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Yamareco

記録ID: 3656749
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

快晴・富士大展望の山梨百名山フィナーレ(王岳:根場いやしの里よりプチ周回コース〜下山途中に予想外のハプニング…)

2021年10月23日(土) [日帰り]
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さとなお その他1人
GPS
--:--
距離
7.2km
登り
821m
下り
803m

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
1:29
合計
6:14
8:46
8:47
18
9:05
9:05
38
林道登山口
9:43
9:50
33
尾根出合
10:23
10:24
16
岩峰上展望スポット
10:40
10:49
22
11:11
11:22
47
12:09
12:14
19
12:33
13:20
2
13:22
13:22
15
根場下降点
13:37
13:37
38
尾根分岐
14:15
14:23
31
14:54
根場登山者駐車場
天候 終日ほぼ快晴(朝方やや北風強し)
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道139号より案内標識に沿って西湖・根場いやしの里へ。入口手前に大駐車場あり[無料;登山者は手前側の芝生広場を使用]
・鍵掛峠コース入口はいやしの里上部(園内通過には入場料350円必要;迂回路あり)
コース状況/
危険箇所等
・鍵掛峠直下、岩峰を巻く区間に一部ロープあり(岩峰上のスポットからは西湖・富士の展望絶佳;足元注意…)
・鍵掛〜王岳手前のピーク(吉沢山)までは一部細尾根、岩混じりのトラバース区間(ロープ付き)あり、足元注意
・王岳から根場いやしの里への下山路、下部の涸れ沢を横断するポイント前後、沢筋が荒れておりルートがやや不明確な区間あり(赤テープ等マーキングを丁寧に拾って歩けば問題ナシ)
その他周辺情報 精進湖畔エリアなどに温泉宿多数(我が家宿泊の山田屋ホテルでも午後から日帰り入浴可)
夜来の雨も上がり快晴の土曜、相模湖プチ渋滞を抜け、朝8時前に道の駅なるさわでトイレ休憩。小さな秋がここまで…
2021年10月23日 08:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 8:00
夜来の雨も上がり快晴の土曜、相模湖プチ渋滞を抜け、朝8時前に道の駅なるさわでトイレ休憩。小さな秋がここまで…
登山口の西湖いやしの里駐車場着。目指す王岳方面は岩の鎧を纏い、結構険しい感じ…。さて、いよいよ父子で山梨百のフィナーレへ!
2021年10月23日 08:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 8:17
登山口の西湖いやしの里駐車場着。目指す王岳方面は岩の鎧を纏い、結構険しい感じ…。さて、いよいよ父子で山梨百のフィナーレへ!
スロースタートのムスコ殿もようやくスタンバイ、当初予定よりも30分強の遅れで出発です…<冷汗…>
2021年10月23日 08:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 8:38
スロースタートのムスコ殿もようやくスタンバイ、当初予定よりも30分強の遅れで出発です…<冷汗…>
昨日の大雨が霊峰富士では大量の降雪に…。照り返しがキラキラ…
2021年10月23日 08:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/23 8:40
昨日の大雨が霊峰富士では大量の降雪に…。照り返しがキラキラ…
駐車場脇には紅葉のプロムナード、とてもキレイです…!
2021年10月23日 08:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/23 8:42
駐車場脇には紅葉のプロムナード、とてもキレイです…!
ここから先は根場いやしの里・有料ゾーン。迂回して登山口へ。
2021年10月23日 08:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 8:43
ここから先は根場いやしの里・有料ゾーン。迂回して登山口へ。
ここが鍵掛コース登山口です。
2021年10月23日 08:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 8:45
ここが鍵掛コース登山口です。
ムスコは元気に階段上り、薬明大神へ安全登山のお詣り。
2021年10月23日 08:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 8:47
ムスコは元気に階段上り、薬明大神へ安全登山のお詣り。
国の有形文化財、渡辺住宅。ここは無料で見られます!
2021年10月23日 08:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/23 8:49
国の有形文化財、渡辺住宅。ここは無料で見られます!
