日光東往還(南柏〜雀宮)
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コースタイム
7:54南柏駅-9:55江戸川台駅-11:50野田市文化会館-14:08関宿総合公園-16:35境大橋-16:51ひょう亭旅館
22日
4:28ひょう亭旅館-5:32猿山-7:17諸川-10:11結城駅-11:42下野市鏡-12:59下野薬師寺跡-13:29上三川町境-14:43蛸堂-15:38雀宮駅
天候 | 両日とも晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:雀宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宇都宮貨物ターミナル駅近くは旧道が分断されており、蛸堂で一足早く日光街道に合流した。 北関東自動車道を越えて日光街道から東北本線側に分岐して日光東往還らしき道で雀宮駅に向かった。 |
写真
感想
下調べが不十分なまま歩いたが、日光東往還は刺激のある街道であった。
歩き始めてまず気づいたのは、お寺や神社、石仏が見当たらない区間があったことである。
それは街道が幕府のいくつかの軍馬育成牧場の中を通過していることで理解出来た。人が住む地域ではなかったのである。確かに馬に関係する上野馬込等の地名があった。
もう一つの理由は豊四季は窮民対策で開墾された地域でもともと人は住んでいなかったのである。
千葉県には同様な開墾地が十三地域あって、それぞれ順番を表す佳字があてがわれている。(初富、二和、三咲、豊四季、五香、……十余一、十余二、十余三)
常磐道を越えた流山市内に入ると庚申信仰の根強さがうかがえる石仏が多数ある。
しかも青面金剛や二十三夜塔、猿田彦がセットになっているのが目立つ。更には見ざる、聞かざる、言わざるの三猿が石塔下部に彫られているものが多い。
利根川の両岸にある関宿と境は、現在は鉄道路線がないけれど、かっては利根川を挟んで、大層繁栄したことが容易に想像できた。
結城市の中心部は伝統を感じさせる旧家や民家が多く、ある地域では商家でないにもかかわらず、一戸一戸が個人名を表示した街路灯を立てていたことである。売名よりは奉仕の精神を感じた。
下野市内では美しい緑色の瓦屋根の民家を何軒か見かけたが、単なる偶然だったようである。(帰宅後に調べたが、特に地域的な情報は得られなかった)
日光街道との合流近くでは宇都宮貨物ターミナルや関連道路で街道が失われているのが残念である。
それでも蛸堂で日光街道に合流した時は周辺の景色が懐かしく感じられた。
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