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記録ID: 376837
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ハイキング
丹沢

牧馬沢(牧馬大滝からF3まで)【石老山から】

2013年11月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:45
距離
13.9km
登り
1,238m
下り
1,236m

コースタイム

8:05駐車場−8:55石老山(小休止)−9:15高塚山手前640m付近から南南西尾根下降−9:45県道518号−10:05牧馬沢入渓−10:20牧馬大滝下(休憩20分)−11:10牧馬大滝落ち口−11:30 F2下(小休止)−12:15 F2落ち口/F3下(休憩10分)−12:40 F3落ち口−13:00県道518号(何故か35分寄り道)−13:35高塚山南西(南)尾根取り付き−14:35高塚山−15:00石老山(休憩10分)−15:50駐車場


※ルートは手書きで正確ではありません。
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
相模湖病院内に登山者用駐車場があります。
(登山者用に数台止められます。)
コース状況/
危険箇所等
<相模湖病院登山者用駐車〜石老山>
山麓には平安時代に建立されたという顕鏡寺があり、中腹までたくさんの奇岩怪石を楽しめます。
(それぞれの奇岩怪石には名前が付いていますよ。)
途中、見晴台や八方岩からの眺望も良いです。
空が澄み渡っていれば山頂から丹沢の山々、そして富士山も堪能できます。
道標もしっかりしていますし、山頂にはベンチもたくさんありますので、老若男女におすすめのハイキングコースです。

<高塚山付近南側〜県道518号>
石老山から高塚山までの稜線南側から県道518号には細かな尾根がたくさんあります。
(一般ルートではありませんので、注意が必要です。)
今回歩いた尾根以外も歩いていますが、ここら辺は植林帯で仕事道が付いています。
なお、急斜面の九十九折りの仕事道を気にせず、直登するとかなり疲れます。

<牧馬沢(牧馬大滝からF3まで)>
牧馬大滝(F1)は絶壁に囲まれて、一見の価値がある素晴らしい大滝です。
うれしいのは、ふらっと見物程度に行けますので、滝好きにはお薦めです。
残念なのはゴミが結構あります。
F1より先はふらっとでは行けませんので、詳細は感想のところに記載します。
なお、私は大滝(F1)、F2、F3を全て右岸から大高巻きしています。


※増水時、季節、天候、体調、スキル等により難易度も変わりますので、あくまでも参考程度として下さい。
登山道にある石老山の岩の歴史。
新しい看板です。
2013年11月30日 08:10撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 8:10
登山道にある石老山の岩の歴史。
新しい看板です。
顕鏡寺の紅葉です。
2013年11月30日 08:17撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 8:17
顕鏡寺の紅葉です。
石老山山頂から富士山!
今日の朝は最高の眺望でした。
2013年11月30日 08:59撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 8:59
石老山山頂から富士山!
今日の朝は最高の眺望でした。
県道から見る砕石された山肌。
2013年11月30日 09:55撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 9:55
県道から見る砕石された山肌。
牧馬沢に入って最初の幅広の小滝。
右から。
2013年11月30日 10:10撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 10:10
牧馬沢に入って最初の幅広の小滝。
右から。
前方には凄い絶壁!
左の壁からは大滝!
2013年11月30日 10:18撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 10:18
前方には凄い絶壁!
左の壁からは大滝!
牧馬大滝(F1)
素晴らしい眺めです。
この角度が一番でしょうか。
2013年11月30日 10:21撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 10:21
牧馬大滝(F1)
素晴らしい眺めです。
この角度が一番でしょうか。
大滝正面から。
正面は平凡かな。
2013年11月30日 10:22撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 10:22
大滝正面から。
正面は平凡かな。
右45度。
2013年11月30日 10:23撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 10:23
右45度。
更に右に。
三方絶壁に囲まれた最高な場所です。
2013年11月30日 10:24撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 10:24
更に右に。
三方絶壁に囲まれた最高な場所です。
、、、で大滝は右岸から大高巻き。
落ち口に向かって下降中。
この大高巻きに30分。
2013年11月30日 11:05撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 11:05
、、、で大滝は右岸から大高巻き。
落ち口に向かって下降中。
この大高巻きに30分。
大滝落ち口から。
2013年11月30日 11:10撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 11:10
大滝落ち口から。
大滝上のゴルジュ。
2013年11月30日 11:15撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:15
大滝上のゴルジュ。
ここは素直に靴を脱いで裸足で通過しました。
冷たさは想定範囲内、、、やせ我慢!
2013年11月30日 11:16撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:16
ここは素直に靴を脱いで裸足で通過しました。
冷たさは想定範囲内、、、やせ我慢!
左岸の枝沢の滝。
これまた迫力があります。
2013年11月30日 11:27撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:27
左岸の枝沢の滝。
これまた迫力があります。
左岸絶壁に出合う枝沢の滝と、靴を脱いで通過したゴルジュ。
2013年11月30日 11:29撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:29
左岸絶壁に出合う枝沢の滝と、靴を脱いで通過したゴルジュ。
そして3条の流れのF2。
釜は広いです。
2013年11月30日 11:31撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 11:31
そして3条の流れのF2。
釜は広いです。
右岸を大高まき中。
遥か下にF2。
まだまだ登りますよ。
2013年11月30日 11:44撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:44
右岸を大高まき中。
遥か下にF2。
まだまだ登りますよ。
登っていると、ロープ発見!
ここを下る場合はロープが無いと危ないかな。
2013年11月30日 11:56撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 11:56
登っていると、ロープ発見!
ここを下る場合はロープが無いと危ないかな。
F2落ち口。
この大高巻きは40分。
2013年11月30日 12:14撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 12:14
F2落ち口。
この大高巻きは40分。
F3も美滝です。
ここも釜は広いです。
2013年11月30日 12:15撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
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11/30 12:15
F3も美滝です。
ここも釜は広いです。
F3も右岸から高巻き。
2013年11月30日 12:34撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 12:34
F3も右岸から高巻き。
F3落ち口上の沢に降りるところにはロープがありました。
2013年11月30日 12:42撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 12:42
F3落ち口上の沢に降りるところにはロープがありました。
F3落ち口。
この高巻きは15分。
これにて本日の沢歩きは終了。
2013年11月30日 12:44撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 12:44
F3落ち口。
この高巻きは15分。
これにて本日の沢歩きは終了。
高塚山南尾根からの眺望。
2013年11月30日 14:24撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 14:24
高塚山南尾根からの眺望。
高塚山南尾根の山頂直下には長めのロープがありますが、特にロープが必要な斜度では無いです。
2013年11月30日 14:32撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 14:32
高塚山南尾根の山頂直下には長めのロープがありますが、特にロープが必要な斜度では無いです。
久しぶりの高塚山山頂。
ここは眺望なしです。
2013年11月30日 14:36撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 14:36
久しぶりの高塚山山頂。
ここは眺望なしです。
最後に見晴台から相模湖と高尾の山々。
2013年11月30日 15:25撮影 by  DMC-FH6, Panasonic
11/30 15:25
最後に見晴台から相模湖と高尾の山々。

