天蓋山
コースタイム
(ゆるゆる登山だったので、通常なら往路1時間強でしょうか)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年12月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天蓋山は北ノ俣岳に行く途中、山之村集落に登山口があり 360度グルリ眺望が楽しめる山です。 キャンプ場手前に駐車場がありますが、車はその奥まで行けます。 そこに、だだっ広い駐車場があります。 登山ポストは見当たらず(見つけれなかっただけかもしれませんが・・・) トイレ&水場はキャンプ場のものを利用。 但し水は冬季の為かしらんけど、出ませんでした。 登山道は非常に整備されており歩きやすいです。 ただ、所々ぬかるみに足をとられるところが有りました。 山頂へは、小ピークの登り下りを4・5回繰り返しての到着となります。 下山後の温泉は色々ありますが、今回は神岡からR41を富山方面へ10分程 進んだ所にある「割石温泉」400円を利用しました。 施設は古く昭和な感じが漂いますが、非常に温まったし料金も安いので お値打ち感があり、なかなかお勧めです。 |
写真
感想
12月に入りましたが、今年は今のところ雪が少なめです。
というわけで、まだまだ登山に行けちゃいます。
ただ北アルプスには流石に雪が付いており、雪山素人の山ちゃんにとって未知なる領域なのでそんな恐ろしい場所には、とてもじゃないけど行けません。
という訳で自ずと、向かう先は低山になりますなあ。
今回行ってきたのは、天蓋山。神岡町山ノ村にある山で、360度グルリと見渡せる眺望で有名なお山です。
しかも、with田部井 淳子さん。何故にwith田部井さんかと言いますと・・・
天蓋山に登ろうと決めた理由にあります。
先日、神岡の友人からこんな内容の電話がありました。
「田部井 淳子さんが12/1に天蓋山に登るらしいんやけど、一緒に登るけな?」
なんでも、天蓋山の山頂標柱の文字を神岡青年会議所が頼んで田部井さんに書いてもらったご縁で、登られるとのこと。
ちなみに田部井さんは、言わずと知れた女性としては世界で初めてエベレストに登頂したというでーれ凄い人です。
なんか面白そうだったので、二つ返事で
「行く」
と即決しました。
ちなみに、電話をしてくれた神岡の友人自身は今は登山はやらないので、友人のお母さんとその愉快な仲間達とで行く運びになったのでした。
当日は朝8時神岡集合やもんで、高山は7時過ぎの出発。まあ早くもないので余裕です。
余裕ついでに、朝からすき家で牛丼を食べちゃいます。
牛丼並盛2・9・9〜♪のCMに釣られて。なかなか洗脳効果有りのCMです。
しかし、朝から牛丼はさすがに腹にもたれます。過去の失敗を生かしてないです。反省反省・・・。
8時に神岡到着して合流です。愉快な仲間達は2人みえたので、合計4人で登山口へ向かいます。
登山口までは1本道で、前方には多分、田部井さんを乗せているであろう観光バスの姿が見えました。
8時30分
登山口到着。幸い天気は最高!!!。いい登山日和です。
だだっ広い駐車場には平日にも関わらず、多くの車が停まっています。さすが田部井効果!!!絶大です。
そして観光バスからは、続々と人が降りてきます。そして集合した人数、ゆうに50人は超えています。
ひやー人だらけ。普段、静かな登山ばかりしている山ちゃんにとっては目がクラクラする光景です。
なんか皆さんで準備体操し始めたので、一緒になって準備体操をします。
8時50分頃
準備万端、出発!!!
ぞろぞろぞろぞろと、ピーク期の真夜中の富士山と同じような光景で進みます。
一応、地元神岡組として参加したので最初は黙って、一番後ろについて行くこととします。
まあ初対面の方がほとんどやったもんで、挨拶しながらとなかなか新鮮な気分での登山です。
それにしてもゆっくりです。まあ人数が人数やし、田部井さんグループの人たち、ほとんど見た目60オーバーやでもっともな事です。
途中までは、このようなゆるゆる登山も新鮮でいいなあと思いつつ登ってたんだけど、逆にゆっくりすぎてペースがつかめずえらくなってきたので、
途中休憩時に一気に抜いて、先を行くことにしました。ゆっくり過ぎるのもえらいんやなあと、新たな発見でした。
一人になってからは快適に進めます。標高が上がるにつれ景色も開けてきて
薬師岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳・遠くには槍ヶ岳・焼岳・乗鞍岳・御嶽山の姿もハッキリ見れます。いいんじゃないっ!!!
ピークの登り返しを4・5回繰り返した後
10時30分頃
頂上到着!!!
頂上は賑やかでした。どうやら、皆さん田部井さんが登る事を御存じみたいです。また、先に頂上にいた方の中には知っている顔も。
いつもお世話になっている地元の登山ショップの、ご夫婦がいらっしゃいました。事前に登ることはお互い知っていましたが・・・。
また、後で分かった事なんだけど友人のお母さんも登山ショップのご夫婦とお知り合いなのでした。やっぱ飛騨は狭いっす。
やもんで、さっそく新しい標柱を入れて写真を撮ってもらいました。
田部井さん御一行が来るまでには、まだ時間が有りそうだったので先に昼食を喰らう事に。
昼食はカレーうどん。これも、前日に登山ショップで購入したものです。
そしたら、煮玉子&ウインナーをいただいちゃいました。ごちそうさまでした。
相変わらず山の上で食べるゴハンは格別です。なんで、こんなに美味しいんやろ?
食べる事に夢中になってしまってたので、肝心の景色を見るのが疎かになってしまいましたが、お腹が落ち着いたところでゆっくりと景色を眺めたら
そこには、グルリ360度の大パノラマが雲ひとつなく広がっていました。
剱岳・立山・薬師岳・北ノ俣岳・黒部五郎岳・双六岳・槍ヶ岳・笠ヶ岳・焼岳・乗鞍岳・御嶽山・白山
いやーホント、よく見えます。眺望で有名な山のフレーズに偽りはないです。
そうこうしていたら、田部井さん御一行が到着し、一気に大賑わいになりました。
皆さん思い思い記念撮影をしてました。
山ちゃんも、田部井さんと一緒に撮りました。(2ショットではありませんが・・・)いい写真が撮れました。
また、友人のお母さんと愉快な仲間達がビールを持って登ってきてたので、みんなでカンパーイ!!!
たまには、こんな登山いいです。運転手じゃないっし。最高の時間をしばし過ごしたのでした。
山頂には2時間弱程ゆっくりと滞在した後に下山。
13時30分頃には登山口に戻って来ました。
その後、神岡に戻り、割石温泉に行ったことがなかったので、割石温泉にみんなでお風呂に入りに行ってから高山に戻ったのでした。
友人のお母さんにはお土産に神岡の有名な「たからやのホルモン」まで頂いてと、ホント至れり尽くせりの楽しい楽しいゆるゆるのんびり登山なのでした。
こういう登山も、たまには有りです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する