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Yamareco

記録ID: 459720
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

浅草岳(ヤマカジとの遭遇)

2013年07月21日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
693m
下り
684m

コースタイム

ネズモチ平P07:10- 07:20 登山口- 07:37 沢徒渉点- 08:22 展望地08:29- 09:17 稜線分岐- 09:33 浅草岳山頂(昼食)10:30- 10:55 嘉平与ポッチ11:08- 11:48 桜ソネ林道入口- 12:07 ネズモチ平P
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:前夜、越後湯沢よりレンタカー(軽:デミオ)、山ノ湯(共同浴場)〜塩沢〜小出より国道252号・大白川、浅草山荘下Pにて仮眠〜朝、ネズモチ平駐車場へ
復路:ネズモチ平〜石打ユングパルナス(入浴)〜越後湯沢
コース状況/
危険箇所等
ネズモチ平駐車場へ入る林道は途中「通行止」のゲートあるも、手で動かせる状態。奥へ入っていく車もあり、遠慮しつつゲートをずらしネズモチ平へ。特段の危険・通行困難箇所などナシ。登山口からの登路も標識あり、不明瞭箇所などナシ。
展望地直前の登山路より守門岳。下越の名峰。雲行きが少し怪しい・・・
2013年07月21日 08:19撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 8:19
展望地直前の登山路より守門岳。下越の名峰。雲行きが少し怪しい・・・
こちらは遠く飯豊連峰を望む。7月下旬でも残雪がタップリ。
2013年07月21日 08:34撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 8:34
こちらは遠く飯豊連峰を望む。7月下旬でも残雪がタップリ。
こちら、東京ではほとんど知られていないものの、立派な山容の矢筈岳(らしい)。
2013年07月21日 08:34撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 8:34
こちら、東京ではほとんど知られていないものの、立派な山容の矢筈岳(らしい)。
稜線分岐(前岳)を過ぎると、大きな雪渓出現。1,500m級の山とは思えぬ残雪の多さに、冬場の厳しい降雪を思わず想像。
2013年07月21日 09:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:26
稜線分岐(前岳)を過ぎると、大きな雪渓出現。1,500m級の山とは思えぬ残雪の多さに、冬場の厳しい降雪を思わず想像。
雪渓は稜線上の道までしっかりつながり、雪を踏んで登っていきます。(ステップもしっかり、踏み抜きもなく、快適に登降可。)
2013年07月21日 09:26撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:26
雪渓は稜線上の道までしっかりつながり、雪を踏んで登っていきます。(ステップもしっかり、踏み抜きもなく、快適に登降可。)
ネズモチ平までラクして入ったおかげで、9時半過ぎには早くも山頂到着。心配した雨降りもなく、展望絶佳。しかし、山頂には先客が・・・。
2013年07月21日 09:43撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:43
ネズモチ平までラクして入ったおかげで、9時半過ぎには早くも山頂到着。心配した雨降りもなく、展望絶佳。しかし、山頂には先客が・・・。
居合わせた大パーティのベテランによれば、山頂の祠前のローソク立てで涼んでいるこの先客は、何と猛毒の「ヤマカジ」(ヤマカガシ)だとか。大人しいヘビだそうですが、刺激しないように・・・。
2013年07月21日 09:43撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:43
居合わせた大パーティのベテランによれば、山頂の祠前のローソク立てで涼んでいるこの先客は、何と猛毒の「ヤマカジ」(ヤマカガシ)だとか。大人しいヘビだそうですが、刺激しないように・・・。
こちら、遠く会津の山々を望む。雲間からしっかり頭を出しているのは、会津磐梯山でしょうか。
2013年07月21日 09:44撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:44
こちら、遠く会津の山々を望む。雲間からしっかり頭を出しているのは、会津磐梯山でしょうか。
こちらは田子倉ダムを足下に、日光〜尾瀬方面が一望。燧の双耳峰がくっきり、右側のもっこりした山は至仏山でしょうか?
2013年07月21日 09:44撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:44
こちらは田子倉ダムを足下に、日光〜尾瀬方面が一望。燧の双耳峰がくっきり、右側のもっこりした山は至仏山でしょうか?
目を右に転ずると、雪に磨かれて一際険しく、立派な根張りの越後三山が勢揃い。鋭い荒沢岳を前衛に、堂々の越後駒、中ノ岳、ギザギザの八海山。
2013年07月21日 09:44撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:44
目を右に転ずると、雪に磨かれて一際険しく、立派な根張りの越後三山が勢揃い。鋭い荒沢岳を前衛に、堂々の越後駒、中ノ岳、ギザギザの八海山。
今踏んできた雪渓からの登路を振り返る。山頂湿原を縫う木道もあり、さながら「山上の楽園」の趣。
2013年07月21日 09:45撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:45
今踏んできた雪渓からの登路を振り返る。山頂湿原を縫う木道もあり、さながら「山上の楽園」の趣。
越後三山方面をズームアップ。手前の険悪な斜面は鬼ヶ面山の大岩壁。
2013年07月21日 09:45撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 9:45
越後三山方面をズームアップ。手前の険悪な斜面は鬼ヶ面山の大岩壁。
帰路は稜線分岐から木道を辿り、桜ソネ方面のルートへ。可憐なヒメサユリを前景に、守門岳を望む。
2013年07月21日 10:48撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 10:48
帰路は稜線分岐から木道を辿り、桜ソネ方面のルートへ。可憐なヒメサユリを前景に、守門岳を望む。
桜ソネ林道手前の尾根道で、片面キノコだらけの大木(ブナ?)発見。このキノコ、食べられるのでしょうか・・・?
桜ソネ林道手前の尾根道で、片面キノコだらけの大木(ブナ?)発見。このキノコ、食べられるのでしょうか・・・?
下山後、入広瀬先の国道脇から守門岳全景を仰ぐ。冬場は厳しい雪に覆われるこの地域も、今はのどかな田園風景が拡がります。
2013年07月21日 13:39撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
7/21 13:39
下山後、入広瀬先の国道脇から守門岳全景を仰ぐ。冬場は厳しい雪に覆われるこの地域も、今はのどかな田園風景が拡がります。

