伊勢山(姫路。ふるさと兵庫100山)
- GPS
- 01:31
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 286m
- 下り
- 290m
コースタイム
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマレコに誤り有。 |
写真
感想
今回出発点に定めた「伊勢岩屋の森」への車用の指導標を見つけて一般路から細い側路へと入っていく。すぐにY字分岐となり、左にはイヌの絵の小さな案内板がある。ここは右のラフに入る。ちょっと進むと草を刈りこんだ明るい広場となり、案内看板からここが「伊勢岩屋の森」の広場であることを知る。車を置いて昼飯にする。正面の山を見上げると大きな岩が山頂付近にあって、それが岩屋だなと理解する。「神座の窟」と道標の示すほうへと向かう。谷沿いの湿っぽい道だ。ジグザグに登っていく。すると突然、登山口で下から眺めた岩屋がそそり立つ地点に出る。ヤマレコの「らくルート」で引いた線は、このハングした岸壁を直登するように引かれているのだが、一般には直登は到底無理。道は岩のfootに沿って左に進んで、空木城跡からの道に合する。ヤマレコらくルートの地図ではこの合流点の空木城側(登り進行左)に「神座の窟」がマップされているが、本当は合流点より伊勢山側(右)にある。「神座の窟」は大岩のてっぺん直下にあるまさに岩屋で、人一人がちょうど通り抜けられるほどの隙間が空いている。その「胎内潜り」風を抜けてはいると、足元が切れ落ちてあの岸壁の頂部となっている。道は「神座の窟」の裏を巻くようについていて、ここからは「神座の窟」を上から見ることができる。すると、大きな岩のブリッジに見える。東北で「石橋(しゃっきょう)」と呼ぶ構造である。少し進むと、「神座の窟」上の岩のてっぺんにつく。ここを岩屋山と呼ぶらしい。四方に見事な眺めが広がり、最高の気分だ。マツの幼木の風情がよい。
つい長居をしてしまう。さて、と伊勢山に向かうことにする。最低鞍部を過ぎてちょっとした登りで山頂に達する。眺めはない。帰路は「神座の窟」下のT字を直進して、空木城跡経由で周回だ。「神座の窟」では、女性二人が岸壁のテラスで賑やかにはしゃいでいた。それを横目に穏やかな尾根を城跡へと向かう。城跡からの眺めもまたよい。岩屋の何たるかも知らないままこのコースを辿った結果、予期せず、面白いものを探索することとなり、儲けた気分で駐車地へと戻った。ここで気持ちを引き締め、さて、次は増位山(記録ID: 6109742)である。
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