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記録ID: 335444
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ハイキング
東北

東北日本の滝百選旅 【後編・茶釜の滝ほか】

2013年08月15日(木) 〜 2013年08月16日(金)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:54
距離
7.5km
登り
786m
下り
787m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8月15日(木)
6:40大場谷地駐車場-8:20遡上ポイント-8:40茶釜の滝9:00-10:40大場谷地駐車場〜
(車移動)〜13:00安の滝駐車場-13:25安の滝展望台-13:35安の滝1段目滝壺14:10-
14:40安の滝駐車場

8月16日(金)
7:10法体の滝〜(車移動)〜9:40白糸の滝〜(車移動)〜11:10七ツ滝
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■茶釜の滝
山ルートの場合は大場谷地が駐車場になる。
駐車場から滝までは約2時間の山道。

■安の滝
大きな駐車場有。ただし、ラスト5kmはすれ違いの難しい悪路(砂利道)なので要注意。
正直な所、滝への登山道よりも駐車場までの悪路の方がキツイ。
駐車場から滝壺までは30分程。

■法体の滝
大きな駐車場がある。近くにはキャンプ場もあり多くの人で賑わっていた。
駐車場から見えるほど滝が近くにあるが、展望台までは階段を登って行くので5分程かかる。

■白糸の滝
白糸の滝ドライブインに駐車。
このドライブインより、最上川を挟んだちょうど反対岸に白糸の滝が遠望できる。
滝壺まで行ける道があるらしい。

■七ツ滝
10台程の駐車場有。
そこから歩いてすぐの展望台から遠望できる。
なんでも昔は修行僧の滝行の場だったとか。なので滝壺まで行く道があるかもしれない。
コース状況/
危険箇所等
■茶釜の滝について
茶釜の滝へ行くには山ルートと沢ルートがある。
ネットでは、沢ルートは危険箇所が多いものの体力的には楽、山ルートは危険箇所が少ないものの体力的にはキツイとあったがこれは今現在は当てはまらないと思われる。
山ルートを使ってみたがロープを頼りに崩れた斜面をトラバースする所や登山靴の横幅分の細さしかない九十九折の坂を下る所がある。
沢ルートに関してはネットの情報を見た限りだとはしごやロープがよく整備されており、呆気なく行けたという感想も見受けられた。
今や山ルートは、危険箇所が多い上に体力的にもツラいルートになったのかもしれない。

道中は踏み跡がしっかりしているので問題ないと思われる。
が、遡上ポイントの手前の二つに分かれる道には注意。
左はガレ場で右には草の中に踏み跡が続く。
どちらに行っても結果的に沢へ降りられ、滝へ行けるのだが正しい道は左のガレ場。
沢登りは沢靴があれば十分。
茶釜の滝、山ルートの駐車場、大場谷地。
茶釜の滝、山ルートの駐車場、大場谷地。
最初は木道が広がります。
最初は木道が広がります。
普通に山道です。
ここから沢まで危険箇所が続きます。
ここから沢まで危険箇所が続きます。
最後は梯子を登って行きます。
最後は梯子を登って行きます。
ここが展望台になります。
ここが展望台になります。
茶釜の滝。感動です…。
遡上ポイントまで戻って来ました。ここで再び登山靴に履き替えます。
遡上ポイントまで戻って来ました。ここで再び登山靴に履き替えます。
雲上の滝は遠望で。。
大場谷地の展望台から見る湿原。数日前に尾瀬を堪能したのでただの原っぱにしか感じません…。
大場谷地の展望台から見る湿原。数日前に尾瀬を堪能したのでただの原っぱにしか感じません…。
安の滝遊歩道入口。
遊歩道の途中にはナメ滝も多数ある。
遊歩道の途中にはナメ滝も多数ある。
安の滝。展望台からのは全体が見れます。
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安の滝。展望台からのは全体が見れます。
安の滝�
一段目の滝壺。
安の滝�
青空から零れ落ちているかのようです。
安の滝�
青空から零れ落ちているかのようです。
安の滝�
帰りに再び展望台を通ると虹がかかっていました。
安の滝�
帰りに再び展望台を通ると虹がかかっていました。
法体の滝への道中。鳥海山がきれいに見えます。
法体の滝への道中。鳥海山がきれいに見えます。
法体の滝。展望台からの全景です。
法体の滝。展望台からの全景です。
法体の滝�
ここから見た方が迫力があります。
法体の滝�
ここから見た方が迫力があります。
展望台へは橋を渡り階段を登って行きます。が、それより奥の川岸から見た方が良いです。
展望台へは橋を渡り階段を登って行きます。が、それより奥の川岸から見た方が良いです。
白糸の滝。一段目がよく見えません…。
白糸の滝。一段目がよく見えません…。
七ツ滝。滝壺からも見てみたいもんです。
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七ツ滝。滝壺からも見てみたいもんです。
撮影機器:

