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記録ID: 616618
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ハイキング
阿蘇・九重

九重山系・涌蓋山(ひぜん湯からミソコブシ・一目山へ:中九州弾丸ツアーPart. 3)

2015年04月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.9km
登り
790m
下り
790m

コースタイム

日帰り
山行
4:49
休憩
0:46
合計
5:35
7:02
23
一目山下駐車スペース
7:25
7:25
13
7:38
7:40
46
8:26
8:26
27
石ノ塔林道終点
8:53
8:53
35
9:28
9:35
13
女岳
9:48
10:14
11
10:25
10:25
15
女岳
10:40
10:40
41
11:21
11:27
54
12:21
12:26
11
12:37
一目山下駐車場
天候 晴れのち曇り(昼前強風)
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
瀬の本からのやまなみハイウェイを左折、筋湯方面へ。一目山の麓に無料駐車場あり、15台ほど駐車可。ここから徒歩で八丁原地熱発電所を横目に見つつ、筋湯温泉街の錯綜街路を抜け、バス道路を下った途中「涌蓋山登山口」の地味な看板を左へ。ひぜん湯有料駐車場(300円)奥の登山口へ。
コース状況/
危険箇所等
石ノ塔広場の先・牧場柵のあたりから牧場道が縦横に交わり、敷地境界には鉄条網も張られて、進むべき道がはっきりしなくなります。それでも涌蓋山頂までは何とか迷わず辿り着けるものの、下りは�ミソコブシ手前の鞍部(ひぜん湯方面分岐)付近、�ミソコブシ〜一目山途中のピーク先の2ヶ所が特に複数の牧場道の交錯、道標の不備で大変迷いやすく、小生も2度にわたり一時道を失いました。(涌蓋山までの登りはしんどいものの、プチ縦走の場合は一目山〜ミソコブシ〜涌蓋山〜ひぜん湯の順で歩かれることをオススメします!)
その他周辺情報 筋湯周辺には日帰り温泉多数。「小松地獄」など観光名所も豊富、下山後のお楽しみ多し!
前夜の宿・久住高原荘より九重連山を間近に仰ぐ。今朝もまずまずの上天気!
2015年04月12日 06:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 6:18
前夜の宿・久住高原荘より九重連山を間近に仰ぐ。今朝もまずまずの上天気!
阿蘇は雲海の中。噴煙も相変わらず活発です。
2015年04月12日 06:20撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
4/12 6:20
阿蘇は雲海の中。噴煙も相変わらず活発です。
こちらは懐かしい祖母山〜傾山系。
2015年04月12日 06:21撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 6:21
こちらは懐かしい祖母山〜傾山系。
宿の真裏が九重の山々。今回は眺めるのみで素通りですが…
2015年04月12日 06:28撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 6:28
宿の真裏が九重の山々。今回は眺めるのみで素通りですが…
一目山直下の無料Pに車をデポ。ここから筋湯登山口まで歩きます。
2015年04月12日 07:02撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 7:02
一目山直下の無料Pに車をデポ。ここから筋湯登山口まで歩きます。
八丁原地熱発電所。この膨大な地下エネルギーを使わない手はない。
2015年04月12日 07:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 7:12
八丁原地熱発電所。この膨大な地下エネルギーを使わない手はない。
本日のターゲット・涌蓋山が全貌を現しました。
2015年04月12日 07:19撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 7:19
本日のターゲット・涌蓋山が全貌を現しました。
ひぜん湯の小橋を渡り、有料駐車場の奥が登山口。少々分かりにくい…
2015年04月12日 07:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 7:40
ひぜん湯の小橋を渡り、有料駐車場の奥が登山口。少々分かりにくい…
笹原の滑りやすい道をだいぶ登ってきて、四周の展望も開けてきました。九重本山方面に雲がかかってきて、どうやら天候は下り坂。
2015年04月12日 08:06撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:06
笹原の滑りやすい道をだいぶ登ってきて、四周の展望も開けてきました。九重本山方面に雲がかかってきて、どうやら天候は下り坂。
ミソコブシ斜面も見た目気持ち良さそうな笹原(後でヒドイ目に遭うことになりますが…)。
2015年04月12日 08:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:09
ミソコブシ斜面も見た目気持ち良さそうな笹原(後でヒドイ目に遭うことになりますが…)。
涌蓋越着。牧場道以外は笹藪でかなり歩きにくし…
2015年04月12日 08:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:40
涌蓋越着。牧場道以外は笹藪でかなり歩きにくし…
ミソコブシ方面。小ピークというにはかなり標高差あり(汗)…
2015年04月12日 08:42撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:42
ミソコブシ方面。小ピークというにはかなり標高差あり(汗)…
牧場道とはこのようなゲートで仕切られてます。ヒトは通れますが…
2015年04月12日 08:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:49
牧場道とはこのようなゲートで仕切られてます。ヒトは通れますが…
こちらは樹相が変わり、少々原生林的な深い森に入ります(植林ですが)。
2015年04月12日 08:51撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:51
こちらは樹相が変わり、少々原生林的な深い森に入ります(植林ですが)。
ここが本当の涌蓋越。小国方面の古い街道が分岐します。
2015年04月12日 08:55撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 8:55
