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記録ID: 60628
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ハイキング
阿蘇・九重

阿蘇・キスミレの御竈門(オカマド)山

2010年04月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
westup その他1人
GPS
02:30
距離
2.4km
登り
275m
下り
275m

コースタイム

11:40登山口発 12:10−12:15山頂 13:00火の山トンネル着13:10登山口着
天候 快晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
貯水槽登山口からの稜線は、一部で右も左も崩壊した場所があります。特に野焼き直後の1カ月は草もなく、強風時や雨の時は、危険です。以前、あまりの強風に途中で引き返したことがあります。標高1000mを超えますので下界では微風でも上空は強い風が吹いていることが多いです。いつも俵山の風力発電の風車を目安にしています。この時期、キスミレの群生を見に九州各地からたくさんのグループがここを訪れます。下山後は、すぐ近くの地獄・垂玉温泉にどうぞ。
阿蘇登山道から仰ぎ見る御竈門山
2010年04月10日 11:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 11:31
阿蘇登山道から仰ぎ見る御竈門山
3つある登山口ひとつでここからが一番いい道です。その目印である貯水槽、夏は草で見えにくくなります。
2010年04月10日 11:45撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 11:45
3つある登山口ひとつでここからが一番いい道です。その目印である貯水槽、夏は草で見えにくくなります。
すぐ下に4〜5台分の駐車場あり。300m下には大きな駐車場とトイレあり、水もあります。
2010年04月10日 11:45撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 11:45
すぐ下に4〜5台分の駐車場あり。300m下には大きな駐車場とトイレあり、水もあります。
登山口付近から山頂、野焼きで一面真っ黒、草がありません
2010年04月10日 11:47撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 11:47
登山口付近から山頂、野焼きで一面真っ黒、草がありません
吊尾根近くから、山頂、迫力があります。そして写真を撮っている場所付近の尾根が崩壊が激しく要注意。
2010年04月10日 12:04撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:04
吊尾根近くから、山頂、迫力があります。そして写真を撮っている場所付近の尾根が崩壊が激しく要注意。
この付近の尾根が要注意。左右崩壊した崖になっています。道の幅は約50cm。
2010年04月10日 12:04撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:04
この付近の尾根が要注意。左右崩壊した崖になっています。道の幅は約50cm。
吊尾根から見る山頂付近。南・西・北面は崖になっています。
2010年04月10日 12:09撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:09
吊尾根から見る山頂付近。南・西・北面は崖になっています。
山頂のかわいいプレート。でも山頂の周囲は3面が崖で眺めはいいけど危険です。
2010年04月10日 12:18撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:18
山頂のかわいいプレート。でも山頂の周囲は3面が崖で眺めはいいけど危険です。
下山は北側の尾根を歩きます。その先には、阿蘇烏帽子岳が見えます。
2010年04月10日 12:18撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:18
下山は北側の尾根を歩きます。その先には、阿蘇烏帽子岳が見えます。
時期が早くてもこの尾根にはキスミレの群生があります。防火帯で開花時期が早い場所です。(全体的には、今回は1週間早かったかな)
2010年04月10日 12:31撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:31
時期が早くてもこの尾根にはキスミレの群生があります。防火帯で開花時期が早い場所です。(全体的には、今回は1週間早かったかな)
野焼きのための防火帯を西に下ります。ここが意外に急斜面で要注意。でもよくこんな急斜面の草刈り作業をされてますね、感謝です。野焼きをやめると一気に林となり、この先の稜線の道も藪に埋もれて進めなくなっています。
2010年04月10日 12:47撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:47
野焼きのための防火帯を西に下ります。ここが意外に急斜面で要注意。でもよくこんな急斜面の草刈り作業をされてますね、感謝です。野焼きをやめると一気に林となり、この先の稜線の道も藪に埋もれて進めなくなっています。
俵山峠の風力発電の風車、その向こうに金峰山、雲仙、そして有明海、今日は空気が澄んで、遠くまで見渡せました。
2010年04月10日 12:58撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 12:58
俵山峠の風力発電の風車、その向こうに金峰山、雲仙、そして有明海、今日は空気が澄んで、遠くまで見渡せました。
マムシ草、花も名前も強烈ですが、秋に見る実はもっと強烈です。秋に是非探してみてください。
2010年04月10日 14:22撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 14:22
マムシ草、花も名前も強烈ですが、秋に見る実はもっと強烈です。秋に是非探してみてください。
帰りにちょっと春の山菜取り。フキノトウ、タラの芽、ワラビ、ぜんまいがたくさんありました。山菜ごはんとテンプラはおいしかったです。道の途中にある無人販売所の採りたてイチゴ(1パック200円)もとてもおいしいですよ。
2010年04月10日 15:48撮影 by  u780,S780 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/10 15:48
帰りにちょっと春の山菜取り。フキノトウ、タラの芽、ワラビ、ぜんまいがたくさんありました。山菜ごはんとテンプラはおいしかったです。道の途中にある無人販売所の採りたてイチゴ(1パック200円)もとてもおいしいですよ。
撮影機器:

感想

 毎年、この時期、春のキスミレに会いに御竈門山を訪れます。野焼きが終わった黒い地面に可憐に咲くキスミレは本当にきれいです。最初にこの群生を見つけた時の感動も忘れ難いものがあります。今年は時期が少し早かったですが、場所によりますが、たくさん咲いている所もありました。御竈門山の高度感も最高です。毎年キスミレと共に「オキナグサ」も探しながら歩いていますが、こちらはまだ出会っていません。時間があれば、ここから烏帽子岳、草千里、地獄温泉まで歩くこともできます。あと一週間もすると肥後の赤牛の放牧も始まり道でバッタリ牛と出会うのは、慣れていてもなかなかの緊張感があります。
 下山後、タラの芽やワラビなど春の山菜取りを楽しみました。時間があれば高森の田楽も食べたかったのですが、今回は出発が遅かったので、そのまま帰りました。

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コメント

ゲスト
野焼き
westupさん、こんにちは。

阿蘇らしい!?風景ですね〜 何年か前に阿蘇山に登った帰りにうちの奥さんと、色々とドライブ をした時の風景を思い出しました。奥さんは、風景より食い気で途中で食べたソーセージ屋さんに夢中でしたが

久住でもそうでしたが、九州のお山は毎年野焼きをするんですね bikihanakoみたいな素人は、「野焼きをすると、草花が枯れて、植物が育たないのでは?」と思ってしまうのですが。。。

bikihanako
2010/4/11 14:47
私もそう思います
bikihanakoさん こんばんは。
「野焼きは、しない方がいいのでは・・・。」と以前から私も思っていましたが、これも一種の「里山の生態系の維持」として希少種のヤツシロソウや、このキスミレ(どこにでもありそうな花ですが、非常に珍しいそうです。)ハナシノブ、ヒゴタイなどがこの野焼きによって生きながらえているそうです。野焼きも大変な労力で年々面積が減り、意外と放置された原野や人工林に変わっている所が増え、20年ぶりに歩いた眺めがよかった道が杉林・・・、という場所も増えました。一度、原野化してしまうと、もう野焼きは不可能で、この阿蘇・九重の風景も地元の方々の多大な努力で維持されています。ちなみに「肥後の赤牛」は、意外とおいしいんですよ。脂肪分が少なく(草ばかり食べています)良く運動しているので味わい深いです・・・。地元の者もあまり「おいしい。」とは言わないんですが・・・。いろいろな所を回られているbikihanakoさんがうらやましいです。いろんな思い出を持っておられて、それが宝物ですね。
2010/4/11 22:13
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