【身延】福士川 夕陽川遡行
- GPS
- 01:45
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 165m
- 下り
- 49m
コースタイム
- 山行
- 1:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・遡行図と記録参照 ・10mCS滝〜5mCS滝の登攀が困難になると思われるため、増水時の遡行は推奨できない。 |
その他周辺情報 | ・ヤマビルは奥山林道上で1個体確認。遡行中の確認は無し。 ・夕陽川沿いの林道の名称「奥山線」の名称は下記の地図に拠る。 https://www.pref.yamanashi.jp/gijutsukanri/documents/namakontikuwarihp.pdf ・鈴野藤夫「中部山岳の渓流」によると、夕陽川は福士川の本流。最初の8mCS滝の釜が兵三郎渕で、その上流に「荒釜」があるとされる。「荒釜」は手前にCSのある8m滝もしくは10m下部2条CS滝のいずれかの釜と思われるが、詳細は不明。 |
写真
装備
備考 | ・ラバーソール適 |
---|
感想
【計画の経緯】
長瀞川を遡行し終わっても15時過ぎだったため、同じ福士川流域で、短いながらも気になっていた夕陽川へ行ってみることに。
【記録】
車を1台奥山林道へ回しておいて、夕陽川橋の下流へ入渓。橋をくぐるとすぐに8mCS滝。ぱっと見難しそうに見えたが、よく見れば左凹角から登って落ち口にトラバースできそう。試してみると、その通りに登れた。多少登り応えもあって良い。
連続で5m斜瀑。水線は水面付近の岩が抉れていて厳しそうなので、右岸スラブを無難に登る。
少しゴーロを歩くと手前にCSがあってよく見えない8m滝。これも厳しそうだが、念のため、泳いで真下まで行ってみる。しかし穴が空いているようなことはなく、登れそうにない。戻ってkumassiyが巻き始めているところへ向かうが、厳しいようで、クライムダウンしてきた。tamoshimaに交代し、空荷で、土にハンマーのピックを挿したりして、何とか登った。kumassiyにはお助け紐使用。悪い巻きだったが出だし以外は容易で、滝上へ。
またゴーロを少し歩くと、今度は10mCS滝。これも厳しそうだが、下部は左の水流沿いが登れそうなので、とりあえず登る。結構難しく、kumassiyは空荷で、tamoshimaは空荷でさらにA0して突破。そのまま左の水流沿いに登れないかと思っていたが、岩の隙間から水が出てきていて人は遡れない。右へトラバースして右の水流を登ろうかと思ったが、激流で怖いので一旦撤退。kumassiyが空荷で突破し、暫く待つと上から紐が垂れてきたので、荷上げ。荷物が無くなれば問題なくこの滝は突破。すぐに5mCS滝が出てきて、お助け紐が垂れてくるのが遅かった原因はこれかと納得。泳いで取りつき、念のためお助け紐を出してもらって突破。
以降もゴルジュ地形は多少続いているが、次第に緩まり、ゴーロ歩きとなる。少しすると右から濁沢が入ってきたので、ここで奥山林道に上がって終了。
【感想・総評】
典型的なコンビニゴルジュという感じの沢で、登れない滝が一つあるのは惜しいものの、短い中に内容が詰まっており、ゴルジュを短時間で楽しみたいときにはお薦めである。
長瀞川というメインディッシュが終わった後のデザートのような気分で行った沢だったが、想像以上に内容が濃く、充実した開拓ができて満足した。福士川流域はやはり面白い。
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