毛無峠から御飯岳、老ノ倉山（中央分水嶺、ぐん稜トレイル）

2023年06月01日(木) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 13.3km
• 登り: 681m
• 下り: 667m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:38
• 休憩: 0:40
• 合計: 5:18

6:15 スタート地点
6:32 6:43 毛無山
7:37 7:37 前御飯
7:51 8:04 御飯岳
8:13 8:13 前御飯
8:55 8:56 毛無山
9:20 9:20 林道湯沢線 大前須坂線側ゲート
9:53 9:53 長野電鉄万座線 小串入口バス停跡
9:57 9:58 老ノ倉山登山口
10:13 10:25 老ノ倉山
10:36 10:38 老ノ倉山登山口
10:39 10:39 長野電鉄万座線 小串入口バス停跡
11:12 11:12 林道湯沢線 大前須坂線側ゲート
11:28 11:28 毛無峠
11:33 ゴール地点

天候

高曇り　朝のうちは霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

草津から万座を経て、車で毛無峠まで来ることができた。最後の数百メートルは路面がやや荒れているが、普通の車で問題ない。

コース状況／危険箇所等

毛無峠付近は、風がやや強かった

写真

6/1 6:18

毛無峠から登山開始。小串鉱山のリフト跡。産出したイオウを長野県側に運搬したようだ

6/1 6:32

毛無山ピークと思われる

6/1 6:37

迷って東斜面を降り始めてしまった

6/1 6:44

毛無山に戻って登山道に復帰

6/1 7:31

御飯岳への登山道は歩きやすい

6/1 7:33

振り返ると四阿山と思われる山が見えた

6/1 7:39

1か所、残雪があった

6/1 7:49

ここら辺が御飯岳（おめしだけ）で一番高い場所

6/1 7:51

ちょっと奥に行くと、山頂標識があった。御飯岳の標高は2160メートル

6/1 7:52

御飯岳山頂の眺望は樹木で遮られているが、隙間から東に横手山

6/1 7:53

南におそらく四阿山

6/1 7:53

北斜面は笹原。私の力では行けない

6/1 7:53

ヤマレコアプリの地図では点線の登山道が北斜面にある。残雪期用か？

6/1 8:15

下山中に、西方向の雪山が見えた

6/1 8:38

毛無山に戻ってきた。霧が晴れた

6/1 8:42

谷の方向は長野県の高山村。遠くの山は高妻山や妙高だろう

6/1 8:55

毛無山にもどってきた

6/1 9:03

毛無峠が見えた。破風岳に雲がかかっている

6/1 9:07

毛無峠の御飯岳登山口で折り返して老ノ倉山に向かう

6/1 9:07

長野県道112号線を歩く（ぐんま県境稜線トレイルのルート）。中央が老ノ倉山

6/1 9:29

途中の崖から、小さな滝が流れ落ちていた

6/1 9:50

白樺の向こうに老ノ倉山

6/1 9:54

老ノ倉山はすぐそこに見える

6/1 10:03

中急斜面で、補助ロープが何か所かある。標高差100mくらいなので、20分弱で登頂できた

6/1 10:12

老ノ倉山山頂

6/1 10:13

老ノ倉山の標高は2020メートル

6/1 10:13

東から南方向の眺望は良い。笠ヶ岳から横手山

6/1 10:13

横手山から白根山。手前は黒湯山。万座スキー場も見える

6/1 10:14

先ほど登った御飯岳。北斜面には登山道は見えない

6/1 11:19

再び県道112号を歩いた。谷の方向は長野県高山村。そこの藤井荘でこの日、名人戦第5局（藤井聡太竜王　対　渡辺明名人）が行われた。

6/1 11:26

毛無峠に戻った。小串鉱山は、戦前に山崩れがあったようだ

6/1 11:26

毛無峠から見る破風岳。次回はこちらの方向に行きたい

撮影機器：

PowerShot G9 X Mark II CANON

感想

Rikarasu

体調はだいぶ回復してきたので、ぐんま県境稜線トレイルおよび中央分水嶺歩きの続きで、累積標高差が500メートル程度の山歩きをした。

最初は毛無峠から御飯岳（おめしだけ）を歩いた。中央分水嶺でもあるし、群馬県境でもある。登りやすい、よい登山道だった。

問題は御飯岳の北斜面に登山道がないこと（残雪期には先達の方が歩いた記録はある）。そのため、御飯岳を通るコースではなくて、長野県内を通る「長野県道112号線」を「ぐんま県境稜線トレイル」のコースとして指定している。
残念なことだ。そこはぐんまでもなく、県境でもなく、稜線でもない・・・。

（ぐんま県境稜線トレイル関係者の方、可能なら御飯岳北斜面の笹を刈って、登山道を北まで通してください。そうすれば、名実ともに「ぐんま県境稜線トレイル」がつながります）

いったん毛無峠にもどり、県道を歩いた後の老ノ倉山は、標高差は100メートル程度だが、ややきつめの斜度があって登るのが面白かった。また山頂の眺望も東から南は開けていて、登る価値があった。

毛無峠の小串鉱山のリフト遺構は、鉱物運搬用のリフトなので（スキーリフトのように降り場はなくて）峠を越していく。やや奇異な景観だが、それが歴史の遺産というものだ。また、小串鉱山の歴史を学ぶと多くの命がかかわる災害があり、深い想いにかられる。

小串鉱山のイオウをかつて運んだ先が高山村。そこの藤井荘で、この日藤井聡太名人が誕生した。