中山（足洗川ルート、奥の院）…台風の爪痕
兵庫県
inakabus
体力度について
- GPS
- 01:45
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 395m
- 下り
- 385m
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| 天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『豊中』当日の気温 朝の最低気温 23.5℃ (05:36) 日中最高気温 32.6℃ (13:08) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
■阪急宝塚線『中山観音』駅 http://rail.hankyu.co.jp/station/nakayama.html ※駅前にコンビニ有。南側ロータリーにトイレ有。 ※中山寺境内にトイレ、自動販売機等有。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
台風11号の通過した8/10より3日後の状況です。尚、通過前日8/9、風雨が激しさを増してきた頃合に奥の院への参道の様子は日記に少し記録しています。 ※参照 http://www.yamareco.com/modules/diary/24074-detail-78035 ■中山寺〜足洗川〜天宮塚 川沿いを含め、尾根部にも枝葉が散乱しているものの、倒木や土砂崩れ等により通行に支障が発生しているところも無く、大きな被害は無かったようです。降り続いた雨の影響か、水位が高く普段との明確な比較は出来ませんでしたが、渡渉ヶ所の岩（石）の様子が少々変わっていたり、コースの一部が侵食により崩れていたようですが、通行には特に支障とならないようです。 前日にも少々雨は降ったようですが、大雨後の数日は路面が滑りやすい区間も散見され、要注意です。 ■天宮塚〜奥の院 コース全般、枝葉の散乱、一部に水が浮き路面は滑りやすい状況でしたが、通行に支障となるようなダメージはありませんでした。 ■奥の院〜中山寺 下山は丁石のある参道ルート。こちらも一部に水が浮き路面は滑りやすい状況でしたが、通行に支障となるようなダメージはありませんでした。 【主な過去の記録】 ■中山 バリエーション探索�掘�2014年07月30日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-486849.html ■雪の中山（足洗川ルート、奥の院） 2014年01月19日(日) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-397578.html |
写真
堰堤の水かさではなく、水量の多さが要因かと。
川側の石は浮石も多く、安定するまでしばらく掛かりそうです。
普段は頼りなく感じる木製階段ですが、大雨でも変わらない姿を頼もしく感じました。
今年21回目の参拝。下が今までの登拝回数表（10回分）。
上が新しい登拝回数表（50回分）。
…水に弱い紙だけに50回登るまでに痛まないか心配です。
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下が今までの登拝回数表（10回分）。
上が新しい登拝回数表（50回分）。
…水に弱い紙だけに50回登るまでに痛まないか心配です。
感想
最近記憶に無いほどの大雨…台風11号の影響が心配だった足洗川ルート、空き時間を利用して歩きました。
幸い目立った被害は無く、少々荒れているヶ所や、一部の渡渉ヶ所やコースに流出ヶ所が見られるようですが、特に今後の通行に支障となるようなダメージは無さそうです。
但し、普段観掛けない斜面に水の流れが見られるなど、大雨より数日経過したにもかかわらず沢の水量は多目。普段は気に掛けない渡渉ヶ所も慎重に歩く必要があり、元々急勾配ヶ所は滑りやすい区間も見られるルートですが、岩肌も水の流れや湧水で濡れた所が目立ち、足元が不安定な状況が続きます。一般的な防水トレッキングシューズで歩く事はできましたが、スニーカーなど滑りやすい靴は避けるべき状況でした。
特にこの2〜3年、頻繁に中山エリアは歩いていますが、稀に倒木は見掛けるものの、大雨や台風の影響は他エリアに比べて少ないように感じます。
勿論、最高点が500mにも満たない低山であること、急勾配や険しい岩場も少ない歩きやすい山である事も荒れ難い要因の一つでしょうが、森そのものも健全に保たれている事も見逃せない要因でしょう。
手入れをされた里山のような明るさは感じませんが、部分的な伐採など、手の入った痕跡の多い森であることは確かであり、その理由のひとつはおそらく国有林であるということでしょうか？
賛否はともかく、最近も奥の院への車道整備等自然に手を加えつつも、機械化文明の恩恵を受けた上での効率的且つ計画的な森林保全が行われている成果が現れているようにも感じられます。
何度となく、工事に出くわし、度々不愉快に感じておりましたが、真新しい中山奥の院にもそろそろ目が馴染んできました。この先、今までのように自然をありのままに守り続ける努力に加えて、コストパフォーマンスに優れた積極的な保全活動が必要な時代だと感じます。保護するべき自然と、利用するべき自然、新たな価値基準が生まれる事こそ、後世に豊かな森を残す為には必要なような気がします。
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