記録ID: 426109
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ハイキング
九州・沖縄
立花山・三日月山
2014年03月28日(金) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:38
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 471m
- 下り
- 475m
コースタイム
大権現登山道口13:14 → 立花城石垣跡13:56 → 立花山山頂14:04(14:15まで休憩) → 三日月山山頂14:48 → 長谷ダム堰堤登山口15:48
天候 | 快晴も中国由来の黄砂やPM2.5の影響か視界不良・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありませんでした。 |
写真
感想
僕にとって立花山と三日月山は故郷の山である。 今はもうその場所に実家はないが、かつては自宅のベランダからそのラクダのコブのような山容を毎日目にしていた。 家族でハイキングしたり、学校の遠足でたびたび登った山だ。 この地に家を失ってから久しくこの山を登っていなかったので、三十数年ぶりぐらいに登ってみることにした。
楠の木の原生林というのはこの地が北限と聞く。 かつての実家のそばにある須賀神社にも日露戦争出征の際に記念植樹された大きな楠の木があり、子供の頃から大木といえば楠の木だったのだが、今住んでいる関東ではまずお目にかかれない。 丹沢あたりをホームグラウンドにしていると植林された杉や檜を避けて山歩きすることは不可能なので人の手の入っていない楠の原生林の中に身を置くことはそれだけで十分に刺激的だった。 あらためて自分が幼少期に親しんだ山が低山ながら特異な植生を持つ山であったことを再認識し嬉しかった。
そしてまたこの山域は南北朝時代から戦国時代まで山城として使われた歴史もあり、いまだに立花城跡の石垣を目にすることもできる。 福岡城の石垣はこの立花城の石垣を移築したという。
その山頂からは福岡市と博多湾沿岸部全域、さらには玄界灘を眺望することができるはずだが、今では中国からの黄砂やPM2.5の猛威にさらされてなかなか見通すことはできない。 子供のころに遊んだ遠浅の磯もアイランドシティという埋立地に取って代わった。
山城に 兵どもが 夢の跡 諸行無常。
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