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Yamareco

記録ID: 5484628
全員に公開
ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

三重県松阪市 伊勢山上飯福田寺 行場コンプリート+松阪牛

2023年05月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:58
距離
4.0km
登り
306m
下り
316m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:33
休憩
0:27
合計
2:00
10:15
5
伊勢山上 飯福田寺駐車場
10:20
10:32
3
伊勢山上 飯福田寺社務所
10:35
10:35
23
表行場入口(薬師堂)
10:58
10:58
12
11:10
11:10
17
11:27
11:32
12
11:44
11:49
1
11:50
11:55
3
伊勢山上 飯福田寺駐車場(2回目)
11:58
11:58
14
12:12
12:12
3
裏行場上り口(2回目)
12:15
伊勢山上 飯福田寺駐車場
行場で岩登りや展望を楽しむコース
歩行距離4km、歩行時間1時間30分、歩行数?歩、消費カロリー540Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊勢山上 飯福田寺(いぶたじ)仁王門前の駐車場に自動車を停めました。8台程駐車可能です。12時過ぎには満車でした。
コース状況/
危険箇所等
 飯福田寺(いぶたじ)の社務所<写真02>で行場のコースの概要と危険度や迂回路について説明を受けられますが、鎖場やボルダリングの未経験者は安易に挑戦しないほうがいいでしょう。最初に油こぼしという(傾斜約70度の)崖を登ることができなければ行場を一周することが難しいとのことです。ここ以外は迂回ルートがありますが、途中で立ち往生すると、この崖を下りなければならなくなるので、連れは諦めて下で待機していました。
 表行場を終えたら、必ず社務所に報告します。勝手におかわりしたり、裏行場に向かったりしてはいけないと強調されました。

 表行場の標準タイムは2時間程度なので、岩屋本堂に登った後に十分な体力を残していないと厳しいです。最初に油こぼしという(傾斜約70度の)崖を登ることができなければ行場を一周することが難しいです。岩屋本堂をはじめ油こぼし以外の岩場は難しいと感じたら、(安全な)迂回ルートがあります。
 油こぼしは、岩質が礫岩(れきがん)だったので岩盤の強度が高く、足場(ホールド)が確実に確保できます。ここは右の直登が難しければ左の方が登りやすいです。
 岩屋本堂<写真07>の右に鐘掛(かねかけ)<写真08>と呼ばれるこのコース最大の難所があります。よく見ると、人工ホールドがいくつも設置されており、ボルダリング感覚で垂直に近い壁を登ることができます。ただし、慣れていない人は、手足の位置を間違えるとツイスターのようにこんがらがって危険です。
 岩屋本堂<写真07>への最後の登り<写真11>はホールドがほとんどないので、鎖をしっかりと掴んでほとんど腕力で登り切りました。
 岩屋本堂の上からは時計回りに進みます。折り返し点となる大天井<写真20>までは難なく歩けました。尾根の向きが西北西に変わり、亀岩<写真21>が出てくる辺りから、鞍掛岩<写真23>、蟻の戸渡<写真25>、小尻返し<写真27>とまるでアスレチックフィールドのごとく、次々と岩場が出てきます。いずれも迂回ルートがあるので、下りる箇所は先に下りられるかどうかを判断して迂回するかどうか決められます。

