夏木山・鋸尾根(アケボノツツジの回廊）

2014年05月02日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.7km
• 登り: 616m
• 下り: 564m

コースタイム

7:26犬流れ登山口〜8:41犬流越〜9:18登りのハシゴ場〜10:31鹿の瀬〜11:05夏木新道との出会い(分岐)〜11:19夏木山頂上

12:00夏木山頂上〜12:14ノコギリ尾根分岐〜12:17船石〜13:27夏木新道登山口

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道326号線、桑の原トンネル南口から藤河内渓谷へ入り、湯ーとぴあ温泉入口を過ぎて約8Kほど行き、夏木新道登山口からさらに歩いて10分程の所が犬流れ登山口である、そこから登山開始して尾根の犬流越を左折し鋸尾根をたどる。　沢山のノコギリ状ピークを越えて夏木新道と出会い夏木山頂上へ到達する。そして頂上からの下山は夏木新道登山口へと下る。

コース状況／危険箇所等

犬流れ登山口から犬流越まではきついきつい急登の連続、犬流越からは10座程の大小のピークの急なアップダウンが連続する、つまりノコギリ尾根である。
ハシゴ場、ロープ場が続き危険を伴い気が抜けない、とりわけ鹿の背の岩場は最高に危険な場所であり一歩間違えば命がない、とにかく九州でも屈指のハードコースと言える。

写真

犬流れ登山口

急な登山道から登山開始

シャクナゲの群生地に出会う

美しいシャクナゲ

シャクナゲに歓迎されて

これから向かうノコギリ尾根を見上げる

シャクナゲに再会を告げてさらに進む

アケボノツツジの向こうにそびえる檜山

ミツバツツジも美しい

犬流越に到着

尾根のミツバツツジ

5/3 14:01

最初の急な下りのロープ場

危険な岩場をロープに託して下る

最初の上りハシゴ場にて

急登をロープで上る

青空に一段とアケボノツツジが美しい

アケボノツツジの連続風景

アケボノツツジ越しに鋸尾根

鋸尾根の山肌もアケボノツツジのピンクに染まっている。

傾山の遠望

次から次へとアケボノツツジが続く

見飽きることのないアケボノツツジ

どこを見回してもアケボノツツジ

遠望の檜山とその手前の犬流越からの歩いてきた尾根を振り返る

鋸尾根は危険ではあるがまさにアケボノツツジの花回廊である

今年のアケボノツツジは最高である。

青空と満開のアケボノツツジ

今が満開のアケボノツツジに会えて至福のひと時・・・

アケボノツツジの淡いピンクは何とも言えない

休憩のひと時も贅沢にアケボノツツジの下で・・・

オオカメノキも時折見かける

最大の難所「鹿の背」

足元から数十メートル切れ落ちている、一歩間違えば奈落の底。

切り立った「鹿の背」は両サイドが切れ落ちていて命を掛けて渡り下りなければならない。

こわい・・などとは言っておれない、北アルプスのジャンダルム近くの「ウマノセ」の小型版である。

とにかく慎重に慎重に、小さな岩の突起に靴先をほんの少しひっかけながら渡り下りる。

ヒカゲツツジにも出会った。

鹿の背の次は激下りの二段ハシゴ

でも随分慣れてきた

二段目のハシゴは楽々で降りる。

命がけの後は天国みたいなアケボノツツジの風景が待っていた。

とにかく凄いアケボノツツジの群落・連続で九州屈指のアケボノ回廊である。

誰でもは踏み入れないこのノコギリ尾根を踏破して満足しながら景色も楽しんだ

シャクナゲとアケボノツツジのコラボ

ノコギリ尾根最後近くのアケボノツツジ

ノコギリ尾根と夏木新道との合流点(分岐)

いよいよ夏木山頂上へ向けて歩きながら、途中のアケボノツツジ風景

ひと休みのひと時

ようやく夏木山山頂に到着した、登山開始から約3時間50分である。

夏木山から夏木新道の下り、途中の船石

感想

nobo-330

前々からいつかは走破したいと思っていた犬流れから鋸尾根経由の夏木山・・・ついにその願いが叶い満足・・・このルートは長くキツイ上りの連続、そしてまた鋸尾根では沢山のアップダウン、そして危険なロープ場・岩場、最高に危険度の高い「鹿の背」は北アルプスのジャンダルムへたどる手前の「ウマノセ」の小型版であった、そんなきつくて危険なルートではあったが、九州屈指のアケボノツツジ群落と景色を堪能できて超満足の一日を過ごさせてもらった。