堰堤の手前で案内標識に導かれ、右の山道へ入ります。
2021年10月23日 09:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 9:05
堰堤の手前で案内標識に導かれ、右の山道へ入ります。
紅葉&黄葉が青空に映えます。
2021年10月23日 10:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 10:00
紅葉&黄葉が青空に映えます。
稜線が近づき、正面に巨岩が登場。
2021年10月23日 10:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 10:08
稜線が近づき、正面に巨岩が登場。
見上げると、ステキな紅葉ゾーン。
2021年10月23日 10:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 10:13
見上げると、ステキな紅葉ゾーン。
巨岩に石碑と古い仏様。
2021年10月23日 10:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 10:20
巨岩に石碑と古い仏様。
岩峰上の展望スポット着。西湖の上に富士子ちゃんドーンの絶景です!
2021年10月23日 10:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 10:22
岩峰上の展望スポット着。西湖の上に富士子ちゃんドーンの絶景です!
間もなく鍵掛峠。青空にモミジが映えてます。
2021年10月23日 10:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 10:32
間もなく鍵掛峠。青空にモミジが映えてます。
稜線直下、愛らしいノジギク?の群落。
2021年10月23日 10:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 10:38
稜線直下、愛らしいノジギク?の群落。
鍵掛峠着。正面に鍵掛山見えてます。
2021年10月23日 10:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 10:39
鍵掛峠着。正面に鍵掛山見えてます。
山頂の上に薄雲が…。晴天時に出る「離れ笠雲」でしょうか。
2021年10月23日 10:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
10
10/23 10:47
山頂の上に薄雲が…。晴天時に出る「離れ笠雲」でしょうか。
紅葉もそろそろ盛り、ステキな尾根道です。
2021年10月23日 10:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 10:59
紅葉もそろそろ盛り、ステキな尾根道です。
超地味な鍵掛山頂着。山名板もビール缶を小さく切って作ったミニチュアです…
2021年10月23日 11:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 11:12
超地味な鍵掛山頂着。山名板もビール缶を小さく切って作ったミニチュアです…
ついに、山梨百ラスボスの王岳が眼前に…。たぶん向こう側のピークですが、ゴールが近づくと何だか名残惜しく、寂しい気もします…
2021年10月23日 11:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 11:23
ついに、山梨百ラスボスの王岳が眼前に…。たぶん向こう側のピークですが、ゴールが近づくと何だか名残惜しく、寂しい気もします…
紅葉真っ盛りゾーン通過中。
2021年10月23日 11:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 11:26
紅葉真っ盛りゾーン通過中。
立ち枯れの木も、富士をバックにいい感じ…
2021年10月23日 11:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/23 11:26
立ち枯れの木も、富士をバックにいい感じ…
岩の隙間を通過中。メタボ親父には一苦労です…。
2021年10月23日 11:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 11:28
岩の隙間を通過中。メタボ親父には一苦労です…。
絶景スポット通過。西湖の全貌が見えてきました!
2021年10月23日 11:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 11:31
絶景スポット通過。西湖の全貌が見えてきました!
東富士演習場の向こうに、山中湖も見えてきました!
2021年10月23日 11:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 11:32
東富士演習場の向こうに、山中湖も見えてきました!
毛無山の手前、本栖湖も見えてます。
2021年10月23日 11:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 11:33
毛無山の手前、本栖湖も見えてます。
足元にリンドウが2輪…
2021年10月23日 12:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 12:04
足元にリンドウが2輪…
手前の小ピーク、名も無い山かと思いきや、「吉沢山」の山名板あり…
2021年10月23日 12:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 12:07
手前の小ピーク、名も無い山かと思いきや、「吉沢山」の山名板あり…
ヤセ尾根風の道から、前方が一気に開けました。いよいよ山梨百フィナーレの登りです!
2021年10月23日 12:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 12:17
ヤセ尾根風の道から、前方が一気に開けました。いよいよ山梨百フィナーレの登りです!
ついに山梨百ゴール!まずは持参した記念のバナーでパチリ。
2021年10月24日 23:16撮影 by  F-04K,
8
10/24 23:16
ついに山梨百ゴール!まずは持参した記念のバナーでパチリ。
「甲府名山」の標識でもう1枚。こっちの標識の方が立派です…
2021年10月23日 12:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/23 12:40
「甲府名山」の標識でもう1枚。こっちの標識の方が立派です…
のんびり昼食後、下山開始。山頂のすぐ先の分岐を左へ下ります。
2021年10月23日 13:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 13:21
のんびり昼食後、下山開始。山頂のすぐ先の分岐を左へ下ります。
本栖湖が午後の温かい陽射しを受け、神々しく輝いてます!