 表行場を時間内にクリアし、ご住職に勧められれば裏行場にチャレンジできます。標準タイムは30分〜1時間です。裏行場は油こぼし<写真37>から登り、獅子ヶ鼻<写真41>までくると、最後に約10mの垂直の崖下りが待っています。裏行場のほうが楽でした。
その他周辺情報 松阪駅周辺には飲食店がたくさんありますが、19時を過ぎると開いていない店が多いです。一升びん本店<写真48,49>の営業時間は、11〜21時30分(ラストオーダー21時)で松阪牛の焼肉が楽しめますが、16時台で3組待ちでした。
01伊勢山上飯福田寺 仁王門…ここまでは普通のお寺と印象は変わりません。
2023年05月04日 10:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:15
01伊勢山上飯福田寺 仁王門…ここまでは普通のお寺と印象は変わりません。
02飯福田寺境内社務所…ここで入山手続きを行います。連れの待機中に、小学生以下の子連れファミリーが全員手続きしたそうです😱
2023年05月04日 10:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:20
02飯福田寺境内社務所…ここで入山手続きを行います。連れの待機中に、小学生以下の子連れファミリーが全員手続きしたそうです😱
03飯福田寺薬師堂…本尊の薬師如来像を安置している堂宇です。向かって左に鳥居があり、そこが表行場の登山口です。
2023年05月04日 10:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:35
03飯福田寺薬師堂…本尊の薬師如来像を安置している堂宇です。向かって左に鳥居があり、そこが表行場の登山口です。
04愛染明王(あいぜんみょうおう)…古来、『戦の神』として崇められました。元寇の襲来を暴風で退散させたのも愛染明王といわれています。戦の無い時代には、恋愛成就の神として信仰が集まるようになりました。
2023年05月04日 10:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:36
04愛染明王(あいぜんみょうおう)…古来、『戦の神』として崇められました。元寇の襲来を暴風で退散させたのも愛染明王といわれています。戦の無い時代には、恋愛成就の神として信仰が集まるようになりました。
05金剛蔵王大権現…修験道のご本尊です。明治時代の神仏分離・廃仏毀釈により修験道は壊滅へと追いやられましたが、ここはその影響を免れたのでしょうか。
2023年05月04日 10:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:39
05金剛蔵王大権現…修験道のご本尊です。明治時代の神仏分離・廃仏毀釈により修験道は壊滅へと追いやられましたが、ここはその影響を免れたのでしょうか。
06油こぼし登頂!…第一関門の油こぼしは難なくクリアーできました。登った先には行者尊が祀られ、この辺りから急に視界が広がります。
2023年05月04日 10:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
2
5/4 10:42
06油こぼし登頂!…第一関門の油こぼしは難なくクリアーできました。登った先には行者尊が祀られ、この辺りから急に視界が広がります。
07岩屋本堂…今年の4月23日(日)に岩屋本堂の扉を開け、麓では願い事を書き入れた護摩木を焚く「護摩焚き」と「火渡り」が行われ、多くの参拝客が家内安全や無病息災、商売繁盛を祈願したようでした。
2023年05月04日 10:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:43
07岩屋本堂…今年の4月23日(日)に岩屋本堂の扉を開け、麓では願い事を書き入れた護摩木を焚く「護摩焚き」と「火渡り」が行われ、多くの参拝客が家内安全や無病息災、商売繁盛を祈願したようでした。
08鐘掛の登り…人工のホールドがいくつかついているので、まるでボルダリングのようで登りやすかったです。未経験の連れには危険だと思いますので、諦めて待機してくれてよかったです。
2023年05月04日 10:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:44
08鐘掛の登り…人工のホールドがいくつかついているので、まるでボルダリングのようで登りやすかったです。未経験の連れには危険だと思いますので、諦めて待機してくれてよかったです。
09岩屋本堂真ん中まで登頂!…この空間が一番神がかっていました。
2023年05月04日 10:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:47
09岩屋本堂真ん中まで登頂!…この空間が一番神がかっていました。
10岩屋本堂から南方面展望…まだ少ししか登っていないのですが、周囲の景観が大きく変化します。
2023年05月04日 10:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:47
10岩屋本堂から南方面展望…まだ少ししか登っていないのですが、周囲の景観が大きく変化します。
11岩屋本堂最後の登り…ここはさすがに鎖がなければ登れません。
2023年05月04日 10:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:47
11岩屋本堂最後の登り…ここはさすがに鎖がなければ登れません。
12岩屋本堂の最後の登り振り返る…写真では伝わりにくいですが、岩が見えている向こう側は垂直に落ちています。
2023年05月04日 10:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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12岩屋本堂の最後の登り振り返る…写真では伝わりにくいですが、岩が見えている向こう側は垂直に落ちています。
13岩屋本堂のてっぺんに立つ!…下の舗装道路で待機していた連れが登頂達成シーンを撮影しました。出発後10分程でご住職にせかされ、走って向かったらギリギリ間に合ったとのことでした。
2023年05月04日 10:50撮影 by  DC-FZ85, Panasonic
3
5/4 10:50
13岩屋本堂のてっぺんに立つ!…下の舗装道路で待機していた連れが登頂達成シーンを撮影しました。出発後10分程でご住職にせかされ、走って向かったらギリギリ間に合ったとのことでした。
14岩屋本堂の岩のてっぺんにささる飛行機雲…これも連れが下から撮影しました。何かが降臨😱岩の上に立つ自分の存在がまるで蟻のようです。
2023年05月04日 10:52撮影 by  DC-FZ85, Panasonic
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14岩屋本堂の岩のてっぺんにささる飛行機雲…これも連れが下から撮影しました。何かが降臨😱岩の上に立つ自分の存在がまるで蟻のようです。
15岩屋本堂てっぺんからの南方面絶景…緑が濃く、目に優しい景色が広がります。期待以上のロケーションです。
