夜叉ヶ池・三周ヶ岳〜神秘のハートの池・紅葉・藪漕ぎ体験

2022年10月31日(月) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,122m
• 下り: 1,125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:27

7:39 夜叉ヶ池登山口(揖斐川町)
8:54 8:55 幽玄の滝
9:00 9:08 昇竜の滝
9:22 9:24 夜叉ヶ池
9:37 9:37 夜叉丸
10:05 10:13 夜叉姫ヶ岳
10:40 10:45 夜叉丸
10:57 11:16 夜叉ヶ池
11:57 12:02 1230m小ピーク（三周ヶ岳）
12:54 13:04 三周ヶ岳
14:03 14:11 1230m小ピーク（三周ヶ岳）
14:46 14:48 夜叉ヶ池
15:00 15:03 昇竜の滝
15:08 15:14 幽玄の滝
16:06 夜叉ヶ池登山口(揖斐川町)

カメラ1台の日付が誤っています。
誤11月1日→正10月31日

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R303から町道 川上〜池ノ又線へ。
町道はたびたび通行止めになるようなので
事前確認を。
https://www.town.ibigawa.lg.jp/kankoujyouhou/cmsfiles/contents/0000006/6101/yasyagaike-access.pdf
道は悪路です。
急カーブ多数、離合困難、路面に穴、落石散乱。
慎重に運転しましょう。
トイレ、登山届は道の駅さかうち又は登山口。

コース状況／危険箇所等

登山口〜夜叉壁)

「紅葉の渓流歩き」
渓流沿いの、しっとりした道です。
紅葉が最盛期。沢を離れると
ほぼ水平移動のトラバース。
分岐直下に岩場がありますが
危険要素はありません。

夜叉丸・夜叉ヶ池山方面)

夜叉丸までは、ごく普通の急坂。
その先は、クマザサのヤブコギです。
さらに南側、三国岳方面は本格的なヤブ山です。

三周ヶ岳方面)

「岩稜歩きとヤブこぎ」

小刻みに岩稜帯のアップダウンを
繰り返しつつ、夜叉丸方面より手強い
ヤブこぎです。クマザサに加えて
石楠花・ツツジなどの小枝の
ヤブが加わります。

◎今回歩いた部分のヤブコギは
ヤブの下の道はしっかり分かります。

その他周辺情報

道の駅「星のふる里ふじはし」
https://www.ibikogen.com/michinoeki.html

写真

11/1 10:56

夜叉ヶ池は
ハートの形の
神秘の池です。
泉鏡花の小説の舞台です。

11/1 9:04

山頂手前の
夜叉壁。
迫力ある眺めです。

11/1 6:58

町道 川上〜池ノ又線は
たびたび通行止めになります。

11/1 7:44

序盤は池ノ谷の
渓流沿いに歩きます、
透き通った清流です。

11/1 7:58

やがて森が明るい
ブナに包まれます。

11/1 8:59

ほぼ水平移動な
歩きやすい
秋らんまんの道です。

10/31 8:31

明るい黄色。
光を受けて
輝きます。

10/31 8:31

鮮やかな赤。
日差しを受けて
引き立つ朱色。

10/31 9:06

様々な色に染まる
豊かな森を進みます。

11/1 8:48

山頂部の岩稜帯が
見えてきました。
景色が変化に
富んでいます。

11/1 9:19

岩場にはロープが
設置されています。
唯一の注意箇所。

11/1 9:04

岩壁から流れる
昇龍ノ滝、他に
幽玄ノ滝もあります。

10/31 9:07

この上に池があるとは
思えない岩肌です。

10/31 9:11

少し色あせてますが
十分見ごろな紅葉です。

11/1 11:19

標高差300mの急坂を登って
夜叉丸に向かいます。
アルペン的な歩きです。

11/1 10:39

夜叉丸到着。
もう少し先に
進んでみましょう

11/1 9:32

これが噂の
ヤブコギですね。
案外下刈りされています。

11/1 9:35

ササの海を
泳ぐような感覚。
案外楽しいです。

11/1 10:04

夜叉姫岳到着。
今回はここまで。

11/1 10:13

すぐ横に
夜叉ヶ池山の表記も
あります。
ここから先のヤブは
一気に難易度が高そうです。

11/1 10:29

後ほど向かう
三周ヶ岳。
岩とササ原と紅葉が
楽しめそうです。

10/31 11:02

夜叉ヶ池に戻りました。
この池にしかいない昆虫
「ヤシャゲンゴロウ」の
貴重な生息地です。

10/31 11:29

池の周りは
紅葉が見ごろでした。

10/31 11:23

水面に映り込む紅葉。
うっとり見入ります。

11/1 11:28

三周ヶ岳に向かいます。
まずは1230mピークまで。
ササと岩の組み合わせが
いい感じです。

11/1 11:43

夜叉丸を振り返ります。
この尾根は
福井県と岐阜県の
県境歩きです。

11/1 11:48

熊ササに加えて
枯れ木と常緑樹が加わり
ヤブこぎの難易度UP 。

11/1 11:56

ぽっかり開けた
1230mピーク山頂。
展望がよろしいです。

11/1 11:57

再びヤブに突入して
先を目指します。
目的地が一番奥なのは
よくあるパターン。

11/1 12:28

ようやく捉えた
三周ヶ岳山頂。
ピラミダルな姿。

11/1 12:55

激ヤブを抜けて
ようやく山頂らしき
場所に到着。
GPSでも山頂のようですが
標識がありません〜

11/1 12:57

山頂標発見！！
小さすぎ。
山頂到着を確認〜

11/1 13:05

北側に連なる
越美山地の山々。
一般登山道が
ない山ばかりです。

11/1 13:05

1230mピークが
見えてきました。
低山とは思えない
山深い景色です。

11/1 13:34

戻ります。
ヤブこぎは
下り坂のほうが
危ないことを実感。

10/31 12:18

東側に望む
烏帽子岳の
三角錐。

10/31 12:19

さようなら三周ヶ岳。
いい時期に登らせて
もらえました。

10/31 14:28

なんと、石楠花が！！
石楠花は稜線では
大群生しています。

11/1 16:05

夜叉ヶ池の案内板。
ルールを守りましょう。

10/31 17:11

イビデンの発電ダム。
湖面にリフレクション

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

COOLPIX L26 ニコン

装備

MYアイテム

komaki

重量：-kg

個人装備

ヤブ対策必要 長袖シャツ 長ズボン 手袋 サングラス 虫よけスプレー 帽子

感想

komaki

10月31日（月）、奥美濃の
夜叉ヶ池山と三周ヶ岳に登ってきました。

9月の登山で足を傷めてしまい
しばらく登山を控えていました。
治療・安静の甲斐あって、痛みが
和らいできたため、登山再開です。
回復具合を確認するべく、
距離があまり長くなく
紅葉が楽しめる山をということで
今回の山を選びました。

登山口までのアクセスが
たびたび閉鎖されていたりして
登る機会を逃していた
夜叉ヶ池、三周ヶ岳ですが
きれいな渓谷、タイミングいい紅葉、
迫力ある岸壁、神秘的な池など
魅力に満ちた山でした。

そして登山を印象深くさせたのは
「ヤブこぎ」です。
今回歩いた部分は、ルーファイの
難易度は高くないものの
枯れ枝、クマザサを掻き分けて
歩くのは、山を潜りながら探検するような
不思議な感覚ですし　
ヤブを抜けたときの開放感は
心地よい気分でした。

今回の2座、機会があれば
花の時期に再訪問したいと
思いました。