北八甲田 小岳、高田大岳、雛岳
- GPS
- 28:45
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
3/7テント場6:35→小岳7:05-13→鞍部7:20-25→高田大岳8:35→雛岳鞍部(食)9:10-40→雛岳10:07-20→鞍部→10:33-40→高田大岳11:42→鞍部12:05→小岳12:34→仙人岱12:50-14:00→酸ケ湯P14:25→青森15:30
アクセス |
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感想
3/6
話に夢中で電光掲示案内を見落とし、八甲田温泉入口まで来てゲート閉鎖を知る。春一番の大荒れなので仕方無いこと。計画を変更し、酸ヶ湯へ。テント泊まりも中止し、車中で昼食後、幾分風も弱まったので、仙人岱ヒュッテヘ向かう。学生パーティーがすいれん沼へと一足先に発つ。成田トップも11番まで、後は宮さんに。吹きだまりのところはラッセルだが、一度暖気した固雪の上の新雪はラッセルは楽だ。地獄湯沢手前で休んでから前進。源頭もすっかり雪で埋まっていて、スキーで歩行OK。竹ポールも立てられていて、吹雪でも小屋へ誘導してくれる。でも風は強い。倒されないようにゆっくりとスキーを進める。冬用入口を少し除雪して入る。早いが、この吹雪では行動は不可。宮さんが雪を採って来てくれる。16時頃から夕食。22時前には就寝。宮さんは前日も遅かったとのこと。小屋の中は風の音も聞こえず静かだ。二人だけ。
3/7
5時起床。6時35分出発。前夜から出発は早目にしようと決めていたので。日の出はもう過ざていて外は明るい。でも曇りだ。大岳も南八甲田の山並みも見えている。予報では日中は晴れとのこと。日帰り装備でまずは小岳へ。展望良く岩手山も望まれる。この分では雛岳まで行けそうだ。宮さんはシールを外し、久しぶりのスキー滑降を楽しむ。高田の鞍部まで滑り降りる。成田はシールのまま。風雪で角ばった雪面は引っかかる。宮さんは下りで早々とシールを付けていた。
「いつ見ても急だなあ」と宮さん。高田大岳へ登り出すと眼下に南八甲田が一望される。その奥には田代岳連山、藤里駒ヶ岳、小岳か?右の方に白神連峰、岩木山と見事な展望だ。戸来岳、十和田山の山々も近く見える。北八甲田も春の柔らかい陽で少しずつ陰陽をつけて雪山が見事だ。
大岳と井戸岳の鞍部に小さく大岳ヒュッテが見える。しばし展望を楽しんだ後、雛岳へ向かう。烏帽子岳、折紙山、八幡岳、東岳と東側も履望OK。腔奥湾、太平洋もおぼろげに見える。スキーで滑降する尾根をつぼ足で。高田大岳の森林限界にスキーをデポして来たから。イヌワシでも巣を造っていそうな岩場がある。登山道もないし東側でもあり、静かなところだ。
春スキーの時、たまにワシの飛翔を目撃する事がある。雛岳との鞍部で早目の昼食とする。陽も出て来てまぶしいほどだ。雛岳の山頂から箒場岱方面を展望した後、トレースを辿って仙人岱へ戻る。天気は快晴で無風。スキーヤー5人も高田大田へ登って来た。硫黄岳、大岳にもスキーヤーが見える。ヒュッテ前で小さんに会う。中には村さんが。我々は外で二回目の昼食とする。大岳からスキーヤー、ボーダーが滑降している天気に誘われて、単独入山者もチラホラ。田さんも石さんもやって来た。2月14日の高校教師の遭難時には、東風で新雪が腰切りであったとか。田さんと彼とが泊まっていて、彼が一人で大岳へ向かったとのこと。田さんは空身で腰切りで一度、トレースをつけてから酸ヶ湯へ下山したとのこと。こんな大雪は久し振りと話していた。我々は昼食後硫黄コースで下山。凹凸があり良いルートではない。今年はポールの位置が沢の中に立っている様に感じた。春一番の為変更を余儀なくされたが二日目が好天であった為二日分の山行を一日で楽しめた。
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