2023年05月04日 10:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:50
15岩屋本堂てっぺんからの南方面絶景…緑が濃く、目に優しい景色が広がります。期待以上のロケーションです。
16岩屋本堂てっぺんからの西方面絶景…どの方向を見ても異なる絶景が見られます。
2023年05月04日 10:50撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 10:50
16岩屋本堂てっぺんからの西方面絶景…どの方向を見ても異なる絶景が見られます。
17抱付岩…抱きつかないと登れない岩でしょうか😞
2023年05月04日 10:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:51
17抱付岩…抱きつかないと登れない岩でしょうか😞
18役行者像…伊勢山上飯福田寺は役行者(えんのぎょうじゃ)によって開創されました。
2023年05月04日 10:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:54
18役行者像…伊勢山上飯福田寺は役行者(えんのぎょうじゃ)によって開創されました。
19小天上…小さい石仏ですが、存在感はありました。
2023年05月04日 10:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 10:58
19小天上…小さい石仏ですが、存在感はありました。
20大天井…このコース上では比較的大きな石仏です。ここがこのコースの折り返し地点となります。
2023年05月04日 11:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:08
20大天井…このコース上では比較的大きな石仏です。ここがこのコースの折り返し地点となります。
21亀岩…どこからどこまでが亀なのかが不明です。
2023年05月04日 11:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:15
21亀岩…どこからどこまでが亀なのかが不明です。
22亀岩続き…カメというよりガメラかもしれません😓
2023年05月04日 11:15撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:15
22亀岩続き…カメというよりガメラかもしれません😓
23鞍掛岩…左側が完全に切れ落ちて危険な岩でしたが、ぎりぎり際を歩きました。
2023年05月04日 11:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:17
23鞍掛岩…左側が完全に切れ落ちて危険な岩でしたが、ぎりぎり際を歩きました。
24蟻の戸渡の前に立ちはだかる岩場…取り付きだけ少し難しいですが、上に上がってしまえば、楽に歩けます。
2023年05月04日 11:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:18
24蟻の戸渡の前に立ちはだかる岩場…取り付きだけ少し難しいですが、上に上がってしまえば、楽に歩けます。
25蟻の戸渡…景色に見とれていると、右にも左にも転落する危険があります。
2023年05月04日 11:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:18
25蟻の戸渡…景色に見とれていると、右にも左にも転落する危険があります。
26恐怖の痩せ岩尾根登り…一瞬、巻こうかと思いましたが、意を決して岩の上を歩きました。
2023年05月04日 11:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 11:20
26恐怖の痩せ岩尾根登り…一瞬、巻こうかと思いましたが、意を決して岩の上を歩きました。
27小尻返し…登りは楽勝でしたが・・・<写真28へ>
2023年05月04日 11:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:22
27小尻返し…登りは楽勝でしたが・・・<写真28へ>
28小尻返しの下り…ここは鎖が頼りです。鎖から手が離れたらお陀仏です😵
2023年05月04日 11:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 11:23
28小尻返しの下り…ここは鎖が頼りです。鎖から手が離れたらお陀仏です😵
29飛石が見えてきた…これが事実上、表行場の最後のヤマ場です。
2023年05月04日 11:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:23
29飛石が見えてきた…これが事実上、表行場の最後のヤマ場です。
30小尻返しの下りを振り返る…怖かったというよりも童心にかえり楽しかったです😄
2023年05月04日 11:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 11:24
30小尻返しの下りを振り返る…怖かったというよりも童心にかえり楽しかったです😄
31飛石の登り…近くで見るとなかなか迫力がありました。
2023年05月04日 11:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 11:26
31飛石の登り…近くで見るとなかなか迫力がありました。
32飛石…さらに左上に見えている岩のてっぺんまで登りました。
2023年05月04日 11:27撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 11:27
32飛石…さらに左上に見えている岩のてっぺんまで登りました。
33平等岩…ここでいう平等とは、仏教用語で万物は本来一様で等しいという意味です。仏の慈悲は分け隔てなく万物に及ぶということでしょうか。
2023年05月04日 11:34撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:34
33平等岩…ここでいう平等とは、仏教用語で万物は本来一様で等しいという意味です。仏の慈悲は分け隔てなく万物に及ぶということでしょうか。
34平等岩近くのお不動様?…目立たない場所に潜んでいました。
2023年05月04日 11:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:35
34平等岩近くのお不動様?…目立たない場所に潜んでいました。
35元居ヶ原…ちょっとした小広場です。
2023年05月04日 11:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:36
35元居ヶ原…ちょっとした小広場です。
36裏行場入口…表行場を無事終えた後に、裏行場に挑戦します。
2023年05月04日 11:57撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:57
