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記録ID: 555249
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ハイキング
近畿

虚空蔵山 三本峠(釜谷口)〜草野方面縦走

2014年11月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:58
距離
16.8km
登り
1,044m
下り
1,037m

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
0:16
合計
5:58
7:48
52
スタート地点
8:40
8:40
104
三本峠(釜谷口)
10:24
10:26
37
11:03
11:08
40
11:48
11:49
5
11:54
12:02
18
12:20
12:20
86
油井バス停
13:46
ゴール地点
三本峠(釜谷口)から油井まで南北に虚空蔵山を縦走しよう!
そこで問題になるのが、下山後にどの道を通って、原付の場所(出発点)まで戻るのか、です。

原付をJR藍本駅前駐輪場に停めて山の東側からスタートすると、下山後も山の東を戻ることになり、JRにひと駅分乗るか、国道176号を歩かねばなりません。
電車に乗ることは考えておらず、通行量の多い国道を歩くの面白くなさそう・・・

そこで、山の西・篠山側の陶の郷を出発、ゴールとして下山後もこちら側を歩くことに決めました。
篠山側の道は道路沿いに窯元がたくさんあって楽しいし、車道に飽きたら田んぼのあぜ道をのんびり歩けます。
この選択は大成功でした!
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
陶の郷の第5駐車場に原付を駐めさせてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
○三本峠(釜谷口)〜ハイキングコース合流点・・・関電の巡視路を歩きます。道標、テープなし。関電用の赤い矢印看板はたくさんあったが行き先を示すものではないので、あまり使えない。踏み跡はしっかりついていて、びっくりした。
○ハイキングコース〜山頂・・・陶器を用いた案内表示版が分岐点にある。さすが、立杭焼の地元だ。
○山頂〜油井集落・・・テープ、道標ほとんどなし。ただ、ここ!というところに「日本ピラー」さんの立派な看板があって助かった。踏み跡はしっかりついているので、外れないように気をつければ危険はないと思う。
その他周辺情報 篠山市と三田市の境にそびえる虚空蔵山。篠山市側の麓は立杭焼の窯元が立ち並んでいる。
県立の陶芸美術館などもある。
「陶の郷」の第5駐車場(無料)に原付を駐車。
駐車場から陶芸美術館の白い建物とどっしりとした虚空蔵山を臨む。
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「陶の郷」の第5駐車場(無料)に原付を駐車。
駐車場から陶芸美術館の白い建物とどっしりとした虚空蔵山を臨む。
三本峠(釜谷口)の登山口まで歩きます。
橋のたもとには左右に立派な立杭焼の壺。
さすが立杭焼の郷!かっこいい。
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三本峠(釜谷口)の登山口まで歩きます。
橋のたもとには左右に立派な立杭焼の壺。
さすが立杭焼の郷!かっこいい。
途中で脇道があった。
途中で脇道があった。
そこには看板。
ここからも登れるんだね。
今度、行ってみるか・・・
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そこには看板。
ここからも登れるんだね。
今度、行ってみるか・・・
途中で地形図に記されている4等三角点「防垣内」を探しに寄り道。
地図ではこの田んぼの角なんだけど、見つけられなかった。
途中で地形図に記されている4等三角点「防垣内」を探しに寄り道。
地図ではこの田んぼの角なんだけど、見つけられなかった。
篠山市の汚水管蓋は、立杭焼の壺とサギソウ。
どっちも篠山らしくて他に誇れる。
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篠山市の汚水管蓋は、立杭焼の壺とサギソウ。
どっちも篠山らしくて他に誇れる。
県道292を南下していると、141にぶつかるT字路の手前に道路標識があって・・・
県道292を南下していると、141にぶつかるT字路の手前に道路標識があって・・・
その道路標識を過ぎるとすぐ別の道路標識が見えてくる。
そのあたりで、左に白いコンクリートの道が斜面を登っていくところがある。
ここに躊躇せず踏み込みましょう。大丈夫、登山口がこの先にあります。
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その道路標識を過ぎるとすぐ別の道路標識が見えてくる。
そのあたりで、左に白いコンクリートの道が斜面を登っていくところがある。
ここに躊躇せず踏み込みましょう。大丈夫、登山口がこの先にあります。
登りきったところに「篠山市上水道今田加圧所」の施設があります。
登りきったところに「篠山市上水道今田加圧所」の施設があります。
その門の右側に登山口がついています。
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その門の右側に登山口がついています。
黒いフェンス沿いに進みます。
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黒いフェンス沿いに進みます。
ここからは踏み跡通りに進みます。
関電の鉄塔の巡視路なので、送電線の下を歩くイメージで。
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ここからは踏み跡通りに進みます。
関電の鉄塔の巡視路なので、送電線の下を歩くイメージで。
少し登ればこの通りの展望。
近舞線と、遠く六甲山の山並みが見える。
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少し登ればこの通りの展望。
近舞線と、遠く六甲山の山並みが見える。
最初の鉄塔。昭和54年6月設置。
むむむ、私よりだいぶ若い;
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最初の鉄塔。昭和54年6月設置。
むむむ、私よりだいぶ若い;
すぐに2本目の鉄塔。
すぐに2本目の鉄塔。
巡視路は2人が並んで歩けるほどの快適な道。
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巡視路は2人が並んで歩けるほどの快適な道。
何箇所かでこんなふうに分岐を示す矢印に出会う。
う〜〜、どっちの道も歩いてみたい。気になる。
何箇所かでこんなふうに分岐を示す矢印に出会う。
う〜〜、どっちの道も歩いてみたい。気になる。
振り返ってみた。
ここまで鉄塔を3本通過してきたということは、あの辺りから歩いてきたということか。
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振り返ってみた。
ここまで鉄塔を3本通過してきたということは、あの辺りから歩いてきたということか。
目指す虚空蔵山が、ど〜んと目の前に現れた。
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目指す虚空蔵山が、ど〜んと目の前に現れた。
近畿自然歩道に合流。
来るとき見つけた別の登山口から登ればここに出るのかな。
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近畿自然歩道に合流。
来るとき見つけた別の登山口から登ればここに出るのかな。
三本峠からの道は、表示なし。
この写真ではちょうどベンチに沿って、まっすぐ向こうから来たことになる。
三本峠からの道は、表示なし。
この写真ではちょうどベンチに沿って、まっすぐ向こうから来たことになる。
木の板に陶器でできたプレートが取り付けられているんだよ。
手の込んだ素敵な看板だ。
木の板に陶器でできたプレートが取り付けられているんだよ。
手の込んだ素敵な看板だ。
丹波岩と呼ばれる展望所が見えてきた。
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丹波岩と呼ばれる展望所が見えてきた。
