ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4972806
全員に公開
沢登り
中国山地西部

岩渕山 水内川支流五郎谷

2022年12月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:13
距離
6.7km
登り
931m
下り
951m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:03
合計
5:31
9:11
28
石が谷峡丸子山憩いの森
9:39
9:39
200
五郎谷出会
12:59
12:59
19
岩渕山登山道
13:18
13:20
37
13:57
13:58
44
14:42
石が谷峡丸子山憩いの森
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石が谷峡入口の丸子山憩いの森駐車場に駐車。憩いの森の荒れたハイキングコースをたどって国道488号の中間点に降り、国道沿いに湯来支所を過ぎた先の小渓流が五郎谷。
コース状況/
危険箇所等
岩渕山から石が谷峡への下山路は、鎖場などあり、本来は下山には使うべきではない。下る場合は、岩場でルートを失わないように注意する。ルートは概ねダイレクトに岩尾根を下っている。また、下りは松葉がすべりやすく、尻もちに注意。尻セードしたいほどすべる。
その他周辺情報 丸子山憩いの森駐車場に水洗トイレ。石が谷峡入口に郷土料理「もみじ」。湯来温泉、湯の山温泉が近く。
五郎谷の出会い付近は三面コンクリート張りで水も流れておらず、なんとも出鼻をくじかれる思いがした。
2022年12月03日 09:39撮影 by  503SH, SHARP
1
12/3 9:39
五郎谷の出会い付近は三面コンクリート張りで水も流れておらず、なんとも出鼻をくじかれる思いがした。
右岸の作業路をたどって、大きな砂防堰堤を越す。
2022年12月03日 09:43撮影 by  503SH, SHARP
12/3 9:43
右岸の作業路をたどって、大きな砂防堰堤を越す。
水流が復活し、左岸に大岩のある岩盤を割る斜滝が現れる。意外と良いかも。
2022年12月03日 10:02撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:02
水流が復活し、左岸に大岩のある岩盤を割る斜滝が現れる。意外と良いかも。
こちらは右岸の40mの岩崖。
2022年12月03日 10:09撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:09
こちらは右岸の40mの岩崖。
両岸が狭まり、いよいよ中流部のゴルジュが始まった。5mの奥に 8m。5mは左を登れる。
2022年12月03日 10:22撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:22
両岸が狭まり、いよいよ中流部のゴルジュが始まった。5mの奥に 8m。5mは左を登れる。
奥の8mは苔の上を水が垂れている。左から巻く。
2022年12月03日 10:25撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:25
奥の8mは苔の上を水が垂れている。左から巻く。
8mの上は釜を持つ4m。右から巻く。流れが静かなので、水鏡になっている。
2022年12月03日 10:32撮影 by  503SH, SHARP
2
12/3 10:32
8mの上は釜を持つ4m。右から巻く。流れが静かなので、水鏡になっている。
続いて石のつまった樋状4m。
2022年12月03日 10:38撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:38
続いて石のつまった樋状4m。
苔のはえたスラブ状10m滝。右の樹林から巻いて落ち口へ。
2022年12月03日 10:45撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:45
苔のはえたスラブ状10m滝。右の樹林から巻いて落ち口へ。
落ち口上の3m。これも右巻き。
2022年12月03日 10:53撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:53
落ち口上の3m。これも右巻き。
狭いゴルジュ。下部はバンドを伝って登り、上部は右から巻いた。
2022年12月03日 10:58撮影 by  503SH, SHARP
12/3 10:58
狭いゴルジュ。下部はバンドを伝って登り、上部は右から巻いた。
再び、側壁の立ったゴルジュが。この4mは直登できたと思う。
2022年12月03日 11:10撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:10
再び、側壁の立ったゴルジュが。この4mは直登できたと思う。
まだ、ゴルジュに斜滝が続く。
2022年12月03日 11:14撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:14
まだ、ゴルジュに斜滝が続く。
ゴルジュの中のナメ滝に続く7mチョックストーン滝。右手のバンドは途中まで登るも上部でホールドが遠く、左岸の岩壁の灌木を伝っての悪い高巻きで越える。
2022年12月03日 11:18撮影 by  503SH, SHARP
1
12/3 11:18
ゴルジュの中のナメ滝に続く7mチョックストーン滝。右手のバンドは途中まで登るも上部でホールドが遠く、左岸の岩壁の灌木を伝っての悪い高巻きで越える。
ゴルジュ内3段40m。下段は右を直登できる。
2022年12月03日 11:30撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:30
ゴルジュ内3段40m。下段は右を直登できる。
中段は水流を、上部20mは右のガレたルンゼから登った。
2022年12月03日 11:34撮影 by  503SH, SHARP
1
12/3 11:34
中段は水流を、上部20mは右のガレたルンゼから登った。
一旦は谷が広くなり、落ち葉のきれいな苔むしたナメが続いた。
2022年12月03日 11:41撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:41
一旦は谷が広くなり、落ち葉のきれいな苔むしたナメが続いた。
また、ゴルジュとなり、奥に右岸直角方向より8m滝が落ちる。
2022年12月03日 11:43撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:43
また、ゴルジュとなり、奥に右岸直角方向より8m滝が落ちる。
苔でヌルヌルの8m。右から左にトラバースして登る。
2022年12月03日 11:46撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:46
苔でヌルヌルの8m。右から左にトラバースして登る。
再びゴルジュの奥に右岸から15m。
2022年12月03日 11:54撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:54
再びゴルジュの奥に右岸から15m。
15mの下部はホールド豊富だが、上部3mはツルツルのスラブとなり、左に逃げる。
2022年12月03日 11:56撮影 by  503SH, SHARP
12/3 11:56
15mの下部はホールド豊富だが、上部3mはツルツルのスラブとなり、左に逃げる。
ナメ滝5m。源流の雰囲気になってきた。やっと、ゴルジュの緊張から解放された。
2022年12月03日 12:01撮影 by  503SH, SHARP
12/3 12:01
ナメ滝5m。源流の雰囲気になってきた。やっと、ゴルジュの緊張から解放された。
左岸の30m岩峰。
2022年12月03日 12:19撮影 by  503SH, SHARP
12/3 12:19
左岸の30m岩峰。
780mピークの東尾根に向かって笹藪を詰め、尾根を西にたどって岩渕山登山道にでた。岩渕山は前回の空谷遡行で踏んだのでパス。
2022年12月03日 12:39撮影 by  503SH, SHARP
12/3 12:39
780mピークの東尾根に向かって笹藪を詰め、尾根を西にたどって岩渕山登山道にでた。岩渕山は前回の空谷遡行で踏んだのでパス。
781.3m三角点(永尾山)付近の登山道より石が谷峡を挟んで冠山方面を望む。
2022年12月03日 13:06撮影 by  503SH, SHARP
12/3 13:06
781.3m三角点(永尾山)付近の登山道より石が谷峡を挟んで冠山方面を望む。
石が谷峡への下山路には鎖場が続き、なかなか難しい。よく、こんなルートを作ったものだ。
2022年12月03日 14:09撮影 by  503SH, SHARP
1
12/3 14:09
石が谷峡への下山路には鎖場が続き、なかなか難しい。よく、こんなルートを作ったものだ。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 渓流シューズ