36裏行場入口…表行場を無事終えた後に、裏行場に挑戦します。
37裏行場油こぼし登り口…表行場よりやせて急です。
2023年05月04日 11:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 11:58
37裏行場油こぼし登り口…表行場よりやせて急です。
38油こぼし登頂後の石仏&石祠…この山域には珍しい柔和な表情の石仏です。
2023年05月04日 12:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 12:01
38油こぼし登頂後の石仏&石祠…この山域には珍しい柔和な表情の石仏です。
39役行者像…ここもやはり役行者が祀られています。
2023年05月04日 12:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 12:03
39役行者像…ここもやはり役行者が祀られています。
40獅子ヶ鼻に向かう岩尾根…横に広い岩場なので歩きやすいです。
2023年05月04日 12:04撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 12:04
40獅子ヶ鼻に向かう岩尾根…横に広い岩場なので歩きやすいです。
41獅子ヶ鼻…裏行場の展望地です。
2023年05月04日 12:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 12:05
41獅子ヶ鼻…裏行場の展望地です。
42獅子ヶ鼻からの絶景…最後の垂直懸垂下降の前にゆっくりと展望を楽しみました。
2023年05月04日 12:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 12:05
42獅子ヶ鼻からの絶景…最後の垂直懸垂下降の前にゆっくりと展望を楽しみました。
43いよいよクライマックスへ
2023年05月04日 12:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 12:06
43いよいよクライマックスへ
44ほぼ垂直の10mの下り…実際に見ると、もう少し高度感があります。
2023年05月04日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 12:07
44ほぼ垂直の10mの下り…実際に見ると、もう少し高度感があります。
45最後の難所を下りきった!…最後の難所は意外にあっけなく終了しました。
2023年05月04日 12:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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5/4 12:08
45最後の難所を下りきった!…最後の難所は意外にあっけなく終了しました。
46裏行場を振り返る…裏行場入口付近のロケーションです。これですべての行場コンプリートです😙
2023年05月04日 12:12撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
5/4 12:12
46裏行場を振り返る…裏行場入口付近のロケーションです。これですべての行場コンプリートです😙
47赤福餅…5月2日に伊勢の「おかげ横丁」赤福本店で購入した黒あんと白あんの赤福餅です。黒あんは店内で食べられる小豆あんではなく黒糖で、甘さも風味も控えめで食べやすかったです。白あんもやはり甘さ控えめでやさしい味でした。賞味期限は購入日を含めて3日間なので、食べきりました。
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47赤福餅…5月2日に伊勢の「おかげ横丁」赤福本店で購入した黒あんと白あんの赤福餅です。黒あんは店内で食べられる小豆あんではなく黒糖で、甘さも風味も控えめで食べやすかったです。白あんもやはり甘さ控えめでやさしい味でした。賞味期限は購入日を含めて3日間なので、食べきりました。
48「一升びん本店」メニュー…松阪駅にほど近い焼き肉屋です。10分程待って16時半頃に入店しました。黄色が松阪牛のメニューです。リーズナブル価格だそうですが、何か特別なことがないと手を出せないお値段😱
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48「一升びん本店」メニュー…松阪駅にほど近い焼き肉屋です。10分程待って16時半頃に入店しました。黄色が松阪牛のメニューです。リーズナブル価格だそうですが、何か特別なことがないと手を出せないお値段😱
49松阪牛「切り落とし1,250円😢」「上赤身2,100円😓」「上ミスジ2,600円😱」…これにご飯大350円、小250円、野菜サラダ580円をつけて締めて7,130円の一生に一度(?)の豪華な腹5分目の食事でした。なぜかすべて霜降りで、脂が気にならない順に切り落とし、上赤身、上ミスジでした。肉の味は弱く、上赤身が少しわかる程度😓17時過ぎには順番待ちの方が多数おられました😅
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49松阪牛「切り落とし1,250円😢」「上赤身2,100円😓」「上ミスジ2,600円😱」…これにご飯大350円、小250円、野菜サラダ580円をつけて締めて7,130円の一生に一度(?)の豪華な腹5分目の食事でした。なぜかすべて霜降りで、脂が気にならない順に切り落とし、上赤身、上ミスジでした。肉の味は弱く、上赤身が少しわかる程度😓17時過ぎには順番待ちの方が多数おられました😅
50松阪土産…上の伊勢茶ようかんは、お茶の香りと風味が強く、少し苦みもありました。かなり甘さ控えめなので、お茶の風味を存分に楽しめ、とてもおいしかったです。下のクッキーは、左下がプレーンで少し卵の風味がして多少ボソボソ感がありました。その上は松阪茶で、お茶の風味は弱かったです。右下は松阪牛で、生地は甘みのある焼肉のタレ風味がかすかにし、焦げ茶色の部分はカリカリの松阪牛肉で少し甘みのある焼肉のタレ味が強めでした。
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50松阪土産…上の伊勢茶ようかんは、お茶の香りと風味が強く、少し苦みもありました。かなり甘さ控えめなので、お茶の風味を存分に楽しめ、とてもおいしかったです。下のクッキーは、左下がプレーンで少し卵の風味がして多少ボソボソ感がありました。その上は松阪茶で、お茶の風味は弱かったです。右下は松阪牛で、生地は甘みのある焼肉のタレ風味がかすかにし、焦げ茶色の部分はカリカリの松阪牛肉で少し甘みのある焼肉のタレ味が強めでした。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 日よけ帽子(フード付き) 登山靴(防水加工) ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース タオルハンカチ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) スマホ(地図アプリ使用)

