南極大陸最高峰ビンソンマシフ 4897m
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
天候 | 白夜、晴れ時々吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ノーマルルート、C1からアイゼン使用、ハーフキャンプは利用せず。 HCから山頂まで往復10時間。 技術的に困難な場所は無し、クレパス少々、雪崩の危険少々有り。 天候さえ好ければ登頂率は、かなり高いと言える。 ただし厳冬期の富士山を登攀出来る体力、技術は最低限必要。 チリのプンタアレーナスから専用機で約5時間でパトリックヒル着、更にセスナに乗り換えてビンソンBCまで60分。 山での行動は、予備日を入れ、およそ1週間。 日本から出発し、登攀後自宅に還るまでの総日程は、かなり余裕を見て1ヶ月。(全て上手く行けば3週間も可能だが、そこは極地、ありえない悪天候、予期せぬトラブル等考えると予備日は2週間は欲しい、ゆとりを持ちたい) 南極点に行く方々も結構いましたが、山屋としては直ぐ近くにある大陸ナンバー2,3の高峰シンとタイラーの存在が気になった。 ビンソンよりグレードは相当高そうだ。 *南極の上陸には環境省への申請が必要。 |
写真
感想
2度と行けない大陸。
今回はNZのツアーで参加。
年々金額がアップしている。
勿論、無スポンサーで望む。
サポートも無し。
したがって今回も手配は一人で行う。
事前の情報もそこそこに一人で出発。
空路はトロント→リマ→キト→ガラパゴス→キト→リマ→クスコ→アレキパ→アリカ→サンティアゴ→プンタアレーナス。
途中南米の山々を単独でいくつか登った。
コトパクシ、チンボラッソ、ルコピチンチャ、イリニサ等。
まだまだ登りたい山は一杯有ったが「本命」があるので無難なと所で収める事に。
機会があれば、サハマ、ワスカラン、アルパマイヨ等チャレンジしてみたい。
ビンソンマシフは絶対に失敗できない山。
高度順応とトレーニングを兼ねて幾つかの山を登った。
赤道からおよそ1ヶ月掛けてチリのプンタアレーナスに到着。
日本の裏側プンタアレーナスで待ち合わせという事で少々心配事もあったが、無事メンバーが揃った。クリスマスの日だった。
プンタアレーナスからはチャーター機で南極のパトリックヒルに。
天候不順で南極の出入りで17日間待機。
しかし行動中は天候も安定し、メンバーの力が均一でスムーズに登れた。
ガイドのRはエベレスト5回登頂の実力者、とても良い思い出になった。
技術的に困難な場所は無かったが、そこは極地、少しのミスも許されない。
運も味方したようだが、ガイドに「あなたならエベレストは大丈夫でしょう」と言われたのが、とても嬉しかった。
残すはアジア大陸最高峰エベレストのみとなった。
■装備■
下着:上下ウール製
靴下:ウール製
ミドルレイヤー:マーモットドライクライム
ヤッケ:アークテリクスアルファSV
オーバーダウン:ノースフェイスバルトロ
ミドルパンツ:ノースフェイスフリース
オーバーパンツ:アークテリクスミニットマンビブ
靴:ミレーエベレスト
アイゼン:グリベル
ピッケル:グリベル
時計:スント
帽子:ウール製
ゴーグル:オークリーWレンズ
手袋:インナーウール製
オーバー手袋:マーモットエクスペディション
寝袋:ウエスタンマウンテニア、ゴアドライロフト−35度対応
■現在七大陸最高峰はオセアニアのカルステンツピラミッドでのバージョンもありますが、元祖七大陸最高峰(セブンサミット)はコジオスコとなっている。
■2007年1月現在6座登頂■
アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ 5895m
オーストラリア大陸最高峰コジオスコ2230m
南米大陸最高峰アコンカグア 6959m
北米大陸最高峰マッキンリー6194m
ヨーロッパ大陸最高峰エルブルース5642m
南極大陸最高峰ビンソンマシフ 4897m
残すはアジア大陸最高峰エベレスト8848mになった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する