感想

東北日本の滝百選旅 【後編】
8月15日〜16日は秋田の茶釜の滝・安の滝・法体の滝、山形の白糸の滝・七ツ滝。

まずは茶釜の滝から。
茶釜の滝は日本の滝百選の中でも三大難攻滝の一つに数えられます。(誰が決めたんだ?)
調べた限りでは3つの中でも最も楽な滝らしい。
ならば余裕で制覇しなければならなかったのだが…
道中の写真を撮り忘れる程、雲上の滝へ寄らない程に余裕がありませんでした…。。
高低差は、山登りだと思えばたいした事ないのだが、一気に登り一気に下るので疲れます。
沢ルートはよくよく整備されているようだがこちらの山ルートはあまり整備されていないのかもしれない。
しょっぱなの大場谷地の木道からしてそうでした。
湿原の植物が道を隠し、枯れた葉が道に積み重なる。傾いた木道もあればどういうわけか川が横切っている所もありました。
ただ、危険箇所に設置されているロープは新しめのしっかりしたものだったし、こちらのルートもまだ当分使えそうです。
滝直前の梯子は揺れるとネットで見たので警戒してましたが、今はしっかりと固定された普通の梯子で問題ありませんでした。
梯子を登った先に見える茶釜の滝は、見えた瞬間思わず「おぉぉ!!」と声が出てしまうほど素晴らしいものがありました。
この感動を伝えられるほどの写真が撮れないのが残念です。。

続いて安の滝。
遊歩道は至れり尽くせりでよく整備されています。
実際、サンダルで滝壺まで来てる人もいました。
むしろ駐車場までの5kmの砂利道が酷い。
遊歩道をこんだけきれいに整備するなら、林道の方も少しは整備してほしいもんです。
舗装路なんか望まないからせめて平らな砂利道にして下さい…。
さて、本題の安の滝ですが…素晴らしいの一言です!
日本の滝百選の中でも一、二を争う程のかなり高評価な滝だと事前情報仕入れていました。
その期待値が高かったためか滝壺に降り立った瞬間は、凄い!けど…そんなか?
って感じでした。
所が、です。
写真を撮り続けるうち、なぜだかその場を離れられない。
ずっと見ていたい、ずっとここにいたいと思うようになっていました。
こんなにも滝に魅了されたのは初めてでした。
出会った事などありませんが、どんな男をも虜にする魔性の美女というものに出会ったらこんな感じなのかもしれません。
とにかく素晴らしい滝でした。

法体の滝。
お手軽滝にしては良い滝で豪快でした。
飛沫が朝日に照らされ清々しい一日のスタートを切ることが出ます。
朝見るがおススメです。

白糸の滝。
こちらもお手軽滝。
遠望というのが残念ですが仕方ありません。
一段目が木に覆われ見えにくくなってました。

七ツ滝。
これまたお手軽滝。
そしてこれまた遠望ですがこちらは派手です。
ただ、滝壺から見たら素晴らしいだろうな〜と思いながら見てしまいます。
それでも見る価値ありの良い滝でした。


初めは最後まで全部見れるのかと心配でしたが、終わってみるとやっぱあっという間の楽しい旅でした。
東北の滝は素晴らしいものが多く、とても見ごたえがありました。
しかもお手軽滝なのに素晴らしい、という滝が多く本当にうらやましい限りです。
東北の日本の滝百選。
今度は紅葉の時期にまた再訪したいです。

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コメント

ゲスト
こんばん
はじめまして。
茶釜の滝、行ってこられたのですね。私もかなり気になっているのですが、かなり厳しいとの話をきいて断念しています。やはり素人がおいそれと行けるような滝ではないのでしょうかね?道は迷ったりするのでしょうか?

チャンスがあったら拝んでみたい滝です。
2013/8/19 17:55
Re:こんばん
kimkotaさん、はじめまして。

茶釜の滝ですが、今回使った山ルートに関してお話ししますと、ある程度山登りの経験があれば問題ないと思います。実際、登山初心者の僕でも行けたので。
kimkotaさんのレコを拝見しましたが僕より遥かに上級者だと思われますので大丈夫かと。
道は、踏み跡は明瞭だし怪しい所にはテープがあるので迷うことはありません。ただ、体力的に少しキツイのと、危険箇所には十分ご注意を。
沢を遡上するので水が冷たくならない内に行かれるのがよろしいかと思います。
是非、感嘆必至の絶景を楽しんで下さい。

岩木山に行かれたようですね。
松見、くろくまの滝を見に青森へ寄った時に、夕焼けの空に浮かぶ雄大な姿を見ることができました。いつか登りたいですね。
2013/8/23 1:35
ゲスト
こんにちは
そうですか、滝近くの出身の方の話では、なんか行けそうもないような話だったのでそれ以来あきらめていましたが、なんとかなるみたいですね。レコ参考にさせていただき、機会をうかがってみますが、このところ朝方急に冷え込んできました。秋近しといったかんじです。来年ですかね。。。

松見の滝もみたいのですが、けっこう時間かかりそうですね。そちらもいけたらいいかなと思いますが。

わざわざコメントありがとうございました。
2013/8/23 11:08
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