感想

【山全体が行場である伊勢山上】
 今回、伊勢山上 飯福田寺(いぶたじ)を訪れたのは、今年の1月に某テレビ番組で紹介されたことがきっかけです。大殺界を迎えた某タレントが全国各地3つの願掛けに挑戦するという企画で、最初に訪れたのが、三重県松阪市の伊勢山上飯福田寺でした。
 修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修行の場で、本堂を囲むおよそ4kmの道のりには数々の岩場があり、その一帯を総称し伊勢山上と呼んでいます。テレビで放映された映像があまりにも衝撃的でしたので、三重県を訪れる機会があればぜひ訪れたい山のひとつとなりました。

【何が起きても自己責任😥】
 仁王門前<写真01>の駐車場に自動車を停めて、飯福田寺の社務所<写真02>に立ち寄りました。ここで入山手続きを行います。入山名簿に住所と氏名を記入し、入山料500円を払いました。ご住職より山行経験値を聞かれ、靴(登山靴)などチェックを受けた後、行場のコースの概要と危険度や迂回路について説明を受けました。最初に油こぼしという(傾斜約70度の)崖を登ることができなければ行場を一周することが難しいこと、行場を一周するのに2〜3時間かかるので、岩屋本堂に登った後に十分な体力を残していないと厳しいこと、油こぼしは右の直登が難しければ左の方が登りやすいこと、岩屋本堂をはじめ油こぼし以外の岩場は難しいと感じたら、(安全な)迂回ルートがあること・・・など、入山心得を説明をしてくださった後に、最後に事故が起きても自己責任であることを強調されました。
 入山前から恐怖心を抱えていた連れは予定通り入山を諦め、下で待機することになりました。ちなみに、テレビ番組では何かあってはいけないので、某タレントに命綱などを取り付け、なかなか大変だったそうです。行場を知る近所の方々には、あれを見たら来る人が減るだろうと言われましたが、テレビの影響はほとんどなく、訪れる人は少ないままだったとのことでした。

