荒々しい火口壁の磐梯山（裏磐梯〜噴火口〜銅沼）＋五色沼
akiko2569
inosan458
- GPS
- 08:49
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 999m
- 下り
- 998m
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5:50裏磐梯登山口6:00ー噴火口分岐6:20ー噴火口6:55ー稜線7:40ーお花畑分岐7:50ー8:10弘法清水小屋8:15ー8:40磐梯山9:00ー9:25弘法清水小屋9:30ー銅沼分岐10:30ー11:05銅沼11:30ー裏磐梯登山口11:50
五色沼入口12:10ー青沼12:20ー弁天沼12:25ー深泥沼12:40ー毘沙門沼12:50ー深泥沼13:00ー青沼13:20ー五色沼入口13:25
| 天候 | 晴れ後曇り頂上付近はガス。 銅沼付近から少雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
五色沼の西側口には約100台駐車可能 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●登山道 ・噴火口コースの登山道は明瞭です。迷いやすい噴火口にはロープと赤ペンキがあります。そのとおりに行けば迷うことはありません。その後の急坂は斜度が30度以上あります。しかし、道は明瞭なので大丈夫です。上部はガレ場なので強風の際は気をつけて下さい。今回はほぼ無風でした。 ・弘法清水はとても美味しい水でした。 ・銅沼に下るコースは雨が降った際、川のようになるので滑らないように気をつけてください。 ●展望/紅葉 ・展望は噴火口とその上部から火口壁が圧巻でした。そこから銅沼と桧原湖も見えました。頂上からは桧原湖と猫魔ヶ岳が見えました。他はガスに隠れていました。 ・紅葉はほぼ終わっていました。 ●温泉 帰りは休暇村裏磐梯の温泉に入りました。 |
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感想
・裏磐梯スキー場〜噴火口
裏磐梯スキー場からはゲレンデの中の登山道を登ります。ゲレンデなので展望はよく振り返ると桧原湖や吾妻連峰が見えました。正面には磐梯山の火口壁が荒々しく見えます。ゲレンデの上部になるとすぐに火口壁との分岐があります。僕たちは火口壁コースを選択しました。火口壁コースは意外にもちゃんと整備されていて登りやすい道でした。しばらくいくと櫛ヶ峰の北壁が見えてきますが、なかなか火口壁にはたどり着きませんでした。そして、火口原から稜線にかけてシラタマノキが多く生えていました。たどり着いた噴火口からは磐梯山の火口壁が大迫力のスケールで見えます。付近はあまり気がなくだだっ広いのでガスの時はコースの間違いに気をつけてください。しかし、コースの左側にロープが付いているのでそれを忠実にたどれば迷わないと思います。ここでは少し硫黄のにおいがしました。
・噴火口〜稜線
噴火口からは樹林帯の急坂です。展望はなく斜度もきついですが、ここで一気に高度をかせぎます。逆U字型の手すりがでてきてしばらくすると後ろの展望が開けました。高度感があり、桧原湖や銅沼が見えます。朝だったので影櫛ヶ峰？も見えました。ガレ場になるとすぐに稜線に飛び出します。
・稜線〜弘法清水
稜線から櫛ヶ峰に登ろうとしましたが、猪苗代側からガスが上がってきたので先を急ぐことにしました。正面には磐梯山が大きくそびえています。しかし、お花畑分岐あたりではもうガスに隠れてしまっていました。途中には火口壁を眺められるポイントがいくつかあり、かなり高度感を感じるところでした。特に天狗岩は荒々しいです。小さい水場である黄金清水を過ぎて、急坂を登ると弘法清水に着きます。弘法清水でバッジを買おうとしましたが、先日の三連休ですべて売切れでした。なので、600円のキーホルダーを買いました。なお、そこの水場はとても冷たく美味しいです。
・弘法清水〜磐梯山山頂
弘法清水からは樹林帯の急坂を登ります。途中桧原湖が眺められるポイントがありますが、ガスでなにも見えませんでした。最後の九十九折を登りきった山頂はガレ場で山頂標識は少し下にありました。展望は360度なのですが、猪苗代方面が少しと桧原湖、猫魔ヶ岳ぐらいしか望めませんでした。
・弘法清水〜銅沼分岐
弘法清水からは八方台方面に下ります。このコースでは噴火口コースとは違い、たくさんの登山者とすれ違いました。しかし、ここのコースは終始樹林帯の中であまり展望はありません。でも、下部に行くと紅葉がちらほら目に付くようになりました。意外に分岐までは距離がありますが、噴火口コースよりはなだらかな道でした。そして、途中のこのコース唯一の展望台からは銅沼が見えました。まだまだ距離があるのだなと思いました。弘法清水から1．4km歩いた地点に分岐があります。
・銅沼分岐〜銅沼
分岐付近は中ノ湯の近くからなのでしょうか硫黄のにおいがします。裏磐梯コースに行くと人の数がめっきり減りました。少し急な登山道を下るとゆるやかになります。そして、たどり着いた銅沼でラーメンを食べました。ここでのラーメンは体を温めさせてくれます。なお、銅沼は本当に赤く変わった沼でした。次回来たときは火口壁を見たいです。近くには銅沼ができた経緯や磐梯山の噴火について書かれた看板もありました。
・銅沼〜裏磐梯スキー場
銅沼から少し行くとゲレンデの最上部に飛び出します。その近くにある沼は霧が立ち込めていて少し不気味でした。正面には桧原湖が見えてそれを見ながらの下山となりました。
●五色沼
下ってからまだ時間もたっぷりあるので、雨が降らないことを祈りながら五色沼を散策しました。僕たちは西側から散策しました。有名な観光地なだけあって平日にもかかわらず沢山の人たちが歩いていました。まずは青沼、名前の通り青い沼でした。次は弁天沼、コバルトブルーの色で日光がさせばもっときれいに見えるのだろうなと思いました。次は深泥沼、湖面が三色に分かれていて不思議な感じがしました。次は赤沼、赤いのは淵だけで他はエメラルドグリーンの色をしていました。最後は毘沙門沼、一番大きく晴れていれば磐梯山が見られるとのことでした。
今回は大迫力の火口壁を持つ磐梯山や五色沼にいけて（雨に降られないで）本当に良い登山だったと思いました。
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