南アルプス 〔鳳凰三山で散々な目に〕

2013年08月17日(土) 〜 2013年08月18日(日)

• GPS: 29:45
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,747m
• 下り: 1,744m

コースタイム

いきなり一日目で足を故障してしまった、私だけのコースタイムです。
2日目のコースタイムがアバウトです。
全く参考にならないと思いますが記録として書いてみました。

【1日目】

07：30　青木鉱泉　出発
　　　　　　薬師岳登山道入り口　（中道コース）
12：30　薬師岳山頂　
　　　　　　薬師岳小屋泊

【2日目】

04：00　薬師岳小屋　出発　
　　　　　　観音岳でご来光
　　　　　　地蔵岳、鳳凰小屋、滝に寄り道
11：32　鳳凰滝　出発　
13：15　青木鉱泉　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危ない道はなし。

【1日目】

中道コースは急な傾斜をいっきに1600m上がる、
眺望なしの樹林帯です。
土曜日なのに人が殆どいませんでした。
3〜5人すれ違ったくらいです。
急な傾斜を登るだけなの、あまり面白みのない道だったので
マイナーコースなのでしょうか。

薬師岳小屋で、発泡酒が夏の特別価格なのか、なんと200円でした。


【2日目】

鳳凰小屋では南アルプス天然水が汲み放題♪
岩陰から流れ出る、冷えた正真正銘の南アルプス天然水です。

地蔵岳のオベリスクは怖そうだったので途中までしか登りませんでした。

鳳凰滝は足の故障と時間がなかったので私は行っていません。
行った他の仲間の話によると「怖かった」そうです。

写真

8/17 7:32

青木鉱泉

8/17 7:37

水色が美しい沢。水位が足首近くまでありました。

8/17 8:05

8/17 8:14

登山道入り口。コースタイムが上書きされているのが笑えます。

8/17 13:28

薬師岳山頂付近の可愛い・・・松ボックリ？
コロンとしていて小さくてとても可愛いです。

8/19 9:21

8/17 13:41

8/17 13:43

薬師岳山頂付近。

8/19 9:22

8/19 9:22

8/17 13:46

8/17 13:47

親子イルカの様な岩。

8/17 13:52

これは確か、観音岳。

8/17 13:52

薬師岳山頂付近。

8/17 13:56

山小屋への道。およそ5分です。

8/17 16:24

うねうねした木。

8/17 14:40

薬師岳小屋に到着。

8/21 15:40

ツボな熊さんのイラスト。

8/17 17:35

夕食はおでん。

8/21 15:43

夕食後の散歩。

8/17 17:55

同じく夕食後の散歩。

8/19 8:46

夕方のやわらかい光を受ける高山植物。何て名前か解りません。

8/18 4:51

朝。右端に見えるのは富士山。

8/21 15:49

観音岳山頂。

8/18 4:55

雲の帽子をかぶった北岳。

8/19 8:48

来たルート、薬師岳を振り返ると富士山も見えました。

8/19 8:49

お墓の様な観音岳三角点。

8/18 5:08

北岳のモルゲンロート

8/19 8:50

朝日を浴びて。

8/19 8:51

お日様もだいぶん上がってきています。

8/19 8:52

来た道を振り返る。

8/18 6:16

8/18 6:18

地蔵岳のオベリスク。

8/18 6:31

鳳凰山固有主の高山植物。

8/19 8:55

地蔵岳から下山です。来た道を振り返る。

8/19 8:55

南アルプス天然水♪

8/19 8:56

五色滝、白糸滝、どっちだったっけー？

8/18 8:43

虹が・・・♪

8/19 9:20

鳳凰滝は足と時間の都合であきらめました。そしてここから私はぶちキレて一人大休憩をしました。

撮影機器：

α NEX-5N SONY

感想

SAstation

【メンバー4名、関西から3人と松本から1人】

大ベテラン健脚1名
松本在住の友達健脚1名
友達普通脚1名
そして私普通脚、初日に靴擦れで故障。


鳳凰三山ではなく、鳳凰散々でした↓

でも転んでもただでは起きぬ、かなり勉強になった山行でした。

まず学んだ事、

「目的が違う人とは絶対に一緒に行ってはいけない」ということ。

私はアルプスの雄大な景色を堪能し、写真におさめ、
ゆっくりのんびり、とにかく満喫型なのですが、
一緒に行った健脚2人はスピード重視なのか、
とにかく速くて追いつくのに必死で、あまり写真を撮ることができませんでした。

せっかく一眼レフを持っていったのに（涙）　ただの荷物やん！


他にも学んだ事はありますが、
それは気が向いたら日記にでも書いてみようと思います。


足が故障した事がある方ならお分かり頂けるでしょう、
足が痛いとそこをかばって歩いていたため、
そのうち違うところが痛くなり、
そして更に・・・・の悪循環に陥ることを。