2021年10月23日 13:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 13:24
本栖湖が午後の温かい陽射しを受け、神々しく輝いてます!
笹を切り拓いた歩きにくい斜面が終わり、しばしの緩やかな下り。苔むした岩もいい感じです。
2021年10月23日 13:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 13:35
笹を切り拓いた歩きにくい斜面が終わり、しばしの緩やかな下り。苔むした岩もいい感じです。
その先の分岐を左へ。樹林帯のつづら折れの下りが続きます。
2021年10月23日 13:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 13:38
その先の分岐を左へ。樹林帯のつづら折れの下りが続きます。
林道終点から振り返って。この上の区間、土石流で少し道が荒れてますが、赤テープを丁寧に拾って歩けばOKです。
2021年10月23日 14:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 14:13
林道終点から振り返って。この上の区間、土石流で少し道が荒れてますが、赤テープを丁寧に拾って歩けばOKです。
林道途中で熊が前方数百mを走り去り、一瞬ドッキリ…。焦って下るうち不覚にも右足首を捻ってしまい、痛みを押し殺しつつ、ようやく根場駐車場近くへ下りてきました。ススキを前景に、夕刻の富士がド迫力!
2021年10月23日 14:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 14:49
林道途中で熊が前方数百mを走り去り、一瞬ドッキリ…。焦って下るうち不覚にも右足首を捻ってしまい、痛みを押し殺しつつ、ようやく根場駐車場近くへ下りてきました。ススキを前景に、夕刻の富士がド迫力!
何とか無事に駐車場帰着。登山者の車は減り、一般観光客の車が増えてます…。
2021年10月23日 14:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 14:52
何とか無事に駐車場帰着。登山者の車は減り、一般観光客の車が増えてます…。
下山後のプチ観光、道の駅なるさわの富士山博物館・鉱石ミュージアムへ。入館無料、充実の展示に鉱石フェチ!?の父子揃って大満足。
2021年10月23日 15:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 15:45
下山後のプチ観光、道の駅なるさわの富士山博物館・鉱石ミュージアムへ。入館無料、充実の展示に鉱石フェチ!?の父子揃って大満足。
道の駅から望む夕景の富士、午後の気温上昇と温かい陽射しで、雪も結構解けたようです…
2021年10月23日 15:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 15:46
道の駅から望む夕景の富士、午後の気温上昇と温かい陽射しで、雪も結構解けたようです…
この日のお宿は、精進湖畔の奥座敷的ロケーション、山田屋ホテル。全室が富士ビュー、展望露天風呂あり。
2021年10月23日 16:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/23 16:47
この日のお宿は、精進湖畔の奥座敷的ロケーション、山田屋ホテル。全室が富士ビュー、展望露天風呂あり。
ホテルの玄関前からは、夕日に映える霊峰富士がドーン!
2021年10月23日 16:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/23 16:47
ホテルの玄関前からは、夕日に映える霊峰富士がドーン!
部屋の窓からも、神々しい紅富士が眼前に…。息を呑むひとときです。
2021年10月23日 16:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/23 16:55
部屋の窓からも、神々しい紅富士が眼前に…。息を呑むひとときです。
温泉で山の汗を流し、お楽しみの夕食タイム。山梨百無事ゴール祝し父子で乾杯、甲州ビーフ焼き鍋付きの盛り沢山な料理に舌鼓…。折角減った体重もあっさりリバウンドです…〈冷や汗…〉
2021年10月23日 18:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
10/23 18:32
温泉で山の汗を流し、お楽しみの夕食タイム。山梨百無事ゴール祝し父子で乾杯、甲州ビーフ焼き鍋付きの盛り沢山な料理に舌鼓…。折角減った体重もあっさりリバウンドです…〈冷や汗…〉
一夜明け、ホテルの部屋から朝日を浴びる富士の荘厳なお姿。今日も良い天気です!
2021年10月24日 06:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
10/24 6:16
一夜明け、ホテルの部屋から朝日を浴びる富士の荘厳なお姿。今日も良い天気です!
