八森山、見月山、大篠山 (上渡吊橋〜玉機橋)
- GPS
- 09:37
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
行き:駐車地から 帰り:六番16:51(バス)17:03牛妻坂下(白鳥食堂)17:41(バス)18:14上渡 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「上渡吊橋〜廃屋」 道ははっきりしているが枯れ枝などが散乱し荒れた雰囲気。 「廃屋〜八森山」 廃屋の先がわかりづらいが、小屋を越えてしばらく水平に進んでから山腹に上がる道が現れる。 その後、放置茶畑の付近が歩きづらく迷いやすい。 八森山から伸びている東尾根に乗ってしまえば、あとは比較的歩きやすい道になる。 「八森山〜三星峠」 八森山を過ぎてしばらく行ったところの防獣網の脇が歩きずらいが、その他は尾根伝いに歩きやすい踏み跡が続く。 1004m手前に尾根をそれて西側に下りるはっきりとした道が有り紛らわしい。 尾根から三星峠〜栗駒の道に合流する部分が地形図を見て難しそうだなあと思っていたが、その場所にはピンクテープがたくさんついていた。 「三星峠〜見月山」 三星峠から鉄塔まで一部不明瞭だが鉄塔が見えているので、それほど困らないと思う。 鉄塔から見月山は歩きやすい道が続く。 「見月山〜玉機橋」 標識もそこそこあり、思ったより歩きやすい道でした。 歩きやすい道と書いてはいますが、全体を通して標識は少なく不明瞭なところも多く迷いやすい道です。ただ危険な場所は無いと感じました。 |
写真
感想
アツラ沢の頭から込岳、二王山、八森山、見月山を経て玉機橋まで、安倍川本流と中河内を分ける長い尾根が続いています。あと八森山〜三星峠、見月山〜玉機橋を歩けば、この尾根が足跡の赤い線で繋がる。
ということで八森山から玉機橋までを歩くことにして出発します。
上渡の吊橋から歩き始めます。
昨年、八森山に登った時は東尾根からでしたので、今回は北東尾根から登ります。
最初は茶畑や石垣がある生活道のような雰囲気の道を登っていきます。
やがて廃屋に着きますが、登山道が廃屋の中を貫通・・・。
不思議な感じです。
廃屋を過ぎ放置茶畑の枝をかき分けて進んでいるうちに道を見失います。
地形図からすると、どこかで北へ向きを変えて北東尾根に向かうはず・・。強引に北側へ登っていくと、本来の登山道に合流。どこかで道を見落としていたみたいですが、何とか復帰します。
北東尾根に乗れば歩きやすい踏み跡が続きます。
樹林帯で木々に隠れて見えそうで見えない大谷嶺を見ながら登っていきます。
やがて東尾根からの道と合流すれば八森山に到着します。
八森山からは三星峠へ向けて南下します。
最初の防獣網付近が藪っぽかったけども、以降は快適に歩きます。1004m手前で西側へ下る道に誘い込まれてしまい、あわてて修正しましたが、それ以外は問題なく三星峠に着きます。
三星峠からは昨年歩いた道。
鉄塔付近や防獣網付近で大展望を楽しみながら見月山へ向かいます。
見月山に13:00、時間的にもまだ早く玉機橋へ向けて余裕をもって進みます。
途中の伐採地・・・左の伐採地は藪っぽく、右の樹林帯は倒木帯。
最初は倒木帯を進みますが、倒木が多すぎて歩きにくいので伐採地に戻ろうとした時、倒木の上で足が滑りコロッ。
棘だらけの藪に向かって転んでしまいます。
軍手や服に棘が残り痛い。
棘を一本一本抜いているうちに時間を浪費してしまいます。
気を取り直して大篠山へ向かうと展望の良さそうなススキの原が・・。
七つ峰〜大無間〜大谷嶺、その奥には聖岳も見え素晴らしい展望が広がり感動します。
しかしススキの背が微妙に高く写真を撮れそうな場所を探しながら右往左往。
ここでも予想外に時間を使います。
予想外に時間を費やしたので大篠山からは一気に下ります。
そして明るい内に無事に玉機橋に到着。
これでアツラ沢の頭から玉機橋までの稜線がつながりました。
さて、この後は車を回収しにバスで上渡に戻る予定でしたが、棘の伐採地やススキの原で余分な時間を浪費したので16:12発のバスに乗れず、次のバスまで一時間以上の待ち時間があります。
幸いにして反対方向へのバスが有ったので、それに乗り込み牛妻で下車。久々の白鳥食堂でおでんを食べながらバスを待ちました。
これでアツラ沢の頭からの尾根を踏破したと同時に、玉機橋を南端として「玉機橋〜見月山〜八森山〜二王山〜アツラ沢の頭〜山伏〜安倍峠〜十枚山〜富士見岳〜天神山〜玉機橋」と安倍川本流をぐるりと囲う様に足跡が繋がりました。
まだまだ歩きたい場所が多く残っている安倍山系。
次は何処をつなごうかな??。
コメント
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いつもながら見応えのある記録をありがとうございます。
googleで気になるコースを検索すると、なぜかmalembeさんの
記録に飛んできてしまう私です(笑
大篠山から下ってすぐ、大段山への分岐は明示されているのでしょうか?
実はずっと逆行程で行こうと考えていました。
実は私も気になる山を検索すると自分の記録に飛んでしまうことが増えてきました。(安倍川の西側に限ってですが・・。)
なんか不思議な気分です。
いずれ繋いでみたいと思い、大段山への分岐は気にしていたのですが・・・目印が無かったのか、有ったけど見落としたのか・・・知らぬ間に通り過ぎていました 。
なかなか興味深いコースでした。
レコ有難う御座います。
私の場合、月曜日白鳥食堂閉まってたんですよねぇ〜orz
羨ましさひとしおw
もっと大変な道かなあと思っていましたが、意外と楽しく歩けました。
一本杉山に魅力を感じる方にはお薦めかも 。
白鳥食堂は3回目。
どろっとしたタレが美味しいです。
次回は是非寄ってみてください。
『安倍山系』(中)272ページの略図で西尾根の途中で上がれたもの,傾斜が増して危険と感じたので引き返しました。
解説ありがとうございます。
改めて読み直してみると※5に記述の尾根なのですね。
それと1004m手前で西側に迷い込んだところは※3に記述の道だったのですね。
せっかく詳細まで解説されている「安倍山系」もっとしっかり読まないと ・・・・。
意外なところでは俵沢山付近に「平野↓」の標識があり気になりました。
>意外なところでは俵沢山付近に
はて? 俵沢山とはどこでしょうか?
あっ。
漢字見間違えてました。
俸沢山です。
見月山全体が植林の山と言ってよいですので,いろいろな所に道があると思います。そうした全く知られていないような場所を歩いている人たちもいます。
そうですね。
植林の山は色々な道があるので、ある意味で面白いかも。
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