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Yamareco

記録ID: 56882
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積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳 西黒尾根2日目天候崩れて断念

2009年02月07日(土) 〜 2009年02月08日(日)
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YAMA555 tonbou その他3人
GPS
24:14
距離
4.1km
登り
725m
下り
727m

コースタイム

1日目:3時間
9:30谷川駐車場着→10:15西黒尾根登山開始→11:25鉄塔到着→谷川岳展望
→12:55雪洞地点到着→13:00雪洞製作15:15→ラクダのコブ手前までハイク→雪洞戻る16:48
2日目:1時間
6:30起床→8:40下山開始→9:15鉄塔→9:44登山指導センター着
天候 1日目快晴
2日目吹雪
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
登山指導センターから鉄塔まではかなり雪が深くトレースも無かったため悪戦苦闘しまいた。

鉄塔からは大分雪が少なくなり楽になりました。
2つ目のピークを登ると谷川岳が全貌を現します。
3つ目のピークの吹き溜まりに雪洞掘りを開始。

下山は鉄塔から夏道ルートをとらず直接に登山指導センターへシリセードで降りて行きます。早い早い!
雪の波紋
晴天の谷川岳
雪洞ポイントに到着
雪洞ポイントに到着
雪洞はロウソク立てる所も作る
雪洞はロウソク立てる所も作る
夕日に染まる白毛門
夕日に染まる白毛門
奥に見えるのは武尊山か
奥に見えるのは武尊山か
2日目の起きたらこうなってた
2日目の起きたらこうなってた
鉄塔から一気の下り
鉄塔から一気の下り

感想

★1日目登山開始
土曜日は谷川岳にしては珍しいほどの晴天and無風状態に恵まれた。
最初の取り付き地点はこの日一番の急斜面で、雪壁をピッケルで切り開いて登るような場面もあり、この先どうなってしまうのか少々不安になる。

ここを越えると急斜面はそこまでで、先月の白根に比べて重く硬い雪質が歩きやすく、トレースがついていたために楽な登りが待っていた。徐々に高度を上げていくと、所々強風による斜面の雪が波打った模様になっておりしばし見とれる。

開始から樹林帯を1時間10分登り鉄塔まで到着し、展望が開ける場所で携帯食を取る。冬にもかかわらず結構汗をかいた。鉄塔から2つ斜面を登ると谷川岳山頂を望める地点に到着。一の倉方面は木に遮られての展望だが、雪化粧をした山頂の迫力に息をのむ。昨年4月に天神尾根方面から見た山の形よりもダイナミックでこれぞ谷川岳という迫力。

そこからピークを1つ登り、吹き溜まりの雪洞ポイントに到着。思いのほか早い到着だった。例年ほど雪がなかったようなので、雪洞作れるか心配していたが、問題なくホッと一安心。こんな晴天だと山頂を踏みたくなるが雪洞が間に合わなくなるので明日の晴天を祈る。

★雪洞作り
雪洞を掘り始めると無我夢中で時間がたつのも忘れるほど楽しい作業。2箇所から穴を掘り、お互いのトンネルが開通した時の気持ちよさ。スノーソーで雪を切って、スコップで掘ってると、あっという間に2時間が経過。必死に物を作る楽しさは登山とは異なる達成感がある。中腰で立てる位の約5畳程度の空間だが、中は驚くほど静かで思いのほか寒くない。

日没まではまだ時間があったので、どうしても日が沈む頃の写真が撮りたくて、水作りはお願いしてカメラを持って散策に出ました。日没近くなってくると、山の様子が変わってくる。
太陽を背にした谷川岳、夕日に染まる白毛門に武尊山。雪斜面の最後の輝きを名残惜しみながら眺めているだけで心が満たされる。1時間半の散策に満足し摂動に戻った。
夜はボリューム満点のすき焼きをつつきながら焼酎・日本酒・ウイスキーで宴会。気温は0度だが、ろうそくの暖かい光が体の芯を暖かくする。

★2日目吹雪により断念
朝起きて外に出ると昨日とはうってかわって雪と強風で荒れ狂っていた。雪洞の中は外の強風の音が信じられないくらい静かで快適。トイレもシッカリと作っていたのでお尻を出していても白根のときほど寒くなかった。
天気が良ければアタックするつもりだったが、新雪が30センチ以上積もっており、トレースも全く消えていた。今回は残念ながら撤退する。

高度を下げると風も少し弱まってきて雲を通して太陽が見えたり見えなかったり。なかなか幻想的な風景。鉄塔からは冬ならではのショートカット。尻セードを駆使しながら急斜面を一気に滑り降りる。
 
帰りはあっという間に下山できるのが冬山の面白いところ。今回はピークを踏めなかったものの非常に楽しい山行となった。

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