感想

 東北の梅雨明けが今一つはっきりしない中、いつか踏んでみたかった残雪豊富な浅草岳へレンタカーで単身アタック。直前に思い立ったため、越後湯沢のレンタカー営業所閉店間際に車を借り出し、途中入浴、食料買い出し、夕食を綱渡りで済ませ、前夜は浅草山荘下で仮眠。当日、途中工事通行止めの情報もあって心配していたネズモチ平を目指す。「通せんぼ」のゲートを恐る恐るズラし、林道歩きの登山パーティを横目に、特段の危険箇所もなくネズモチ平の駐車場に到着。(レンタカーの返却時間もあり、行動時間が限られているもので、ラクしてしまいどうもスイマセン・・・。)
 水を汲む間もなく登山路に入るも、林道分岐のネズモチ平コース入り口には豊富な沢水が。しっかり補給して、樹林帯を登っていくと、後ろには堂々の守門岳、そして立派な山容の矢筈岳他、下越の山々がせり上がる。(冬場の豪雪で山肌を磨かれたこれらの山々は、標高の割には本当に立派です。)遠く残雪豊富な飯豊連山を望みながら、ほどなく稜線上の分岐に到着。雲行きは怪しいながら、どうやら雨の心配はなさそうでホッと一息。思ったより巨大な雪渓を横切り、ヒメサユリなどが点在する山頂湿原を木道で縫い歩くうち、大展望の浅草岳山頂に到着。猛毒のヘビ「ヤマカジ」の出現には少々ビビったものの、会津〜尾瀬〜越後三山、そして眼前の大迫力の田子倉ダム〜鬼ヶ面山岩壁と四周の大展望にすっかり満足。カップ麺の昼食を採りながら、1時間近くもゆっくり過ごし、帰路はヒメサユリや守門岳、越後三山の展望を愛でながら、桜ソネ林道コースへ下る。尖った小ピーク「嘉平与ポッチ」の登り返しに少々バテるも、フルーツ缶で元気を取り戻し、林道を迂回し無事ネズモチ平へ帰着。
 越後の山は、下山後の温泉もよりどりみどりで、いつも楽しませてもらっています。紅葉の時期に再訪したい山域です。日曜午後は関越の渋滞もキツイため、レンタカー+新幹線での往復がオススメですね。

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