大茅~堂ヶ谷~ダルガ峰~大海里谷~鍋ヶ谷渓谷~堂ヶ谷~大茅
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:45
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨が降った後は一両日の間、大茅(おおがや)スキー場上の登山道が数百メートルにわたって沢状態になりますので、登山靴の防水加工あるいは渓流足袋を持っていく必要があります。 堂ヶ谷との分岐点から林道ダルガ峰(なる)までの登山道は急傾斜ですが、道がかなりジグザグでしかもスギがクッションになっているので歩きやすいです。ただし、倒木がそのままになっていたり、ルートが迷いやすいところが何か所かありますので、複数でルートファインディングしながら慎重に進む必要があります。 ちくさ高原スキー場上の北に延びるルートを見つけることができませんでした。おそらく人がまったく入らず、道が荒れ放題になり、コンパスを使っても途中で完全にヤブコギとなり断念しました。 |
その他周辺情報 | 駒の尾山やダルガ峰(なる)の登山口にもなっている「林道ダルガ峰線」は全長約12.6kmもあり、70年間かけて平成11年に完成したそうです。 この林道で今年の9月28日(日)の9時~13時に「第6回ヒルクライムinダルガ峰」が開催されます。対象は中学生以上です。林道は250m~1,040mの高度差があり、最大斜度14%超の激坂もあります。 大茅スキー場からさらに数km北方面に進むと鳥取県との県境に「若杉峠」があります。森林浴の森日本百選にも選ばれており、桜と紅葉の季節は特に見頃です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(二重)
着替え用衣類
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
|
---|---|
備考 | 地図を入れるじょうぶで変形自在のクリアケース(ファスナー付)を次回から準備しようと思います。 |
感想
大茅スキー場からの登りは「大茅キャンプ場コース」として名前がつくほどメジャーなトレッキングコースと思いきや、とてもアドベンチャーなコースでした。特にゲレンデ上から急に登山道が沢状になり、登り下りとも沢を抜けるのに20分程度かかりました。シャワークライミングならぬサワ(沢)ークライミングでした。大雨の後の数日間はこのコースを避けた方がいいかもしれません。
さらに林道に出るまでのコースは道の崩壊が修繕されていなかったり、倒木がそのままになっている所が多く一瞬ルートを迷うこともあります。しかし、鹿が突然出てきたりして人があまりいないことをいいことに、別の意味での自然は守られています。
また、この山域の特徴でしょうか、陵線に出るまでは急斜面が多いのですが、陵線に出ると、ほとんど傾斜がなく平坦になります。ただ急斜面でも登山道そのものはジグザグ道も多く、足がつるほどのハードな直登が続くわけではありません。
ちくさ高原スキー場を登り切った後に、地図上にある北へ延びる道に進み吉野川に出ようとしましたが、なぜか途中の道標が「長義山」となっており、道のあるはずがない陵線に入ったので引き返すはめになりました。
その後、再びそれらしきルートを進んだのですが、途中からヤブコギ状態になり結局北上をあきらめました。
この間に費やしたロスタイムは1時間余りにも及びます。もし地形図とコンパスがなければとてもアドベンチャーな山行となっていました。
全体的には、谷沿いを登り、谷沿いを下り、渓谷沿いに歩き、雨のゲレンデを登り、そして最後に谷沿い下るという、ほとんど水に縁のあるコースでした。
後で家族から「実は今週は水難の相が出ている!」と言われました。
しかし、夏の暑い日に沢の音を聞き、クーラー状態の涼しい風を受けて山行を続けるのは非常に気持ちがいいものです。水分補給もいつもより少なくて済みました。
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