【表行場はアスレチックフィールド】
 伊勢山上飯福田寺の行場は表行場と裏行場に分かれます。表行場を無事終えると、ご住職に報告します。表行場での様子を確認し、その上で裏行場への入山許可が出ます。表行場の標準タイムは2時間程度です。
 薬師堂<写真03>向かって左に鳥居があり、そこが登山口です。5分ほど登ると、前もって聞いていた油こぼしが出てきました。岩質が礫岩(れきがん)だったので岩盤の強度が高く、足場(ホールド)が確実に確保できるために、ほとんど鎖を使わずに難しいほうの右ルートを登ることができました。
 程なく、本命の岩屋本堂<写真07>が出てきました。右に鐘掛(かねかけ)と呼ばれるこのコース最大の難所があります。一瞬、ここは登れないのでないかと思いましたが、よく見ると、人工ホールドがいくつも設置されており、ボルダリング感覚で垂直に近い壁を登ることができます。慣れていない人は、手足の位置を間違えるとツイスターのようにこんがらがって危険です。
 鐘掛を登ると、お堂越しに行場にふさわしい景観<写真10>が広がります。一息ついたところで、いよいよ最後の登り<写真11>です。ここはホールドがほとんどないので、鎖をしっかりと掴んでほとんど腕力で登り切りました。
 岩屋本堂のてっぺんに立つ<写真13>と、下の舗装道路に連れの姿が見えました。出発から30分程したら、薬師堂<写真03>の前の道を右に進み、舗装道路に出て振り返ると岩屋本堂が見えるので撮影してあげてくださいとご住職に言われていたので、待っていてくれたようです。10分程でご住職にせかされ、走って向かったらギリギリ間に合ったとのことでした。とりあえず手を振り、てっぺんまで登り切った後の目の前に広がる絶景<写真15,16>を独り占めして楽しみました。この感動的なシーンが見られなかった連れは残念がっていました。

 岩屋本堂からは時計回りに進みます。折り返し点となる大天井<写真20>までは難なく歩けました。
 尾根の向きが西北西に変わり、亀岩<写真21>が出てくる辺りから、鞍掛岩<写真23>、蟻の戸渡<写真25>、小尻返し<写真27>とまるでアスレチックフィールドのごとく、次々と岩場が出てきます。いずれも迂回ルートがあるようなのですが、業を完遂するために、敢えて岩の上を歩き続けました。それぞれの岩のてっぺんに立つ度に絶景が広がりました。
 そして、終盤の飛石<写真32>のてっぺんに立った時は、言いようのない達成感を感じました。まさに行場にふさわしい山でした。
 表行場完遂にかかった時間は70分余りでした。

【裏行場もクリアーし、すべての行場コンプリート😃】
 表行場からいったん社務所に戻り、ご住職に報告をしました。想定時間より早く、しかも迂回コースを使うことなく、表行場を完遂したため、裏行場を勧められました。ご住職は薬師堂<写真03>への石段を上る様子などから所要時間を推測し、これはなかなかいいペースで戻ってくるだろうと予想しておられたそうです。裏行場は説明を受けた後、大丈夫そうだから報告はいらないと言われました。
 裏行場は油こぼし<写真37>から登り、獅子ヶ鼻<写真41>までくると、最後に約10mの垂直の崖下りが待っています。過去に懸垂下降を経験している自分としては、この下りは楽勝でした。崖の下に降り立った瞬間、これで伊勢山上飯福田寺での行を、無事に終えたことを確信できました。
 結局、裏行場はご住職から言われた30分想定を20分程で終えました。今までにいろいろな行場(山)を経験しましたが、達成した後の充実感においては三本指に入るでしょう。



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コメント

こんにちは。
岩屋本堂の写真、お連れ様ナイスアシスト!ご住職優しい。
今の様な登山道具が無い時代に修験場にした役行者はすごい方ですね。
2023/5/14 9:45
eclair8さん
コメントありがとうございました。
連れが下で待つことになった時に、
ご住職がアドバイスをしてくださり、
今回の貴重な写真を撮ることができました。
鎖無くしては今回の行場を敢行することは不可能でした。
役行者が辿った軌跡は人間業とは思えませんでした。
補助器具があるにせよ、同じ景色を見れたのは感激でした。
2023/5/14 16:11
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