ここが本当の涌蓋越。小国方面の古い街道が分岐します。
風力発電所の向こうに、まだかろうじて阿蘇連山が見えます。
2015年04月12日 09:09撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 9:09
風力発電所の向こうに、まだかろうじて阿蘇連山が見えます。
九重の山々はすっかり雲に覆われてしまいました…
2015年04月12日 09:12撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 9:12
九重の山々はすっかり雲に覆われてしまいました…
女岳到着。涌蓋山ご本尊も指呼の間。それにしても腹減った…
2015年04月12日 09:29撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 9:29
女岳到着。涌蓋山ご本尊も指呼の間。それにしても腹減った…
山頂到着。古い祠の向こうに、昨日お世話になった鶴見+由布岳。山岳展望表示は倒れてますが、大体の向きは合ってます。
2015年04月12日 09:51撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 9:51
山頂到着。古い祠の向こうに、昨日お世話になった鶴見+由布岳。山岳展望表示は倒れてますが、大体の向きは合ってます。
立派な山頂標識。
2015年04月12日 09:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
4/12 9:56
立派な山頂標識。
標識の裏にはクマモンの山開きシール!
2015年04月12日 09:56撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 9:56
標識の裏にはクマモンの山開きシール!
もう一組、3人パーティーも到着。タイミング良く山頂写真撮っていただきました。
2015年04月12日 09:58撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 9:58
もう一組、3人パーティーも到着。タイミング良く山頂写真撮っていただきました。
下山開始。向こうは福岡・英彦山方面でしょうか。
2015年04月12日 10:17撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 10:17
下山開始。向こうは福岡・英彦山方面でしょうか。
ミソコブシ方面に気持ちの良さそうな道が伸びてます。天候も何とか持ちそうです…
2015年04月12日 10:18撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 10:18
ミソコブシ方面に気持ちの良さそうな道が伸びてます。天候も何とか持ちそうです…
天気は高曇りですが、九重連山の雲が上がり、全山見えてきました。有り難や…
2015年04月12日 10:46撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 10:46
天気は高曇りですが、九重連山の雲が上がり、全山見えてきました。有り難や…
ここから見ると、涌蓋山の山頂が平らで細長いのが良く分かります。
2015年04月12日 10:49撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 10:49
ここから見ると、涌蓋山の山頂が平らで細長いのが良く分かります。
ミソコブシへの登路がいくつもあり、一時道を失ってしばし行ったり来たり。そうこうするうち、再び由布岳も見えてきました。
2015年04月12日 11:13撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 11:13
ミソコブシへの登路がいくつもあり、一時道を失ってしばし行ったり来たり。そうこうするうち、再び由布岳も見えてきました。
振り返ると、涌蓋山の美しい円錐形。
2015年04月12日 11:15撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 11:15
振り返ると、涌蓋山の美しい円錐形。
ミソコブシ山頂着。涌蓋山の右後ろには、祖母・傾山系も見えてます。
2015年04月12日 11:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 11:22
ミソコブシ山頂着。涌蓋山の右後ろには、祖母・傾山系も見えてます。
こちらからは格好いいミソコブシと、右後ろに由布岳。
2015年04月12日 11:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 11:39
こちらからは格好いいミソコブシと、右後ろに由布岳。
こちらは今登って来た涌蓋山。だいぶ遠くなりました…
2015年04月12日 11:40撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 11:40
こちらは今登って来た涌蓋山。だいぶ遠くなりました…
こちら側から見ると、ミソコブシと涌蓋山が何やら相似形!
2015年04月12日 11:46撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 11:46
こちら側から見ると、ミソコブシと涌蓋山が何やら相似形!
一目山へ、最後の登り。ミソコブシからここまでのルートも、標識・テープ少なく、かなり分かりにくい…
2015年04月12日 12:10撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 12:10
一目山へ、最後の登り。ミソコブシからここまでのルートも、標識・テープ少なく、かなり分かりにくい…
一目山着。ああしんど。凄い強風ながら、今ツアー最後の大展望は涌蓋山の背後に青空のご褒美付き!
2015年04月12日 12:22撮影 by  SBM303SH, SHARP
4/12 12:22
一目山着。ああしんど。凄い強風ながら、今ツアー最後の大展望は涌蓋山の背後に青空のご褒美付き!
(おまけ)無事下山、筋湯で入浴、サッパリ・着替えて一路熊本へ。途中、空腹に耐えかね、休憩兼ねて大観峰のお茶屋へ。午後になり阿蘇はすっかり雲の中、ここも強風です…
2015年04月12日 14:39撮影 by  SBM303SH, SHARP
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4/12 14:39
(おまけ)無事下山、筋湯で入浴、サッパリ・着替えて一路熊本へ。途中、空腹に耐えかね、休憩兼ねて大観峰のお茶屋へ。午後になり阿蘇はすっかり雲の中、ここも強風です…