朝風呂で体重を減らしたつもりが、前夜に続くガッツリ朝食で早くもリバウンド。食欲の秋、減量への道は遠いです…〈溜息…〉
2021年10月24日 07:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/24 7:26
朝風呂で体重を減らしたつもりが、前夜に続くガッツリ朝食で早くもリバウンド。食欲の秋、減量への道は遠いです…〈溜息…〉
足首ねんざの痛みも残っており、予定していたパノラマ台ショートハイクは取り止め、天気も良いのでお手軽な富士五湖の絶景スポット観光へ。まずはムスコ君の「五湖コンプリート」のため、本栖湖畔の現行千円・五千円札撮影スポットへ。水面にさざ波が立っていて、お札写真の「逆さ富士」の再現とはいきませんでしたが、これはこれで荘厳な景観です…。
2021年10月24日 08:46撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/24 8:46
足首ねんざの痛みも残っており、予定していたパノラマ台ショートハイクは取り止め、天気も良いのでお手軽な富士五湖の絶景スポット観光へ。まずはムスコ君の「五湖コンプリート」のため、本栖湖畔の現行千円・五千円札撮影スポットへ。水面にさざ波が立っていて、お札写真の「逆さ富士」の再現とはいきませんでしたが、これはこれで荘厳な景観です…。
眼を右に転ずると、これも思い出深い山梨百、竜ヶ岳から毛無山へと連なる天子山塊北端の峰々の円やかなお姿。
2021年10月24日 08:46撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/24 8:46
眼を右に転ずると、これも思い出深い山梨百、竜ヶ岳から毛無山へと連なる天子山塊北端の峰々の円やかなお姿。
駐車場の近くにて、百山全てを緑字で明示した山梨観光案内を発見。巷の観光ツアー客にとっては良くあるフツーの案内カンバンですが、山梨百フィナーレツアーに相応しいささやかな眼福で、地味に感動…。
2021年10月24日 08:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/24 8:46
駐車場の近くにて、百山全てを緑字で明示した山梨観光案内を発見。巷の観光ツアー客にとっては良くあるフツーの案内カンバンですが、山梨百フィナーレツアーに相応しいささやかな眼福で、地味に感動…。
続いては五湖一番のミーハー観光地、河口湖畔のロープウェイ乗り場へ。まだRW営業開始前で遊覧船乗り場の無料駐車場にも空きあり、早起きは三文の得です!
2021年10月24日 09:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/24 9:30
続いては五湖一番のミーハー観光地、河口湖畔のロープウェイ乗り場へ。まだRW営業開始前で遊覧船乗り場の無料駐車場にも空きあり、早起きは三文の得です!
ロープウェイにて僅か4分、天上山の絶景スポットへ。周りのミーハー観光客が富士をバックに記念撮影しまくる中、我々ヤマラーは昨日感動のゴールを迎えた王岳と足和田山(ロープウェイ軸索の真後ろ)の間に、早くも雪を被った南ア・荒川三山(右)&赤石岳を見つけてニンマリ!
2021年10月24日 09:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/24 9:48
ロープウェイにて僅か4分、天上山の絶景スポットへ。周りのミーハー観光客が富士をバックに記念撮影しまくる中、我々ヤマラーは昨日感動のゴールを迎えた王岳と足和田山(ロープウェイ軸索の真後ろ)の間に、早くも雪を被った南ア・荒川三山(右)&赤石岳を見つけてニンマリ!
押し寄せるミーハー観光客との差別化のため、せめてものハイキングとして、片道15分の小ピーク「天上山」へ。樹林に囲まれた地味な山頂ですが、静寂の支配するステキな雰囲気。歴史のありそうな小御嶽神社に山行完遂御礼の参拝。
2021年10月24日 10:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
10/24 10:07
押し寄せるミーハー観光客との差別化のため、せめてものハイキングとして、片道15分の小ピーク「天上山」へ。樹林に囲まれた地味な山頂ですが、静寂の支配するステキな雰囲気。歴史のありそうな小御嶽神社に山行完遂御礼の参拝。
天上山ピークの樹間より、富士の雄姿が垣間見えます。これはこれで趣ある山頂景観です。
2021年10月24日 10:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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10/24 10:07
天上山ピークの樹間より、富士の雄姿が垣間見えます。これはこれで趣ある山頂景観です。
RWでラクラク下山、続いては定番の富士山世界遺産センターへ。こちらは比較的空いている上に入館無料、都会人の雑踏を嫌う我々ヤマラーには有難い限りです!