まさに、今回私がこれでした。


でも、待ってはくれないのです。
なので私はもう、はなから遅れてゆっくり登りました。
写真を撮りたいけど、撮っていると更に遅くなるので
そこは遠慮。（くすん）

なんだか、一人登山に来たような気がしました。
私、一人でアルプスに来れるかも、と。

一人で歩いていると勉強になります。


途中ポイントで待っていてくれて、テーピングをして頂きましたが、
痛さは変わらず。でも酷くなるのは防げたと思います。


みんなより30分遅れで登頂。

スタートから5時間かかりました。でもコースタイム内だし。
みんなが速すぎるのよ。


翌日、山頂などのポイントでは写真をめいっぱい撮れましたが
歩いている途中で撮るのは、ドンドン引き離されるので断念しました。

そして下り、鳳凰滝前辺りから痛みがひどくなり、
一人勝手に鳳凰滝で大休憩をしました。
ほんと、痛かったー（；；）

精神的にかなり追い詰められました。
なぜかって？

それは時間をせかされたから。

ゆっくり来たらいいよー、ならよかったのですが
そういったセリフが全くなし！！

普通、山って、弱者に合わせね？

松本在住の一人が心配して戻ってきてくれたので、伝言を頼み
ゆっくりゆっくり、怪我をしないように下山しました。

その伝言とは。

「先に帰って下さい」

です（−−）

もう、時間を気にして、待っていると思っただけでかなりストレス！！

大人だし、一人で帰れるのでね。

ゴールの青木鉱泉に入ってゆっくりして、3時のJR韮崎行きのバスに乗って、
どうとでも帰れるしー・・・


その松本の友達は私が安心するようにか
「わかった、伝えておく。
でも私は待ってるから、安心してゆっくりおりておいで」
と力強くいってくれました。

うーん、さすが長野の山岳会で鍛えているだけのことはあります。
心のケアまで気が回るとは・・・・


そしてみんなより1時間20分後に下山。
脚が痛かった割りに、コースタイムを15分ほどのオーバーでした。
くどいようですが、みんなが速すぎる。

結局関西組みは先には帰っておらず、
到着するなりキャンピングカーに突っ込まれ、
帰路へとなりました。チャンチャン。



ほんと、今回何しに行ったんだろわたし・・・・。


鳳凰散々を鳳凰三山にするべく、いつかリベンジするわい！（メラメラメラ）



そして私は只今接骨院通い中。
いろんなところにガタがきていまーす。

コメント

drunky

大変でしたね！
はじめまして

その後、足のほうはいかがでしょうか？

数人でパーティー組んで途中でどんどん離されていく中で足の痛みに耐えながら歩き気遣うなんて肉体的にも精神的にもつらいもんですよね、本当にお疲れ様でした。

僕も基本単独では自分イジメ的な山行ばかりですがたまに友人と行く時はつかず離れずのペースを必ず守るようにして友人の様子を観察してます、中道5時間だったら充分なタイムだと思うので他のかたはかなりペース早かったんでしょうね

読んでていろんな悔しさと次へのリベンジへの気持ちの伝わるレコでした、これからも頑張ってくださいね

kipyon

鳳凰三山お疲れさまでした
はじましてkipyonです。
無事下山が、出来て良かったですね。
鳳凰三山ＳＡstationさんと同じルートで
計画していて直前で常念岳へ変更しました。

ほとんど単独登山でマイペースで登っています

４人のパーティーともなれば、体力の差もあり
ペースを合わせるのは、難しくなりますね。
アクシデントが起きたときに、助け合うのが
パーティーのメリットですが、現実的には、鳳凰散々なるケースもあるのですね。勉強になりました。

貴重な体験の山レコＵＰしていただきありがとうございました。 これからの山行に参考させていただきます

komorebi

ホント、散々でしたね(^_^;)
初めまして
komorebiと申します

足の痛さは昨年経験して分かるつもりです

僕の場合は若いやつを二人連れての北岳、間の岳周遊でした
帰路の北岳からの下りで足を滑らせ、踏んばると同時に痛みが走り、まだ二俣の上からでしたので辛いものがありました
なんせ、最年長の僕ですから泣き言も言えず、痛さをこらえての下りには参りました

その痛みは今年の６月まで続き、やっとその後治まった次第です
グループ登山は、ベテランが気遣いができないと失格ですよ
そんな仲間とは行かず、気の合う仲間と行くことが一番ですね