感想

湯来の五郎谷は岩渕山の前衛峰781.3m(永尾山)を源とし、佐伯区役所湯来支所(湯来大橋)のすぐ東で水内川に合流する小渓流である。五郎谷の名称は、佐伯区管内図によった。781.3mピークは地形図には名称がないが、湯来町誌に記載がある。五郎=ゴーロとすれば、以前の湯の山渓谷空谷遡行の経験からも、水のない石のゴロゴロした荒れた谷が予想されるが、地形図上では中流部で谷幅がやけに狭まっているのが気になる。永尾山には岩峰も多いし、ここにゴルジュが隠されているのではなかろうか?というわけで、幸い天気も良いので、探索に出かけた。五郎谷の出会いは3面コンクリートで固められ水もなく、出鼻をくじかれる思いがしたが、右岸の作業路から大きな堰堤を越えると時折左岸や右岸に大岩のある岩盤の張った谷となり、水流も出てきて期待が高まる。問題の中流部には、やはりかなり手強い側壁を持つゴルジュが続き、滝の登攀では悪い高巻きも強いられ、フリーソロなので緊張した。詰めの比較的緩やかな源流部に着いた時にはほっとして解放された気分だった。水流が少ないので、苔やヌメリなどが多いが、花崗岩のスラブを主体とした谷なので、なかなかきれいで、遡行価値は高いと感じた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:195人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら