでしょう。
7:45駐車場を出発、足早に第一の滝へ、右岸の巻き道の取り付きはすぐわかったが、途中で左側のトラロープにひっぱられ、手がかり足がかりの不安な部分を登り切る。登ったところに古いロープが残っていた。
急坂をおりて。テント場で休憩。
西股沢は爽やかな沢。先が長いので、右に左にある土の道を拾って歩く。1番目の滝は、左岸の水路を手と足を突っ張って登る。2番目の滝は左岸をなんとか登る。3番目の滝（綱滝）は、森かずさんが、左岸をフリーで登り、ロープを垂らし、引っ張り上げてもらう。すぐに二股があり、ここがもっくりのあげかと思ったが、まだ先とのことで、向かって左側に入っていく。
もっくりのあげは、二股の間にテント場のように広場があり、古い木の看板が倒れていた。登り始めると細尾根があり、そのあとはトラバース。上に登る踏み跡も見えるがそのままトラバースを続けると、沢に下りる。沢の合流する部分には、かわいい滝がある。
次は郡界尾根への入口を探す、小沢をちょっと間違いかけたが、間違いをはっきりさせて、確実な道を確認して進む。入口は、1メートルの段差が顕著なところ。その前で昼食。まっすぐ登りちょっと左側の沢筋を歩くと630の最低鞍部。看板もあり。
次の目標は、美人ぶな。郡界尾根をおりてすぐぶつかる道を左手に進む。判断の難しい踏み跡をたどり、美人ぶなみっけ。美人ぶなの下にはテント場と小さな沢がある。沢をおりるように踏み跡をたどり、ヤナダキ沢にぶつかる。マタギ小屋跡のテント場広場で休憩。
次は櫛石山からの歩道にむけて、踏み跡のある藪の中を進む。急坂を登りきったところで、トラバース道を見失う。3人で悩みながら踏み跡に復帰。櫛石山歩道にぶつかると急に周りがきれいで「クマゲラの森」の名前に負けない美しさ。湧き水もほんとにぽっと湧いて沢になっていて、冷たくて疲れた体にしみわたる。
その沢道を下りて行ったが、沢筋はちょっと険しそうで、山道をたどって赤石川にでる。
赤石川は想像より、広く勢いのある流れ、沢でなくしっかり川でした。時間に余裕があったので、ヤナダキ沢まで赤石川を歩く。壁から飛び出す滝や、滝川との出会いなどきれいで楽しめるが、疲れた足では、遠かった。
ヤナダキ沢出会いを確認して、少しもどってテント場につく。急に日差しが強くなり、濡れた衣服を乾かしてくれた。楽しくて夕食は大盛り上がり。しかし、19時にはテントに入る。夜は寒かった。
予定通り5時起床、昨夜ガスストーブで炊いたご飯をチャーハンにして、味噌汁と食べる。おいしい。7時出発。
ヤナダキ沢出会いも美しいが、少し入ってのヤナダキは黒い岩に白いしぶきが流れ、本当にきれいな滝だった。階段状の滝の左岸を慎重に登って、今日のメインイベント終わり。しかし、滝には負けるけど、流れも美しく楽しんだままマタギ小屋跡の広場につく（途中右手にピンクテープが2本あったが男子会の記録を読んでいるので無視）。
郡界尾根までの登りでまた道を失いかけ、ちょっと苦労して、郡界尾根着。下りは、マタギ道をたどり、大きな木が倒れこんでいる小沢に出て合流。もっくりの上げもスムーズにクリアする。
西股沢の綱滝は左岸を懸垂下降。次は右岸をそろそろとおり。最後は左岸の水路を手と足を踏ん張っておりる。ここからが長かった。なんとか妙師沢との出会い手前のテント場について、グレープフルーツで気合を入れ直し、森かずさんを先頭に注意深く進むと、昨日は見えなかった、木の根につかまって歩く階段状の巻き道がみつかって、ゆっくりではあるが安全に第一の滝に降り立つことができた。懸垂下降を覚悟していたので。ほっとしました。第一の滝前で記念写真。
遊歩道を最高に気分よく歩いて13時ゴール。
山友の、しきりに地図を確認する姿に、大事なことを教えられました。本当に大事なことなのに、つい地図から目を離してしまいます。夏休みの楽しい思い出と大事な思い出として、忘れないようにします。
7月の三連休、津梅川で偶然にも流転チームと遭遇。OIさんにも久しぶりに会う。にこにこ笑って話していたが、テン場に戻ってみると残留チームの話から、OIさんが転勤することがわかる。なんでさっき、言ってくれなかったのか・・・と、下山後、メールをする。
なんか悲しくなるから言えなかったとの返信。
所属する会は違うが、気さくにたがじょの山行にも参加してくれ、同い年なのでいろいろとガールズトークもした仲。
最後に一緒に山行することがすぐに決まる。
どこがいいか思案したが、自分が行けそうなところで少し冒険できるところといったら、やっぱり赤石川かなと思った。4回ほどは行ったことがあるし、大きな滝はないので、道迷いさえしなければ大丈夫だろうと考えた。
OSさんも賛同してくれたので、楽しくなりそうな予感。
OSさんはとても予習をしてきていた。私は過去の記憶を辿る。OIさんは地図読みに集中。三人の経験と勉強の成果を大いに発揮できた山行だった。
間違いやすいところ
【往路】
�，發辰�りの上げのトラバース。
（水のない沢を横切ったら道が無くなったので、一端引き返して、360度見渡して正規ルート右へトラバースを見つけて修正。）
�▲屮�ケノ沢から郡界尾根へ登る沢（T地路）に左に曲がるところ
（沢の雰囲気でもわかったが、コンパスが示していたのでOK）
�７干θ�根への登り口
（コンパスは示していたが、不安だったので先の二俣をしっかり確認して現在位置を把握）
�ぅ�マゲラの森の櫛石山登山道との分岐まで
（三人横に広がり、道を見つける）
【復路】
�シ干θ�根の美人ブナから鞍部まで
（道を見失ったので、わかるところまで引き返した。ところどころまっすぐではない。右に折れ曲がる登る道を見つけられなかった。）
�Ψ干θ�根下りの巻き道
（倒木で道がふさがれ、見失うところがあるが、落ち着いて探せばある。）
�Д屮�ケノ沢からもっくりの上げの登り口
（行きに沢の水の落ち口を確認し、帰りに見逃さないようにした）
クマゲラの森は、以前は疲れ切っていてそのよさに気づかないままだったが、今回はそのよさに気づけた。やなだき沢までの雰囲気とはがらっと変わって、とても癒される。
郡界尾根の看板、美人ブナ、クマゲラの森のわき水、赤石川に出ても感動。やなだき沢でも歓声。観光スポットを巡り、楽しかった。
なにより、女子だけでも沢に泊まれることに感動し、達成感と楽しさであふれた山行だった。今年の夏の想い出��1になること間違いなし。
OIさん、お互いを意識し、高め合えたあなたと出会えたことに感謝します。
青森の山を愛してくれてありがとうね。
また一緒に山行できる日を楽しみにしています。
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