伊那市近郊の里山 五郎山・三界山・物見や城
- GPS
- 05:20
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 853m
- 下り
- 827m
コースタイム
08:30駐車場
08:55五郎山09:10
9:30駐車場
【三界山】
09:45ゴルフ場駐車場
11:30三界山山頂12:00
12:50ゴルフ場駐車場
【物見や城】
13:25キャンプ場駐車場
14:00物見や城14:15
14:40キャンプ場駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道「伊那IC」降車、国道361号線で高遠町を目指します 信号「高遠公園下」を右折し、次の信号「小原」を左折すると すぐに「白山トンネル」に入ります トンネルを出てすぐ左折すると無料駐車場があります 【三界山】 「白山トンネル」を抜け、信号「小原」を左折 約3km先の信号「三峰川橋南」を左折、県道210号線を道なりに行きます 「新山」簡易郵便局を過ぎたら左への脇道に入り 「伊那エースカントリークラブ」を目指します 冬季閉鎖なのか、管理事務所に誰もいませんでしたので 駐車場の隅に駐車させていただきました 【物見や城】 県道210号線を信号「三峰川橋南」迄戻り、左折します 県道209号線を走り、信号「沢渡」を直進、 「伊那食品工業」を過ぎ広い道に出たら左折 道なりに3km弱行くと右側に「野田山アヤメ園・休み平キャンプ場」看板あり 右折して道なりに3km弱で「藤沢山自然休養園」の大きな案内板前に着きます 案内板前を右に行く坂道を行くとまもなく、キャンプ場の駐車場 車は余裕で置け、傍に新しく立てられたような東屋がありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況 【五郎山】 危険箇所はありませんが僅かに雪があります 赤松林の日陰で、凍結している箇所がありますのでご注意ください 【三界山】 ゴルフ場から200m程広い道を直進すると分岐があり 右に矢印のついた看板で右折しましたが、結果的に遠回りになりました どこをどう歩いているのか分からない状態で 三界山への標識を発見し、西峰を経て辿りつきました 西峰の下を巻く道を辿り、より南の道に合流したものと思います 下山時は西峰から真っ直ぐ尾根を下り、西尾根へ出ました 木の幹に標識が付けられていますし、テープもありますので 思った程、心配なく駐車場に戻れました 積雪20cm程、ワカン着用しましたが、なくても歩けます 特に危険箇所はありません |
写真
感想
初めて南アルプスに登ろうと思い立った時から、
伊那インターを降りて高遠町を抜け、戸台に向かうのが定番のアクセスでした。
その戸台に向かう途中にある里山に気が付いたのは数年前
折があったら是非「五郎山」と「三界山」にと思っていましたから
この計画をCLが組んでくださったことに感謝です。
「五郎山」と「三界山」は南北に尾根で繋がっています。
縦走も魅力的ですが、今回はそれぞれの登山口から往復とし
余った時間で「高尾山」と当初計画していただきました。
結果的にもっと時間に余裕が出来た為、
伊那谷を横断し、西側にある山へもついでにお邪魔してきました。
いつものことながら、臨機応変のCLの頭の回転に脱帽です。
「五郎山」は高遠城を北に見下ろす里山で
城主だった仁科五郎の墓が建てられています。
登るに従い、「一郎山」「二郎山」と次々に
高遠城を守るために戦って亡くなった人々を祀る祠があり、
この山が高遠町に深い繋がりを持った山だとわかります。
山頂にある石碑や武者の石像などからも
戦国時代の壮絶な戦いを想像してみずにはいられません。
桜の季節、今の高遠城には、花見客が全国から訪れ、大渋滞が起こります。
平和な時代を生きる者にはとても戦に思いが及ばぬかもしれませんが…
「三界山」の名はちょっと珍しいのですが、
三国山などという山名のように、境に位置する山の意味だそうです。
伊那、高遠、長谷村の境だったという事でしょうか?
残念ながら、今はもう高遠町は伊那市に含まれてしまっています。
山は松茸の出そうな赤松林に覆われ、山頂の東西のみ、木が伐採されています。
中央アルプスと南アルプスの展望台で、地元の小学生が登山するようです。
伊那谷越しに見る権兵衛峠は、優しく穏やかに見え
間近に仰ぎ見る仙丈ヶ岳の優美な姿に惚れ惚れします。
行きにちょっと時間がかかりましたが、順調に下山し
時間に更に余裕が出来たところで、三つ目の山を変更し
伊那谷を横断して、「物見や城」に登ってみる事にしました。
この山は名の示す通り、のろしを上げた山城の跡地。
この山も登ってみたい山でしたからわくわくしながら向かいました。
積雪でキャンプ場駐車場まで車が入れるか心配でしたが
予想外に少なく、駐車場に駐車でき、短時間で往復、
ただ、稜線上には雪が20cmほどありました。
山頂には、案内板にのろしの上げ方の説明があり、
最近、実際のろしを上げたらしく、青竹を燃やした跡がありました。
伊那谷を次々にリレーされて行くのろしはどんなでしょうか…
伊那市近郊の里山はこれまで名前と位置がはっきりしませんでしたが
これからは通る度に山頂の各々の個性的な風景が思い浮かび、
山旅での通過地点も一層心豊かに眺められると思います。
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