2021年10月24日 11:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/24 11:09
RWでラクラク下山、続いては定番の富士山世界遺産センターへ。こちらは比較的空いている上に入館無料、都会人の雑踏を嫌う我々ヤマラーには有難い限りです!
南・北両館にまたがる充実の展示に大満足。先ほど現物を眺めたばかりの本栖湖・お札写真スポットの解説(右下)にホッコリです。
2021年10月24日 12:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/24 12:02
南・北両館にまたがる充実の展示に大満足。先ほど現物を眺めたばかりの本栖湖・お札写真スポットの解説(右下)にホッコリです。
山梨プチ観光の締め括りは、北館2階のカフェでの軽昼食。オヤジは赤富士カレーセットを注文、見た目は楽しいものの、予想外の辛さに思わずヒーハー…。朝からのミーハー観光で寝ぼけた両眼と脳が覚醒しました!
2021年10月24日 12:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
5
10/24 12:29
山梨プチ観光の締め括りは、北館2階のカフェでの軽昼食。オヤジは赤富士カレーセットを注文、見た目は楽しいものの、予想外の辛さに思わずヒーハー…。朝からのミーハー観光で寝ぼけた両眼と脳が覚醒しました!

感想

緊急事態モードが解除され3週間余、秋の紅葉シーズン到来とともに首都圏の新規感染者も激減し、県境越え登山・ハイキングも一斉に解禁です。ここ数年間精力的に取り組んできた山梨百名山巡りもいよいよ大詰め、最後ぐらいは家族と連れ立って、と大事にキープしておいた御坂山塊・王岳へのフィナーレツアーを決行に移します。当初は前週末に計画し、祝宴開催のため温泉旅館も4名分予約していたものの、悪天で1週間延期、結果的に参加してくれた家族は、在宅講義続きで週末はヒマしている末っ子くんのみに…。それでも、夏の北アルプス山行以来久しぶりの同伴者ありのツアーにオヤジは大いに張り切り、土曜朝の下り渋滞を回避すべく、ムスコを叩き起こして朝6時前に自宅出発します。途中、事故渋滞に少し巻き込まれたものの大きな遅れなく、登山口の西湖畔・根場いやしの里駐車場に朝8時20分前到着。当初計画では鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳を経て王岳を目指すハードコースの周回を目論んでいましたが、前日の雨で雪頭ヶ岳前後の険しい登降区間が滑りやすいのでは、と推察されたため、王岳登頂を確実に完遂できるよう、鍵掛峠経由のショート周回コースに切り替え、いざ出発です。夜来の雨も上がり、富士の高嶺がキレイに雪化粧する中、雲一つない晴天で絶好のハイキング日和、我が父子のテンションも一気に上がります。
 いやしの里を迂回し、登り始めは林道沿いの緩やかなコース。「熊に注意!」のカンバンや路肩の比較的新しめの掘り返し跡にビビりつつ、クマ鈴をリンリン鳴らしながらやがて山道に入ると次第に勾配が増し、峠手前では岩峰を巻き気味に登るルートに入ります。岩峰の直上で富士−西湖の大展望を楽しんだ後、鍵掛峠に出ると一旦勾配は緩み、途中の小ピーク・鍵掛を挟んで、暫くは紅葉混じりの平和な尾根道が続きます。やがて樹林帯を抜け、細尾根や岩混じりのトラバース気味の区間も現れて、白妙の富士はじめ南東方向の大パノラマに励まされつつも、細かいアップダウンが続き親子揃って体力を消耗。いつしかコースタイムを大幅オーバーし、ようやく手前のピーク・吉沢山に到着。ここで小休止して体勢を立て直し、最後の登りをクリアすると、多数の先着ハイカーで大賑わいの山梨百ラスボス・王岳山頂に到着です。その山名に相応しく、遮るもののない富士に西湖・本栖湖、西方の天子山塊の彼方には駿河湾に浮かぶ大型船も望見できる素晴らしい山頂景観に、この山を最後に残しておいて良かった、としみじみ感慨に耽ります。少し気恥ずかしく思いながらも、用意した「山梨百完登」のバナーに日付を書き込み、見慣れた山梨百の標柱を入れてムスコとともに記念撮影。山頂の一角で弁当昼食を書き込みながら、留守家族にもLineで完登の報告写真+メッセージを送ります。
