日向山&丸山 迷走の奥武蔵
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 819m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | 快晴 苗場も赤岳も北アルプスのどっかの山も見えた。筑波山見えず。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、芦ヶ久保駅前の駐車場から国道に下りる階段の脇にあります。 用紙はありませんでした。筆記具もなかったような気がします。 駅前のお休み処は休業中。(12/1〜3/31) 駅の秩父寄り隣接地に道の駅があります。 大きな苺が売られていました。ハコ1,000円也。(買わず) トイレは芦ヶ久保駅の他、隣接する道の駅、森林館(使用せず)にあります。 道の駅のトイレはきれいな上に、蝋梅が飾られており、良い香りがしていました。 こういう心遣いって嬉しいです。 日向山周辺は観光果樹園だらけ。どれが登山道なのか分かりません。 迷ったら上に行けば間違いないです。(- -メ) 大野峠から赤谷にかけて、橋が数箇所に架かっています。 破損しているわけではなさそうですが、山側に片足程度の穴が開いている橋が1つだけありました。 暗くなってきたら特に注意が必要かと思います。 |
写真
感想
【芦ヶ久保駅より日向山まで】
芦ヶ久保駅で西武秩父線を降りた。
斜面に整備された明るい墓地と大きな観音像が目立つ駅である。
駅前の階段を下り、国道299号線を渡り、果樹園エリアに進む。
果樹園エリアの西側にある山道を登り、琴平神社を通り、まずは日向山を目指す。はずだった。。。
が、観光客向け案内板があるものの琴平神社への道を示す道標がない。
及び腰で車道を登ると観音像のある広場についた。慰霊塔のようなものが建っている。
ここは案内板にあった○○院なんだろうか?のっけから道迷いの様相である。
ここはエイヤと、某果樹園に向かう階段を登る。
畑の脇や車道を歩き、ようやく山道っぽい入り口「山の花道」の道標を発見。
嬉々として歩き始めるものの、今度は赤い滑り台がある公園に出た。
人気のない公園を目の前に進むべき道が分からず、ボーゼンとする。
公園の奥の小屋(今思えばトイレか?)に近づくと、その脇に道を発見。
そこからひたすら上に行くと、山車があったり車道に出たり。
今日は山の選択を間違ったかと、半分あきらめモード。
道なんてどうでもいい。上を目指して行け行けどんどん。
ようやく日向山への道を示す標識を発見し、左右を植え込みに挟まれた道を歩く。
近所の公園と変わりない。何が悲しくて遊歩道を歩いているのやら・・・
まもなく稜線。そして山頂に辿り着く。
山頂は落葉した広葉樹林の中。
武甲山を初めとして近所の山が良く見えるが、木立が邪魔で、写真を撮るには適さない。
(木を切ってください。という我侭ではありません。あしからず。)
浅間が意外と大きく見えるのは嬉しい。
山頂に建つ鉄柱を見上げると曲がった避雷針。雷、よく落ちるのかな?
【県青少年野外活動センター?!】
日向山に着いたことで、現在地も判明。
安心できたところで、次の目的地である丸山に向かう。
一旦車道に降り、そこから道を少したどると、右手に県民の森へ向かう入り口が現れるはず。
ところが車道に出るなり、同行者が左手のハイキングコースを発見。
車道側に「丸山」へ行く道標がないことと、車道を歩きたくないという理由により、このハイキングコースを行くことに。
良くないことだが、現在地をよく確かめる余裕もないまま同行者の後を歩く。
少し荒れた道に少し不安を感じる。
小さな沢を渡り、車道を一本渡り、人家(別荘?)の裏に出てから暗い林に入る。
林の中は熊手で掻いたようにきれいに整備されていた。
道に人手がかかっていることと、大体の現在地が分かったことで気が楽になる。
「とにかく上に行けばいーや。」
この道は所々に「県青少年野外活動センター」や児童クラブと思しき会による表示が木に巻きつけてある。
これを辿ればどうにかなるだろう。
「県青少年野外活動センター」とやらに行く気はさらさらないので、この道とどこでおさらばするかが問題。
地図を見ると秩父四番札所金昌寺から登ってくる道と合流する。その道に合流すればよいだろう。
が、合流すべき道に出る前に、また熊手で掻いたようなきれいな道を発見。
歩いている道から右手直角に上へ延びている。じゃ、きれいな道に行くとしましょう。
「とにかく上に行けばいーや。」
少し登り、山道を一本横切ると、それまでの道とは打って変わって明るい尾根道に出る。
眼下にはバーべキュー施設やコテージらしきハコが数件見える。
これが県青少年野外活動センターなのであろう。
ここからは景色を眺めながらの尾根道である。浅間が見えるのが大変嬉しい。
【道に迷わず丸山へ】
落葉した広葉樹林の道をしばらく歩くと栃谷からの林道にぶつかる。
林道を渡り、目の前の山は登りたくてもやり過ごす。
巻いて間もなく森林館に到着。閉まっていたけど、春になったら開くのかな。
ここを過ぎ、さらに登って丸山頂上。
お昼の時間であるが、その前に展望台に登る。
コンクリート製の色気のない建物であるが、これがあるおかげで素晴らしい景色を眺めることができる。
まず両神山がほれぼれするほど格好がいい。
左奥に白いものが見える。赤岳、硫黄岳とみた。両神山右側には浅間!
赤城は鬼気迫るようなお姿。(上越新幹線から赤城を見ると、いつも目が離せなくなってしまう。)
白根、谷川、三国山脈、男体山!雪を被っているあの山は苗場に違いない!と、狂喜。
武甲山は、痛々しいながらも堂々として見えます。
削られる前はどんな山だったかと思い巡らせていると、近くでボーイスカウトらしき団体の子どもの声。
「あの山(武甲山)登るのヤダーっ。」なんとストレートな。。。
とは言え、この展望台が武甲山の石灰岩から出来ているかもしれない。と思うと、私もフクザツです。
文句があるなら展望台に登らなきゃいいのですが。
なお、ここから都心方向は見えません。木が立っています。伐採の必要がなかったということでしょうか。
切られなくて良かったね。
【赤谷へサクサク下山】
冬日で日向ぼっこしながらお昼を取り、展望台からの眺望を再度楽しみ、丸山を後にします。
さすがに正丸峠に行くのは止めにして、赤谷を経由して芦ヶ久保駅へ。
大野峠までは明るく平坦なところが多い道です。
途中、パラグライダーの離陸場があり、都心方面がよく見えます。
ここでお茶をするのも良さそうですが、スルーして下に下りると間もなく大野峠。
林道を横断し、さらに下ります。
ここから先は暗い林の道で、伐採した木々が朽ち、枝も落ちたまま。荒れた印象です。
ここいらには赤い石、あるいは赤い岩があります。
秩父の赤石というのが有名だそうですので、あるいはそれかもしれません。
(それで麓の集落が赤谷というのでしょうか。)
いい加減歩いたところで、赤谷集落に到着。お仕事中のおばちゃんに挨拶。
国道沿いにいくつかの集落を過ぎて、芦ヶ久保駅に戻りました。
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