岩畳神社~城山~茶臼嶽古墳~一丁ぐろ古墳群~正木山~鍵山
- GPS
- 04:28
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 621m
- 下り
- 620m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自動車は豪渓秦橋を渡り、トンネルを抜け、反時計回りに道を巻き、石畳(いわだたみ)神社前に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
石畳(いわだたみ)神社から、城山(荒平山)、茶臼嶽、正木山を経て大野集落に向かうコースは道が整備されており、分岐ポイントでは道標がしっかりついており、歩きやすいです。ただし、一丁ぐろ古墳群の1号墳辺り(古墳群の西端)と、正木山頂上を越えた直後の道を探すのにかなり迷います。もしルートファインディングに失敗したら、ひとまず両方とも進行方向に向かって左の方に進むのが無難です。 大野集落(大野神社)から鍵山(かぎやま)までは、一部大野神社からのルートが地形図上で途絶えていますが、北北西ではなく北東方面に延びている道を進めば、後はスムーズに地形図の道通りに道がついています。鍵山頂上へのアプローチ分岐も鍵山のネームプレートを見落とさなければ大丈夫です。 鍵山からの下山ルートは、当初は地形図の道通りに南東方面の大谷集落に降りるつもりが、最初の送電線と道が交差したところで直進する道を見失い(道がないかも?)、結局北東方向の沢沿い(送電線沿い)に下り、五軒屋集落に出てきました。 五軒屋集落からは高梁川沿いに車道がずっと続きます。 |
その他周辺情報 | 下山後昼食を取ろうと、高梁川沿いにさらに上流方向に進むと、総社市種井という所に「たね井や」というランチバイキング(11時~15時 税込1,000円)をやっている農産物直売所に行き着きました。 ここのマスコット山羊のユキちゃんが温かく出迎えてくれました<写真33参照>。 猪肉を使った料理(猪肉カレー等)、ふな飯など地元の産物を食材にした料理がおいしかったです。ご飯もパンもデザートもドリンクもおいしいです。 今日の消費カロリー<たね井やでの摂取カロリー (*_*; |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
|
---|---|
備考 | 鍵山方面はもう少しルート情報を事前に収集しておく必要がありました。 |
感想
前々から高梁川沿いのJR豪渓(ごうけい)駅近くを通ると、対岸に大きな岩(磐座)が見えているのが気になっていました。昨年末、たまたまこの山域で「茶臼嶽古墳」が発見されたことがニュースになっており、先に発見された「一丁ぐろ古墳」とともに、総社のこの山域に4世紀から5世紀にかけて大きな権力を持った氏族が栄え、この地に埋葬されているのではないかと調査が進んでいます。また、この山域の城山を中心とした半径7,8km圏内には国指定の鬼ノ城をはじめ城跡が20程発見されており、この地が歴史的にも要所であったことがわかります。
さて、今回は結果的には古代の歴史を訪ねるコースとなりましたが、それは南の山域のみでした。観光化を意識してか「サントピア岡山総社」からのアプローチも容易にできるようです。正木山付近では団体さんに出くわすほど、全体的には道が整備されています。ただし、地形図の道と実際の道がやや異なる箇所がいくつかあり、その時は標識に従ったり、歩きやすそうな道を選べばいいかと思います。
一方、大野集落から鍵山および下山に至るまでの北の山域は少しワイルドな状況です。ヤブコギをするまでのことはありませんが、道が荒れている所が少しあります。また猪などの獣も多いのでしょう。獣捕獲用仕掛けや獣の置き土産<写真25>などが見受けられます。そして、最大の謎は最初の送電線と鍵山からの下りの道が交わる地点で突然直進する道がなくなってしまうことです。送電線沿いに進むしか選択肢がないのですが、南西に延びている道は下山道につながっているイメージができませんので、北東に延びている道を進みました。標高300mにある鉄塔まで行くと行き止まりとなったので、いったん少し引き返して北西に進路を取り、そのまま送電線と並行に流れている沢沿いのコースを進みました。「鍵山」という標識がいくつかあったので、この道が鍵山への登山コースと判断し、下りきった結果、五軒屋の集落に出てきました。
五軒屋集落からゴール地点までは高梁川沿いに歩きました。陸にはアトリやエナガ、川にはキンクロハジロやヨシガモなどが多数いて、バードウォッチングコースとなりました。
そして締めは石畳神社磐座(御神体)の西側からの眺めです。東西南北どころから見ても表情が異なり、どこから見てもその姿はこの地域では圧巻の景観です。
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