これからの山行は、そんな気遣いの出来る一登山者として、後世に伝えて下さい
ご活躍を祈ってます

てつ

無事下山出来て何よりです。
　初めまして、怪我の具合はどうですか？
友達とか知り合いとつるむと、稀にありますね。でも普通は、遅い人に合わせたり、怪我などしたら、あきらめてみんなで引き返すと言う選択肢があっていい筈です。もうその人達とはやめましょう。山ってもっと楽しいものですから。今回はよい勉強になったと思って、これからは、いい写真いっぱい撮って、楽しい山遊びしてください。

ji2vyu

お疲れさまでした
初めまして、ji2vyuです。

今回の登山は少し残念でしたね。
しかし、今回の経験がイイ教訓になったと前向きに。。
なにより、無理にペースわ合わせたり、ストレス溜まって怪我⇒遭難に至らず無事下山出来た事が一番。

パーティー組む時は、どの様な登山をしたいかハッキリ示したほうがイイかもしれませんね。
当然、他のメンバーがどの様な登山をしたいかも知っておく必要があるかと思います。

お互い目的、目標を理解した上でパーティーを組むのが一番だと思います。

今回で懲りずに色々な方とパーティーを組んで楽しい山旅をして下さい。
そして素敵な写真を沢山アップ願います。

偉そうな長文になってしまい
済みませんでした。

maatakouta

良く頑張った！
はじめまして！maatakoutaです。

足のお具合はいかがですか？

3日前に同じような状況で
荒川・赤石を撤退しました。
登りは両足がツル最悪の状態。
テーピングでもどうにもならず、
下りはOKだったので、即、決断！

ご自分の足で帰ってきたことは立派です。
これからもご自分のペースで！

SAstation

drunkyさん
はじめまして。
優しいコメントありがとうございます

一通りわめいたらスッキリしました（笑）
ですが靴擦れの傷の回復は、まだもう少しかかりそうです。（結構分厚く皮がめくれたので）
道中でくねってしまた足首は、接骨院のおかげでよくなりました。

drunkyさんは単独行なのですね。
私は今回、単独行を考えてみようかと思うようになりました。
そのためにスキルアップをはかり、頑張ろうと思います

SAstation

kipyonさん
はじめまして。

ほんと、下山できてよかったです。
途中本当に追い詰められました

私も今回のことで、単独行を考えるようになりました。
実際、宿泊以外は単独みたいなものだったし。
スキルはいりますが、マイペース単独登山は憧れます。

助け合いといえば、そういえば書いていませんでしたが、
松本の友達が、荷物を少し引き受けてくれました。
なのでみんながみんなひとすぎるという訳ではないかも。
気遣いをしてくれたのは彼女だけでしたが。

こんな参考が山行になるのですね、あ、いやこんな山行が参考に、ですね

SAstation

komorebiさん
はじめまして。

山では自分の足がエンジンであり乗り物のようなものなので、故障すると本当に大変ですよね。
しかもマシンと違って生身なので痛いし
長引いた足の怪我が良くなられてよかったですね。
最年長ということなので、きっと荷物も重かったことと思います。

今回、ベテランさん以外とは何度も山に行っているので
一応気心は知れているはずなのですが、
みんながベテランさんに合わせてしまったからこうなったのかもしれません。
でもいざという時、味方になってくれないようでは信用できないな、とも思いました。

どちらにせよ、山への目的の違いは感じました

SAstation

tetsuareiさん
はじめまして。

具合は日にち薬と接骨院のおかげで、だいぶん良くなりました

こういうことって稀にあることなのですね。
今回、ベテランさん以外の２人とは気心が知れているはずなのに、こうなってしまいました。

自分の中で「当たり前」と思っていたことが、そうでもないということも学びました。

単独行も視野にいれてスキルアップし、自分の思うような楽しい山旅をしていこうと思います。

SAstation

ji2vyuさん
はじめまして。

まさに今回は残念な登山でした。
なんか、アルプスに来た気がしませんでした。
せっかくの三千メートル級、もっと堪能したかったです

ji2vyuさんのおっしゃる通り、今後パーティーを組む時は、
目的・目標をはっきりさせてからにしようと思います。
アドバイスありがとうございます。
ぜんぜん偉そうとか思いませんよ、本当にありがとうございます

SAstation

maatakoutaさん
はじめまして。

足の方は、日にち薬と接骨院のおかげでだいぶんよくなりました

私は下りで足がツリそうになりましたが、どうにか持ちこたえてくれました。
つってしまったら本当に大変そうですね
maatakoutaさんも大きなケガなどなく、大事に至らなくて良かったです。

本当に、自分の足なので自分のペースが一番だと思いました。

leeleejp

そんなことが
さえちゃん、そんなことがあったなんてー！
今週は予定通り行ってるのかな？

SAstation

leeleeちゃん
そうなのよ・・・↓
このメンバーで一度近い山には登ったことがあって
、距離が短いのと、私の足もなんともなかったので
気にならなかったんだけどね。
距離が長くなれば気づく事もあるみたい。

今週は天気と私の足のことも考えて流れました。
うまくいけば今月末にまた出発します。