感想

 春の中九州弾丸ツアー、最終日のターゲットは九重山系の秀麗な涌蓋山。朝風呂堪能の後、前泊の国民宿舎・久住高原荘の自室で朝飯を済ませ、おにぎり弁当を受け取っていざ出発。予報は下り坂ながら、阿蘇や祖母山系の山々が雲海の上に浮かぶ好展望で、午前中いっぱいは何とか天気も持ちそうです。
 下山予定の一目山直下の路肩駐車スペースに車を置き、まずは登山口の筋湯まで舗装道を歩きます。標高差も含め、今日のコースは楽勝だろう、と高を括っていたのも束の間、いきなり筋湯の温泉街で目指すひぜん湯の登山口がどっちか分からず、温泉観光客の行き交う中をウロウロ…。ようやくバス通りの先に登山口の地味な標識を見つけ、なぜか有料の登山口駐車場を横目に、笹原の中の気持ち良い斜面を快調に登っていきます。石ノ塔の林道駐車スペースを過ぎると、なだらかな稜線がぐっと近づきますが、牧場の柵が交錯し、牧場道を避けて境界の鉄条網の内側を歩くと笹藪がうるさく、すこぶる歩きにくい道です。
 涌蓋山へ通じる牧場のゲートを通過し、歴史を感じさせる涌蓋越を過ぎると、いよいよ女岳への本格的な登り。息を切らせて山頂へ辿り着くと、眼前に目指す涌蓋山が迫り、振り返れば九重連山や周囲の山々が視界いっぱいに拡がって、これまでの苦労も報われる思いです。しばし小休止の後、ほどなく無人の涌蓋山頂へ到着。遠くから眺めた山容そのままに、大変細長い頂稜が伸び、反対側の一角に古い祠や方位板(壊れて地面に置かれた状態ですが)が残っています。中央部の三角点前には、ここにもクマモンのシールの付いた立派な山名標識あり。風が強く、樹木の中の小平地で慎ましく弁当を食べていると、タイミング良く後続登山者数名が到着。早速山頂証拠写真を撮って頂いたりするうち、更に二組が到着、山頂もだいぶ賑やかになってきましたので、早々に下山にかかります。
 下りは牧場ゲートまで至って快調、このペースならお昼前にはゴールし、温泉を楽しんだ上、阿蘇観光か熊本でお城見物ぐらいはできるかも、と油断したのが災いしてか、ミソコブシへの牧場道が交錯する登路でまず道を失い、笹原や雨裂の道を縦横に歩いた末にようやく眺めの良いミソコブシ到着。やれやれと思ったのも束の間、今度は一目山への尾根通しの道が途中で怪しくなり、小ピーク頂稜で行き詰まった末に、またもプチ藪漕ぎで何とか一目山の登り口に到達。天気が何とか持ってくれているのが不幸中の幸いながら、この時点で既に時計は正午を大きく回り、しかも悪天の前触れで風が強く、飛んでくる小石を避けつつ耐風姿勢を取りながらヘロヘロ状態で一目山山頂へ辿り着きます。まっすぐ立てないぐらいの凄い強風に、どうにかして四周のパノラマ写真を撮り、脱兎の如く一目山直下の駐車場へ駆け下りました。
 ということで、事前の予想は裏切られ、「行きは良い良い、帰りは怖い」の涌蓋山ツアーとなりました。分県登山ガイドで「一目山→ミソコブシ→涌蓋山→ひぜん湯登山口」のルートが推奨されていた意味がやっと分かった気がしました。
 ともあれ、ここは「温泉パラダイス」、筋湯温泉街外れの「ホテル大高原」(名前の割には比較的「場末」感あり…失礼ですが)にて日帰り入浴。高原道路を快調に飛ばし、ガスの中の大観峰展望茶屋で空腹に耐えかねうどん軽食、熊本市内の渋滞にはまって、結局JR駅到着は予定の新幹線発車の12分前!ビールと弁当、追加のお土産を大急ぎで買い込み、人生初の九州新幹線に乗り込んで、弾丸ツアーの戦果にプチ祝杯を上げながら、6時間余りかけて自宅に帰り着きました。明日から仕事というのは少々シンドイものの、天候にも恵まれ、予定の行程を大きなトラブルなくこなせて、まずまず実り多いツアーとなりました。

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