倉見山から杓子山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は倉見山へは東桂駅から降りて長泉院にある登山口から入り、倉見山を経由して向原峠を通る破線ルートを通り、扚子山へ向かいました。下山は大権首峠から不動の湯へ向かう林道を越え、明見の街へ出るゆったりルートです。 <駅から倉見山まで> 駅から登山口までは交差点を一つ曲がって、あとは真っ直ぐなので事前に交差点を調べておけば迷う事はないと思います。登山道の看板もしっかりあるので大丈夫かと。お墓の真ん中は躊躇せず突っ切りましょう。 登山口から30分ほどは細く少し急な登り坂が続きますが、足場は階段状の整備もしてあり迷う事もありません。むしろ最初の腕試しといった所。 「東桂駅」への看板がある場所からは道も広くなり、ゆったりとした上りになります。倉見山分岐から倉見山まではもしかしたら1、2回ルートに迷うかもしれませんから油断は禁物。道が細くなったりもします。しかし尾根は広く見通しはいいので危険性はそこまでないかと。 <倉見山から向原峠(向原分岐)まで> ここから一気に道幅が狭くなります。道も獣道といった感じとなり、周囲に木々があるも1メートル向こうは崖、といった道が珍しくなくなってきます。杓子山へと向かう途中で一旦山肌を下る為、急な下り坂も出てきますが上手い具合に自然の足場・階段が出来上がっているのでまだ何とかなります。しかしこの辺りから危険を感じ始めます。 <向原峠から杓子山まで> 肩幅ほどあるかどうかも分からない道幅で45〜60度位ある斜面、岩肌、岩壁を登って行きます。道を一歩外れれば当然急角度な斜面です。トラロープなどの整備は一切ありません。赤テープだって珍しいくらい。両手を使って岩や木の根を掴んで登っていきましょう。足元は枯れ葉で見え難い上に滑りやすくなってるからね。所々休憩のように広くゆるやかな道もありますが、上記の様な状況が大体だと思ってください。 道は以外に分かります。しかし全体の七割ほど。分からなくなる所が何度も出て来ると思うので一旦見に行ってから戻ったり、どういけば安全に登れるか、「これ道じゃないだろ…」と思う所が唯一の道だったり、とかなり慎重に考えて行きましょう。杓子山へ向かうルートでは急すぎる下り坂はなかったと思います。 崖と崖の間を渡る為に一つの岩を抱きしめ、片足をその岩肌にあるへりに置いて崖を超えなきゃいけないような所もあります。 <杓子山から明見まで> 大権首峠までは道も広く整備され安全、ではなく安心、ですね。もうホントここまで来たら気楽です。大権首峠から不動の湯まではクルマ一台通れるほどの林道となってます。ゲートまでついたら「不動の湯、近道」の看板と共に道が伸びています。そこを不動の湯へ向かっていけば不動の湯よりコンクリートの一般道に出られます。 |
写真
感想
いやぁ、今回は怖かった。もうこのルートは行きません(笑)
一ヶ月ほど前杓子山を登った時、天気が悪く景色を堪能出来ませんでした。なのでしっかり景色を見るためにももう一度杓子山へ登りたかったのですが、同じルートを通ってもつまらない。なので倉見山からのルートを計画したのでした。
事前情報として「倉見〜杓子間は大変だ」という情報を得てはいたのですが具体的にどの程度かわからなく、ヤマレコでもあまり写真などの情報が見つからなかった為、自ら行って確かめてきました。
倉見山に関しては全体的に穏やかなルート構成だったし、稜線から街の景色がよく見えて楽しかったんですが…。それ以降は初心者が一人で行くような所ではなかったですね。
コースは細いし両サイドに何も無い状態が普通だし、両手を使ってロッククライミングみたいに登らないと怖くてやってられない。足を滑らしたらどうなるか想像したくもない所ばかりでした。高い場所を進む際、よく「足元を見るな」といいますが、後ろを振り返るのは勿論、左右を見るだけでも足がすくみましたね。
「前だけ見てろ」。人生の格言ですね。(なんのこっちゃ)
だんだんと慣れて来たのか、それとも早くこの場所を出たかったのか、途中早足になってたのは以外でした。途中で一度ルート取りに失敗したのか、しっかりした足場の無い急斜面を登るはめになった事がありましたが、そこではさすがに一段落つけた後、震えが数分止まらないという事態に…。
ここのレベルはどの程度なんでしょうか? こんなのが中級者向け以上の山はゴロゴロしてるの? 一人で行ってる人、特に杓子から倉見へ下って行く人は凄いなと思いました。…絶対無理です。
ホント良い勉強でした。当分は〜登山はお腹一杯です
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する