北横岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 497m
- 下り
- 491m
コースタイム
新宿西口7:00=〈貸切バス〉中央道=11:00北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅12:30=12:40山頂駅…13:30縞枯山荘前…雨池手前…15:30縞枯山荘(泊)
1/18
縞枯山荘8:00…10:15北横岳頂上10:20…11:00山頂駅11:30=11:40山麓駅12:40=13:10河童の湯14:10=中央道=16:30新宿西口
天候 | 1/17 雪 1/18 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
ザックカバー
水筒
時計
日焼け止め
非常食
防寒用帽子
サングラス
新聞紙
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共同装備 |
ツェルト
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
テープスリング
ロープスリング
環付きカラビナ
カラビナ
|
感想
本年度の締めくくり、2014年度最後のアウトドアスクールは北横岳でのスノーシュー講座です。
恒例の車内講義では、大蔵校長による『雪山を歩くための必要な知識と装備』について話があり、雪山に必要な装備をはじめ低体温症予防について勉強しました。
雪山では普段以上に様々な状況を想定して準備をしっかりすることが大切です。
今回勉強したことをしっかりと身に付け、事故のないよう安全な登山を心がけるようにしましょう。
さて、バスは北横岳山麓に到着し、昼食をとってから北八ヶ岳ロープウェイにて一気に標高2,237mの山頂駅に上がりました。
雪が深々と降っており視界が悪いため、初日に予定していた北横岳登頂は翌日に延期し、雨池付近までスノーシューを履いて散策することに。
フカフカの雪の上、スノーシューを履いての歩行は、なんともいえない不思議な感覚です。
心躍るアクティビティとして、皆さん童心に帰って楽しまれたのではないでしょうか。
縞枯山荘から雨池へ向かって下って行き雨池まであと少しという地点で、明るいうちに小屋へ戻るため記念撮影をして引き返すことにしました。
登り坂で少し汗をかいた直後、台地に上がると強風が吹き付け、あっという間に指先や顔などが冷たくなりました。
吹雪に吹かれたのは短時間で済みましたが、それでも雪山の厳しさを経験するには十分な天候だったと思います。
小屋に入り、夕食までの時間を使って、再び大蔵校長から凍傷や低体温症を防ぐにはどのようにすれば良いかを、過去の遭難事故を例に上げて説明がありました。
荒れていた天気も日が昇る頃には快晴になっており、東の空は赤く、雪面はきらめき、神々しい朝を迎えることができました。
風は依然として強いですが、危険レベルには達していないと判断し北横岳登頂を決行です。
標高差およそ200mの急坂を登り、北横岳ヒュッテ前で一息ついてからもうひと頑張りして山頂に到着。山頂からは北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、中央アルプス、南八ヶ岳、浅間山などが見渡せました。
寒さと強風のため5分と頂上にはおれず下降に入りましたが、森林の中に戻ってくると先ほどの強風が嘘のように静かです。
ロープウェイで山麓駅に到着すると先ほどの寒さが嘘のような麗らかな空気が漂っています。昼食後、河童の湯にて身体を温めて帰路に就きました。
今回のスクールでは、雪山の美しさや愉しさを味わえましたが、同時に雪山ならではの厳しさも経験できました。参加していただいた皆さまはとてもよい経験を積まれたのではないでしょうか。
これで本年度のミズノアウトドアスクールはすべて終了。各回にご参加下さった皆さま、1年間ありがとうございました。
ミズノアウトドアスクールは、事故の無いよう安心・安全を第一に運営して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、2015年度は4月開講予定です。多くの皆さまのご参加を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
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