感想

『断崖絶壁に囲まれて』

遅くなってしまった感がありますが、紅葉を観に近場の牧馬沢(牧馬大滝からF3まで)に行くことにしました。
また、天気も良さそうなので、石老山を越えるルートとしました。

それではスタートです。
まずは石老山山頂まで落葉を楽しみながらウォーミングアップします。(やっぱり遅かったかな。)
石老山山頂で富士山を堪能して、気分良く、高塚山手前の小ピーク(640m)から南南西向きの尾根を下降しました。
最後は民家の裏庭(畑)のような場所に降りてしまい失礼しました。

牧馬沢の最初は伏流で、進んで行くと幅広の小滝が現れます。
この小滝の左岸にロープがありますが、特に使用すこともなく通過出来ます。
すると三方を絶壁で囲まれた左側の壁から水が噴出している、、、凄い。
ここが牧馬大滝(F1)で、落差は15m以上ありそうな感じで、正面より横から観た方が魅力的な滝です。
大滝を観賞しながら、さて、この先はどうしようかと周りを観察します。
沢は大滝で90度左に折れるのですが、どんつきの左岸はとんでもない絶壁で、また右岸も絶壁です。
ただ、右岸は少し戻って大高巻きすれば、安全に沢へ降りられるか分かりませんが何とか行けそうな雰囲気です。
(今日は一本長めのロープを持っているので、何とかなるだろうという甘い考え。)
、、、で、幅広の小滝の少し上あたりまで戻って左(右岸)斜面を登ります。
大滝の右岸の壁を乗り越えるにはかなり登ることになりますが、先人の踏み跡らしきものがちゃんとあります。
かなり登ったところで、適当に大滝の方向へトラバースして、小尾根っぽいところを下降して大滝の落ち口の少し上に降り立ちました。

大滝上からF2までは両岸が絶壁(左岸の壁には枝沢が15mぐらいの滝となって出合っています。)の廊下になっているところがあり、兎に角素晴らしいです。
ここだけは靴を脱いで裸足で通過する場所がありました。(深さはふくらはぎぐらいです。)

F2は3条で10m強ぐらいの美滝です。
ここで滝を観賞しながら両脇を確認しますが、結構な崖なので、安全策の大高巻きとします。
それではどちらから巻くかということになります。
見た感じ、右岸はかなりの大高巻きになりそうだけど行けそうで、左岸も行けそうですが何となく危なそうです。
兎に角この沢の両岸の斜面の岩壁には泥が付いていて、更にこの時期は落ち葉が上に乗っているので、足元の下地が分かり難くいです。
ただ、立ち木や根っ子など、ホールドはそれなりにあるのが救いです。
、、、で、少し戻って右岸から大高巻きに入ります。
かなり登ったところで、このルートは本当に大丈夫なんだろうなぁなんて思っていたら、先人が設置したロープを発見しました。
支点の状態が分からないので、補助程度に活用させて頂きました。(こんなところにロープがあるとは驚きです。)
ここから先は小尾根っぽいところを下降してF2の落ち口の少し上に降り立ちました。

F2のすぐ上がF3になります。
F3も10m強ぐらいの美滝です。
ここでも休憩しながら巻きを考えますが、一見してF1やF2みたいに大きく巻く必要が無く、右岸から行けそうだと分かります。
、、、で、最後なので慎重に高巻いてF3落ち口へ。
沢に降りてから右岸にロープが設置されていることに気が付きました。
結局持参したロープは使いませんでした。

いやー距離は短いのですが、F1、F2、F3と枝沢の滝と4つの滝があり、ゴルジュも素晴らしく大満足でした。
(ただ、巻きに時間を掛けすぎですね。)

この後はちょっとしたおまけ。
F3上から県道518号に出て、高塚山に登り返すために右行くところを、何故か左に行ってしまう。
気が緩んだのか「かりんとう」を頬張りながら20分、逆に歩いていることに気が付く。
おいおい!舗装道路で道間違ってどーすんだよ!!


最後までお付き合い頂き有難う御座いました。

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