【107】(寂しい廃道とVRで)風巻ノ頭→焼山→焼山沢右岸尾根
- GPS
- 07:08
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝2台駐車してました |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 むやみに立ち入ると危険なコース <水沢川側焼山入口→焼山> ・入口近くは、倒木が多くありますが道はあります。一部土砂が覆っている処もあり。 ・柏原ノ頭手前の鳥屋分岐から尾根筋を歩きましたが、エンナミノ頭まで問題なく歩けます。踏み跡は不明。 ・エンナミノ頭から風巻ノ頭へは、方向転換しますが、下る方向を間違えないように注意。古いテープがありました。 ・廃道から風巻ノ頭への直登は、杉林の中。踏み跡なしで、急登。 ・風巻ノ頭から桃ノ木沢ノ頭までは、廃道で問題なし ・桃ノ木沢ノ頭から焼山。登り返しのところで踏み跡で崩落した方に導かれるので注意。 焼山への直登は、踏み跡はなく、杉林の急傾斜が続き、その後岩混じりの急傾斜に。 <焼山沢右岸尾根> ・稜線の鳥屋分岐から廃道を進み、焼山下の崩壊地手前の分岐を真っ直ぐ進むと尾根に ・急傾斜の個所が2か所あります。落ち葉の下の土も崩れやすいので要注意。2番目の急傾斜の左側は抉られているので、右寄りに進むがこちらもかなりきつい下りになっています。 ・この急傾斜を過ぎると、平和な尾根ですが、P599を過ぎるとヤブ漕ぎです。 |
写真
感想
今日は、夏には行けない丹沢の探検に。廃道となった道をたどり焼山に、帰りは時間と相談してどの尾根を下るか決めることに。
水沢橋に車を止め、奥野隧道まで戻り焼山登山口から入山です。入口には、手製の道標があり寂れた感じの入口になっています。入るとすぐに倒木で道がふさがれていて、この先はどんなだろうと思わせますが、始めの所に数本あるだけでした。
一部土砂で埋まった所があるものの、葉を落とした木々の間から丹沢の山が見える広めの道で気持ちよく歩けます。
鳥屋への分岐に、4.3km先登山道崩落のため通行できませんとの看板があり、この道は巻道になるのでここで尾根に登り、尾根筋を進みます。
左右の景色を眺めながら尾根筋を進むと、柏原ノ頭・エンナミノ頭です。山頂からは、木々の間から東側の展望が少しだけでした。
エンナミノ頭で方向転換して、下ります。良く見ると古いテープが杉の木に巻いてあります。鞍部を過ぎ、急傾斜を登り返すと風巻ノ頭です。山頂には、先着者がいました。
挨拶もそこそこに、こんなところで人に会うなんてお互いビックリです。物好き同志いろいろ話込んでしまいました。
その方は、ほぼ同世代ですが、40年も山登りを続けていて、若い時は沢をやっていて膝を悪くし、今は両足とも膝に人口関節を入れているそうです。無線も趣味で山から交信している・・・など等。いや〜、山で出会う人は、すごい人が多いですね。
風巻ノ頭から桃ノ木沢ノ頭に向かう尾根は、今迄とガラッと雰囲気が変わって景色もいいし松も綺麗です。この尾根の陽だまりでゴロンと一休み。
そのまま進み桃ノ木沢ノ頭に到着。ここからも降りれそうに見えますが(地理院の地図には道がついています)・・。また、方向を変え焼山に向かいます。下ったところで廃道に合流。暫く進むと、崩落していて道が消えているようです。少し下って崩落場所を横切りましたが、踏み跡はありませんでした。進めそうもないので、そこから直登すると廃道に。
廃道は、先ほどの崩落地点の手前で尾根方向に向かっていたようです。
このまま焼山を巻いている廃道で行っても、掲示してあった崩落地点に行くだけなので、そのまま尾根を登ることに。杉林の急傾斜を暫く登って行くと、今度は岩混じりの急傾斜、ゼイゼイしながら一般道にやっと到着です。ここまでくれば、焼山はすぐそこ。
焼山の展望台で景色を堪能し、日陰になってうら寂しくなったベンチでお握りを食べ、エネルギ補給です。遅くなったので、黍殻山へは進まず、鳥屋分岐から焼山沢右岸尾根で下る事に。
鳥屋分岐には、通行止めの看板が。朽ちかけた丸太の階段を下り、桃ノ木沢ノ頭方向への分岐でそのまま尾根を下ります。
始めは、落ち葉で綺麗な尾根でしたが、傾斜がだんだん急になり枯葉で滑りやすくなってきます。一旦傾斜も落ち着きますが、又急傾斜に。左側は、抉れているようなので、右寄りに進みますが、こちらもコース取りが難しい。注意しながら通過します。
なだらかな尾根になり、鹿柵沿いに進むとP721に到着。北側は杉林ですが、南側は落葉樹で開放感のある山頂です。
そ のまま尾根を下りP624を通過すると林道にぶつかります。林道を横切り尾根伝いに進むと何の変哲もないP599に。東の尾根を少し下って南の枝尾根に入りますが、茨や棘のある木の混じったヤブです。強硬突破して無事林道にたどり着きました。東の尾根伝いに進んだ方が良かったのか不明です。
今日は、廃道になった道の周りを見ながら焼山に行き、帰りは焼山沢右岸尾根と冒険心をくすぐる山歩きでした。思わぬところでの出会いもあり、十分楽しめた一日となりました
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