よくこの岩のてっぺんに登って写真を写している人がいるが、私は足がすくんで無理。
岩の向こうは三田、吉川の方向。
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よくこの岩のてっぺんに登って写真を写している人がいるが、私は足がすくんで無理。
岩の向こうは三田、吉川の方向。
鉄塔が目印になって、歩いてきた尾根がわかる。
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鉄塔が目印になって、歩いてきた尾根がわかる。
虚空蔵山到着。
真っ青な空が気持ちいい!
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虚空蔵山到着。
真っ青な空が気持ちいい!
大好きなとんがり山と・・・
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大好きなとんがり山と・・・
左が白髪岳。右、松尾山。
よく見渡せた。
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左が白髪岳。右、松尾山。
よく見渡せた。
山頂から少し下ると分岐点。
文字プレートが外れてしまっている方向は、かまぼこの板みたいなのが付けられている。
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山頂から少し下ると分岐点。
文字プレートが外れてしまっている方向は、かまぼこの板みたいなのが付けられている。
たぶん、陶の郷とマジック書きされている。
うわ〜〜、そっちの道も歩きたい。
今日はここで陶の里へ降りる予定ではないので、また今度行ってみよう。
たぶん、陶の郷とマジック書きされている。
うわ〜〜、そっちの道も歩きたい。
今日はここで陶の里へ降りる予定ではないので、また今度行ってみよう。
年季が入った看板。
結局オロ峠はどこだったのか、最後までわからなかった。
年季が入った看板。
結局オロ峠はどこだったのか、最後までわからなかった。
鉄塔が再び現れる。
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鉄塔が再び現れる。
明らかに直進の道の方がはっきりしている分岐点で、左折を指示してくれるありがたい看板。左は少し踏み跡が浅く、看板がなかったら、見落とすに違いないよ。
明らかに直進の道の方がはっきりしている分岐点で、左折を指示してくれるありがたい看板。左は少し踏み跡が浅く、看板がなかったら、見落とすに違いないよ。
八王子山到着。
展望は無し。
お弁当を広げるスペースもなし。
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八王子山到着。
展望は無し。
お弁当を広げるスペースもなし。
道の真ん中に、3等三角点「草野」が設置されている。
道の真ん中に、3等三角点「草野」が設置されている。
とんがり山が近くなってきた。
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とんがり山が近くなってきた。
大谷山到着。
ここも展望、くつろぎスペースともになし。
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大谷山到着。
ここも展望、くつろぎスペースともになし。
ここもちょっと分かりにくいところで、しっかりサポートしてもらえた。進む方向を北に90度変える感じ。
ありがとう、日本ピラーさん。
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ここもちょっと分かりにくいところで、しっかりサポートしてもらえた。進む方向を北に90度変える感じ。
ありがとう、日本ピラーさん。
すぐに山上山。
やっぱり展望も広さもない。
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すぐに山上山。
やっぱり展望も広さもない。
だけど、空が近くて心地よい。
ここからは油井の集落へ一気に下ります。
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だけど、空が近くて心地よい。
ここからは油井の集落へ一気に下ります。
すぐに眼下に集落が見える。
里山ならでは。
すぐに眼下に集落が見える。
里山ならでは。
おや〜〜、何だ何だ、この楽しそうな場所は!
5mぐらいの岩の崖に鎖がついていますね。
これはスルーするわけにはいかない。
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おや〜〜、何だ何だ、この楽しそうな場所は!
5mぐらいの岩の崖に鎖がついていますね。
これはスルーするわけにはいかない。
鎖は使わなくても、手をついてよじ登れた。
岩を登りきったところには石仏(?)二つ。
ここから左に行けばさっき下りてきた普通の道につながっていたので、そちらへ回った。
岩は登るのは簡単だが、下りるのはちょっと怖い。
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鎖は使わなくても、手をついてよじ登れた。
岩を登りきったところには石仏(?)二つ。
ここから左に行けばさっき下りてきた普通の道につながっていたので、そちらへ回った。
岩は登るのは簡単だが、下りるのはちょっと怖い。
山上山からの油井までのこの道は上の方にNHKの共同アンテナが設置されていた。道沿いには鉄柱と電線が続いている。その設置・保守点検ために付けられた道なのかも。
山上山からの油井までのこの道は上の方にNHKの共同アンテナが設置されていた。道沿いには鉄柱と電線が続いている。その設置・保守点検ために付けられた道なのかも。
出てきたところはこんなところ。
一般のお宅の右の土手の突き当たりに道がついている。
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出てきたところはこんなところ。
一般のお宅の右の土手の突き当たりに道がついている。
篠山市コミュニティーバス 油井停留所のすぐそば。
篠山市コミュニティーバス 油井停留所のすぐそば。
地形図には池の端から山に入って、今田町休場へ抜ける道が破線で描かれている。
原付の場所へ戻るには近道になりそうなので、池の横の関電巡視路へと進む。
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地形図には池の端から山に入って、今田町休場へ抜ける道が破線で描かれている。
原付の場所へ戻るには近道になりそうなので、池の横の関電巡視路へと進む。
しかし、どうも地形図の破線の通りに道はついていないようで、このまま進むと何処へ行くのかわからない。
諦めて引き返し、車道を歩いて帰ることにする。
しかし、どうも地形図の破線の通りに道はついていないようで、このまま進むと何処へ行くのかわからない。
諦めて引き返し、車道を歩いて帰ることにする。
右手に和田寺山がそびえている。
いい眺めだ。
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右手に和田寺山がそびえている。
いい眺めだ。
車道沿いのあぜ道をのんびり歩く。
この鉄の橋の近くでまた寄り道。
このあたりに三角点があると地形図に載っているからね!
車道沿いのあぜ道をのんびり歩く。
この鉄の橋の近くでまた寄り道。
このあたりに三角点があると地形図に載っているからね!
あった、土手の下にあった!
あった、土手の下にあった!
しかし、プラスチックの柱だけ。
いくら探しても三角点本体が見当たらない。
土手からの流土で埋もれたのだろうか・・・
残念。
しかし、プラスチックの柱だけ。
いくら探しても三角点本体が見当たらない。
土手からの流土で埋もれたのだろうか・・・
残念。
立杭焼の窯元が立ち並ぶ通りをのんびり歩いて帰る。
ここの窯からは煙が出ている。
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立杭焼の窯元が立ち並ぶ通りをのんびり歩いて帰る。
ここの窯からは煙が出ている。
のどかな青空駐車場に戻ってきました。
終わり!
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のどかな青空駐車場に戻ってきました。
終わり!

