菌界8）霧深い奥多摩ブナ林でヤマドリタケモドキ、シイタケ

2014年09月04日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.0km
• 登り: 555m
• 下り: 739m

天候

標高900mから上は、深い霧。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

資源涵養のため、ルートはイメージです。

写真

9/4 11:03

霧が深く暗いブナ林へ。今日は写真を撮るには条件が悪いですが、森はほんとに静かです。

9/4 11:30

朴の木の、木の実。花もでっかいですが、実も15センチ近くあります。

9/4 9:36

ウスヒラタケ。若い元気な様子ですが、増え出す途上の株。

9/4 8:55

こちらは白っぽいウスヒラタケ。これも増えだし始め。

9/4 10:24

今度のは、群生しているウスヒラタケです。

9/4 10:37

少し採集させていただきました。

9/4 10:12

おやおや、こちらは野生のシイタケです。カミさんが発見。

9/4 10:13

肉厚、むっちり。香りがいい！まだ出がけで、これから増えそう。

9/4 11:00

霧の森。

9/4 11:01

霧の森。視界が狭められるので、不思議な感じがします。

9/4 12:10

さて、中4日でふたたび森へやってきたのは、ほかでもない。美味なヤマドリタケの短い旬を、このフィールドで逃さないためでした。この若い菌は、典型的なプロポーション！　柄の網目模様もしっかりしています。

9/4 9:38

ヤマドリタケモドキの成菌。若い菌なので、傘の裏側の管孔の部分は、白い菌糸でフタがされています。これも特徴点。

9/4 9:27

管孔が生長、ふくらんで、胞子を飛ばす態勢の、ヤマドリタケモドキ。

9/4 11:47

ヤマドリタケモドキ。胞子を飛ばす態勢。柄の網目模様も特徴的。

9/4 10:56

こちらは、柄の網目模様がきれいに整っていません。風合いは、ヤマイグチの仲間のもの。

9/4 9:49

ヤマドリタケモドキ。

9/4 10:01

霧の森。

9/4 12:32

ここからはテングタケ科。元祖、テングタケ。風格がただよいます。

9/4 9:25

安全なのは、タマゴタケ。でも、ベニテングタケも傘の破片と色落ちなどがあると、タマゴタケに似てきます。

9/4 9:05

キタマゴタケか、キタマゴテングタケか・・・。黄色いテングタケはいろいろ。天国と地獄の違いが・・・。

9/4 9:22

同。

9/4 9:53

典型的なドクツルタケ。

9/4 9:07

ドクツルタケ。

9/4 9:19

同。

9/4 9:10

フクロツルタケあたりでしょうか。

9/4 9:29

カバイロツルタケも、毒成分が少しあったんだそうです。

9/4 11:29

ヒメベニテングタケの幼菌。

9/4 10:07

ヒメベニテングタケ。小学生くらい。

9/4 11:16

生長すると、こんなに美しく。

9/4 10:53

9/4 10:56

シロオニタケ系。

9/4 11:19

霧の森。

9/4 12:12

カブラテングタケの幼菌。猛毒種。

9/4 9:19

ここからは、フウセンタケ科。
ムラサキフウセンタケ。

9/4 9:33

色は同じですが、傘と柄にぬめりがあります。

9/4 9:56

ムラサキアブラシメジモドキ（食）。

9/4 11:15

同。

9/4 10:08

アカイボカサタケの特徴がありますが、表面がボソボソで、光沢感がまるでありません。

9/4 10:21

イッポンシメジ（クサウラベニタケ）。事故が多い毒菌。

9/4 10:03

コウヤクタケ系。

9/4 10:05

コウヤクタケの仲間。

9/4 10:34

なぞ。

9/4 10:52

9/4 11:17

ホコリタケ。

9/4 11:30

同。

9/4 11:33

同。

9/4 9:00

ケシロハツ系。

9/4 9:43

チチタケ（食）。盛期を過ぎてきました。

9/4 9:55

サンコタケ。

9/4 10:00

チシオタケ。

9/4 10:59

ドクベニタケ。

9/4 11:10

サマツモドキ。

9/4 11:13

シロニカワタケ。

9/4 11:14

ツチカブリ。極めて辛い。

9/4 17:22

タマゴタケは、

9/4 18:15

ざっくり刻んで

9/4 18:40

前回、採集し、オリーブ油に漬けておいたアカヤマドリ、ヤマドリタケモドキなどと一緒に、パスタ（アサリ入り）にしました。

9/4 18:42

これもパスタ。

9/4 17:27

ヤマドリタケモドキは、茹でてオリーブ油漬けにしました。

9/4 18:41

ウスヒラタケ、シイタケ、タマゴタケで、和風の煮ものも作りました。

撮影機器：

EOS 20D CANON

COOLPIX S8200 ニコン

感想

tanigawa

　休みの消化で、お天気の間合いをはかり、奥多摩の森へ。
　ところが、標高800mあたりから上は、濃い霧がたちこめ、観察にはあいにくの条件でした。
　ただ、目的にしたヤマドリタケモドキの観察は、今年の盛期はそろそろ終わりかけ、という読みが当たって、前回の豊作がまだ続いていました。

　驚いたのは、わずか4，5日の差なのに、アカヤマドリやタマゴタケは、すっかり生え出すのが収まり出したことです。
　山域や標高を変えれば、また遭遇のチャンスはあるでしょうが、きのこはほんとに週単位で種類が入れ替わると感じました。

　パスタ、最高でした。

コメント

Kagero

野生
シイタケ
野生のシイタケ
肉厚を炭火であぶって、醤油を垂らして食す。
その美味しさを、私は知っています
食べたいなぁ〜

tanigawa

Re: 野生
　市販ものと違いサイズ制限なしで育ったやつでした。
　あぶって、汁がポタポタしたたるところに醤油焦がして・・・という手がありましたね。