北八甲田 梅津コース標識付け
イグルスキー米山
naritagajo
yamaden
- GPS
- 07:37
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 319m
- 下り
- 534m
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| 天候 | 吹雪のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年03月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
酸ケ湯から下毛無岱の小屋までは大岳コースや中央コースと呼ばれる標識ルートで行く。湯坂の左のゆるいところから登って上の台地に上がるのが唯一登りらしい登り。毛無岱の小屋からトラバースするところからが梅津コース。標識板はさくらフィルム3番から。これが田茂萢沢右岸尾根に乗ると、ロープウエイのフォレストコースと交差し、その先で最後の150番で終り。ここからは旧田茂萢コースの標識に導かれて100番まで下りるか、フォレストコースをそのまま下ればロープウエイ駅に至る。 |
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感想
梅津ルートを成田さんに初めて案内してもらい、標識板の取り付けもした。梅津又四郎は往年の八甲田のスキー達人。彼が萱野茶屋から酸ケ湯にスキーで抜けるために開いた、吹雪の日でも楽しめる林間ルート。本人はその途中で遭難死するのだが、これをきっかけに八甲田のスキーコースには番号入りの標識板が取り付けられた（昭和28年）。ロープウエイが昭和43年にできてからは、その周辺しか滑られなくなり、こうしたコースはほとんど山スキーヤーしか訪れない。成田さんはその朽ちたホーロー引きの標識を無雪期に拾い集め、この時期に取り付け直している。もう何百枚やったか分らない。
しかし、藪や土に埋まった標識を発見した時の喜びは宝探しの極みだそうで。
梅津ルートはブナとアオモリトドマツの樹林限界を出ないよう、傾斜の変わり目をわかりやすくトラバースしていくルート。昔十勝連峰の合宿で、稜線に出られない悪天の日に、延々一日中タンネの樹林帯をトラバースするロングアタックをした、あれに近い。標識なしでこのトラバースをすれば、良い地図読み練習になるだろう。
今日は低温吹雪だったが、こんな日にも八甲田は楽しめる。先々週暖気で硬くなった層の上に新雪が載って、春っぽい滑りコンディションだった。
終番は、ロープウエイからのスキールートを横切る。八甲田のロープウエイはまだ乗ったことが無く、はじめて見た。こんな感じのスキーコースなのね。圧雪スキー場とも違うし完全バックカントリーでもない、きわめて灰色なスキー場なのです。ゲレンデのつもりで滑ったら、迷う人もいるでしょうね。
http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_aomori_20100408_2372
梅津コーススキー指導標取り付け ２０１０．３．１７
タイム：酸ヶ湯温泉(8:00)＝毛無岱避難小屋＝�癸魁腺后甦┸綢��癸隠亜腺隠供甕Υ澂癸隠后腺械亜畭膵餮�＝梅津又四郎遭難地＝�癸苅亜腺苅魁瓮瀬ぅ譽�トコース�癸毅供瓮蹇璽廛Ε─璽院璽屮覯辞癸沓擬茲衂佞院甅癸牽下茲衂佞院γ訖�（12:10~13:10）＝モッコ沢コース�癸牽検瓮皀奪蛎��癸坑魁疆通俶預��癸隠隠機瓮侫�レストコース�癸隠苅魁疆通俶優魁璽広癸隠毅�(14:20)＝田茂萢コース�癸隠娃亜�15:00）＝ロープウエー山麓駅(15:40)
＊ 出発と終点を除いて、おおよそのタイムです。
内容：昨年回収したスキー指導標の取り付けを兼ねて、梅津コースを酸ヶ湯温泉から踏破する。朝からの小吹雪模様の天候は、冬山に戻った感じだ。カメラにも冬山の姿が映るだろう。湯坂を登り田茂萢コースを毛無岱避難小屋まで辿る。避難小屋もすっかり雪を纏い真冬の雰囲気。ここから梅津コースに入る。北側に�癸海�かすかに見て取れる。９番から寒水沢を下り、１９番で右岸に上がる。少しのぼり気味に２８番へ。山頂からのスキーヤーのトレース有り。３０番を過ぎ大国見の尾根を寒水沢方面の鞍部へ下り、北側へ少し降りると梅津又四郎の遭難地だ。トドマツの樹にはスキーがＸ印に塔婆代わりに打ち付けられている。又コースに戻るべく少し上り返して４０〜４３番と辿りダイレクトコースの５６番へ。なおもトラバースは続いて、ゴンドラの交差するケーブル下で７５番を取り付ける。更に８２番を取り付けて、昼食を採る。
吹雪も治まり、午後はゆったりとコースを辿る。モッコ沢コース、モッコ沢、田茂萢沢、フォレストコースを横切り田茂萢コースの合流点・梅津コースの最終１５０番に着く。おまけに田茂萢コースの終点１００番に寄って、ロープウエー山麓駅まで、林間を辿る。（＊それで、田茂萢コースは１００番コースとも言われている。）
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