金峰山荘から小川山

2022年08月06日(土) [日帰り]

• GPS: 08:31
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,077m
• 下り: 1,094m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 1:45
• 合計: 8:26

7:30 廻り目平キャンプ場
7:34 7:34 カモシカコース登山口
8:47 9:00 カモシカコース小川山分岐
9:23 9:23 小川神社
9:34 9:49 小川神社先の鞍部
10:34 10:42 2220m付近
11:35 12:10 小川山
12:30 12:30 シオサブ
12:57 13:15 2290峰
13:31 13:31 瑞牆山東尾根分岐
14:01 14:01 八丁平登山道分岐
14:07 14:22 登山道分岐（主稜線−西股沢道）
15:09 15:10 川端下林道終点
15:56 金峰山荘

アクセス

利用交通機関：

自家用車

廻り目平の駐車場を利用。ゲートで駐車券を取り、出場時金峰山荘の受付にて清算。
日帰りで500円。

コース状況／危険箇所等

全体的にテープやペンキもたくさんあり、コースは明瞭でした。
◆廻り目平〜小川神社　梯子やロープもあり、岩場をペンキ・テープで導かれて縫って進みます。
◆小川神社〜山頂〜八丁平　一転して奥秩父の苔むした樹林帯をゆったり進む楽しい道でした。
◆八丁平〜中ノ沢出合　沢沿いは、細かく高巻いたり沢に降りたりして進みます。はっきりしていますが、細いところもあり、滑りやすい時は要注意です。

その他周辺情報

甲斐大泉温泉パノラマの湯にしました。

写真

森に入っていく感じがお化け屋敷の入り口のようでした。

小川山から八丁平に向けて少し降りたところ。素晴らしい苔の庭園でした。これぞ奥秩父です。

2290峰の岩に立って小川山を振り返ります。ここからは瑞牆山も正面に見えます。

感想

泥助

登山口から山に入り、林道終点で降り立つまでの間は、珍しいことに山中では誰にも会いませんでした。百名山に挟まれ、麓はクライミングで賑わい、ということですが、ぽっかりと空いた静かな空間です。

小川神社というのは気付かずにすぎてしまいましたが、そこまでは岩を縫って歩く道で、連日の雨で岩や木の根が滑りやすくちょっと難儀しました。カラマツやシャクナゲなどのブッシュも多少被っていて、たっぷりと水を含んでいました。

小川神社の位置を越えると、奥秩父の森の中の苔むした幸せな道が続きました。終始雲や霧に覆われていましたが、雨は降りませんでした。そして雲が覆ってくると鳥のさえずりが途絶え、全くの無音の世界に入りました。
小川山から八丁平に向けて下る道は、さらに苔が厚く、かつ歩きやすい道になっています。少し降りたところの平らな場所は、苔むした庭園のようで、素晴らしい場所でした。

小川山の山頂で、初めて少しだけ晴れ間が現れました。この山頂は、周囲は木に囲まれていますが、頭上だけは開けているのでした。陽が差すと暖かく、森に入るとひんやりします。いい感じです。ずっと金峰山は雲の中。しかし、2290峰では再び陽が差して暖かく、小川山や瑞牆山が良く見えていました。

奥秩父のエッセンスが詰まったような山でした。