感想

縦走コースはとても快適でした。
道はわかりやすいし、アップダウンもそこそこあり、飽きることなく歩けます。
尾根道の展望は良いとは言えないものの、所々に展望の良いところが有り、眼下に広がる景色を見入ってしまいました。

ルートの地図を見ると、変な動きをしているところが3箇所あります。
最初は、駐車場から登山口までの間で。三角点があると地形図に記号が載っていたので、寄り道して探してみましたが見つからなかったです。ウロウロしています。

2箇所目は八王子山から大谷山へ向かう途中。わざと道を外れて谷へ下りてみました。地形図にはあとで通る予定の「池から今田町休場」へ抜ける道が破線で描かれていて、今歩いている登山道から少し西へ谷を下りればその道に出られると思ったのです。そこで、藪を漕いで谷を下りて行ってみましたが結局山道にはぶつかれなかったです。また藪を漕いで元の登山道へ戻っています。

最後は油井から西に少し車道を歩いたあと、池の横から地形図の破線に沿って、山を抜けて近道しようと思い、途中まで行ってみましたが、破線にうまく乗れず、それらしい道を見つけられなかったので、行ったり来たりした挙句に車道へ戻っています。

山では地形図通りに道がついていないことがしょっちゅうあるので、まあこんなこともありますね。
うまくいかない時もありますが、思いがけない道を発見できたりすることもあるので、ウロウロするのも嫌いじゃないです^^


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