金丸山・大平山・大丸山
- GPS
- 06:29
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回この山域に来たのは11年前。その時のことを思い出そうとするのだが、残念ながら殆ど覚えていない。ただ、素晴らしい景色と、長い舗装道歩きだけ覚えている。
今回歩いてみて他の山と印象が違うことに気づいた。それは、「山頂」に対する思い入れみたいなものが、この山域には感じられないことである。
地形図には野田山、大平山、大久保山などの山名はない。そんな無名峰には大抵官製、手製の山名表示板が沢山設置してあるものだ。が、これらの山には何もない。それどころか金丸山の山頂には無線塔を建設中で、工事の関係者に「山頂はどこですか?」と聞くと「さあ?」との答え。
一般的な山頂のイメージは三角点、山名表示物、祠などがあるピークだが
三角点はともかく他のものが何も無い山頂は珍しい。
大平山の山頂表示は広場に設置してあるが、標高は588m。山の斜面のようなところで、なぜ598mの標高点が山頂ではいけないのか?私有地などの問題もあろうが、山に登る人には山頂って結構重要なんだよね。
大丸山は三角点が設置されて山として風格が出てきた感じがある。(もっとも最高点ではないようで、表示は4.4m低くなった)
さらに混乱させる要因として各種の指導標がある。
環境省・静岡県、富士市、富士川町、蒲原町、蒲原町ロータリークラブなどの看板が入り乱れ、静清庵自然歩道、東海自然歩道バイパスなど、どこがどかだか判り難い。
また、広場がそれぞれの山にありそれが山頂と重複し、判り難い。
この辺りの地域は山が海まで迫り、広場を作る余裕など無く、山中に広場を作ったのだろうか?そして、そこに行く道もしっかり作った。地元の人たちは恩恵を十分受けているのだろうが、よそ者の勝手な意見としては、車で行くのは登山ではないし、舗装道路を延々歩くのは面白くない。自然の道を登って山頂に達したい。
由比の浜石岳に勝るとも劣らない素晴らしい展望を持つ山を、もっと多くの人に楽しんでもらえるよう、駐車場の整備なども含め検討して頂きたいものである。
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