 楽しいランチタイムを過ぎて賑やかなベテランハイカーの一団が一足先に鍵掛方面へと下山し、山頂に暫しの静寂が訪れる頃、我々も下山を開始します。あとは笹混じりの斜面を九十九折れに下り、林道からクールダウンの漫歩でツアー完了、と父子揃って油断しながら鼻歌混じりで尾根道を快調に下っていくも、この後予想外のハプニングに見舞われることに…。クマかイノシシの掘り返し跡やクリの食べかすが残る尾根道を離れ、左側の沢筋をトラバース気味に暫く下ると、近年の土石流の爪痕も生々しい涸れ沢を横断。やや不明瞭なルートを赤テープ頼りに進んでいくと、ようやく案内標識の立つ林道終点の登山口に到着し、ここで残る最後のお楽しみ、フルーツゼリーを親子で平らげます。午後の淡い木漏れ日の中、無駄話などしながら簡易舗装の路をしばし下ると、林道の屈曲点の下方、距離にして2-3百メートルのところに黒く動く大きな塊が…。当方のクマ鈴に驚いたのか、唸り声を上げて近くの林に走って逃げていく姿も見え、これはイノシシでも鹿でもなく、間違いなくツキノワグマの成獣と確信します。クマとの遭遇は初体験のムスコ君はさすがに大いにビビり、オヤジの後ろに隠れる感じで恐る恐る歩いてきますが、オヤジもクマ鈴を意識的にリンリン揺らしながら、速足で林道を進んでいきます。余りに焦り過ぎてか、この後に右の足首を強烈に捻ってしまいますが、今度は痛みを押し殺しつつ、それでも普段よりはかなり速いペースで林道をのし歩き、20分弱で程なく麓の駐車場近くに到着。後に続く数組のハイカーが心配でしたが、皆さん平和な様子で下山されていて、結局クマと接近遭遇したのは「露払い」役の我々だけだったかも…。クマ騒ぎで山梨百名山完遂の感動は少し薄れましたが、ともかくも無事にツアーは完了です。
 下山後のプチ観光として、道の駅なるさわで鉱石大好きのムスコ君のため入館無料の「鉱石ミュージアム」を見学の後、この日のお宿、静かな精進湖畔の山田屋ホテルに向かいます。展望露天風呂で山の汗を流すうちに右足の強い痛みも少し和らぎ、ビールで祝杯を上げた後、盛り沢山の夕食に舌鼓を打ち、部屋に戻ると親子揃ってバタンキュー…。翌朝早く、朝風呂に入っても足の痛みがまだ残るため、予定していたパノラマ台へのショートハイクは取り止め、代わりに本栖湖の1000円札撮影ビューポイントへ。駐車場近くで山梨県の観光地図を何気なく眺めると、何と全ての山梨百名山(だけ)が地図上にくまなく描かれていて、苦労の連続だった「四天王」(鋸岳、笊ヶ岳、笹山南峰、鶏冠山)ツアーはじめ、これまでの長い長い梨百行脚の思い出が走馬灯のように蘇ります。この後、河口湖の天上山パノラマロープウェイに富士山世界遺産センターと「定番」のミーハー・プチ観光を午前中に終え、小仏渋滞にもほとんど苦しむことなく、午後3時過ぎ無事自宅に帰り着きました。
 これでそれぞれに楽しかった甲斐の名山歩きもようやく一段落ですが、あとは首都圏の感染が落ち着いている間に、残り5座となった群馬や千葉エリアの関東百名山をいくつか踏破しつつ、できれば年内にも300名山ゴールのヤブ漕ぎ必須、箱根・神山にも足を延ばしたいところです。まずは王岳の土産代わり!?に持ち帰った右足捻挫の回復を待つ必要がありますが、海外変異株やブレイクスルーによる感染第6波の来襲も気がかりです…。残り少なくなった紅葉シーズン、ヤマレコユーザーの皆様も、冬眠前のクマさんにはくれぐれもご注意!?の上、安全第一にて錦秋の山歩きをお楽しみ下さい!
[2021年10月25日記]

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