蛇谷ヶ峰から南へ縦走・イクワタ峠で撤退
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 991m
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡薄し 赤テープもとぎれとぎれ |
写真
感想
4/29(金)蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳の縦走に行って。。。
今回の計画は、1日間は蛇谷ヶ峰を、西側の桑野橋から登り、山頂から南へ一路、
武奈ヶ岳まで縦走し、坊村からバスで一旦帰宅し、
翌日は平バス停から比良山系南端の権現山・蓬莱山を縦走し、坊村へ降り、
2日間で比良を南北から縦走する、遠大な計画でした。
京阪電車出町柳(7:45)から京都バスで1時間、桑野橋下車(9:00)。
いつも心配な登山口はすぐに見つかり、まず第一関門クリア。
そこから蛇谷ヶ峰の西峰まで約2時間、順調に進みました。
蛇谷ヶ峰は大好きな山で、いつも朽木温泉側から渓流沿いに登っていくのですが
今回は時間の短縮のために西から登りました。
見通しのきかない単調な登山道と思っていましたが、この西峰の雰囲気、とてもいい事を発見。
どの本にも、ブログにも載っていません。何度も来ている山なのに。
武奈ヶ岳の西南稜に似た、広々とした草原のなかの道を緩やかに登っていくと山頂(11:00)です。
しかしのんびり登れるのはここまで。ここから武奈ヶ岳までの道が今回のメインです。
簡単に昼食を済ませ南へ!
須川峠(12:00)―荒川峠(12:15)―横谷峠(12:35)―地蔵峠(13:15)
ここまでは一応、形の上は立ててきたスケジュールどおりでした。
が、赤いテープはすぐにわからなくなり、50Mに一回は地図を広げ、コンパスをみて方角を確認し、少し戻って
ようやく赤いテープをみつけてはまた50M進みと繰り返しての、山行です。
不安になりながらも、これがまた楽しいと感じながら進んでいきました。
しかし、地蔵山から笹峠の間で完全に道がわからなくなりました。
ようやく見つけた赤いテープ通りに進むととんでもない急な谷に降りてしまいました。
一旦戻りましたがほかに道もなく再び降りていきましたが、全く踏み跡もなく、そして今度は
上がろうとしても、山肌がぬかるんで踏ん張れず、ずんずん滑り落ちしまう始末。
悪戦苦闘し、斜め斜めに上がっていくと、見覚えのないところに出てしまいました。
そこから、踏み跡らしいものを見て進んでいくと、ずいぶん前に通過したところに出てきました。
これは、さすがに戻った方がいいか、と考えましたが、
時間にまだ余裕はあること、もう一度進んでまたさっきの谷に行ってしまうようなら戻ろうと、決め、進みました。
そして、どこで間違ったのかわからないまま次の通過点のイクワタ峠になんとか辿り着きました。(14:40)
今回の計画はギリギリの時間で組んでいたので、
「もしイクワタ峠に14:00に着いていなかったらそこから先には進まず、西に降りて栃生のバス停から帰る」
と、エスケープコースを決めていました。図らずもその通りになってしまいました。
イクワタ峠からは釣瓶岳がすぐ近くに見え、その向こうの武奈ヶ岳も見ることが出来ます。 しかし膝が久々に痛みだし、とても40分の遅れを取り戻すことはできないと観念しました。
イクワタ峠から栃生(とちゅう)までの道はコメカイ道と呼ばれていて、
栃生や細川といった安曇川沿いの集落の人々が、琵琶湖西岸の近江高島へ米を買いに頻繁に
往来した道とのこと。
そんな歴史を考えるふりをして痛い足のことをごまかしながらバス停に(16:40)到着。
朝と同じ、京都バス・京阪で帰宅しました。
イメージ 4計画では翌日も比良縦走のはずでしたが、膝の痛みが心配であっさり中止。
家でゆったりまったりゴロゴロしています。
でも、せっかくの楽しみにしていたGW。もっといっぱい登りたいと、地図を広げています。
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