余市岳(キロロスキー場から周遊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 423m
- 下り
- 1,033m
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年01月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
『飛行場』は、ホワイトアウトのとき、ルート判断が難しい。この記録は、携帯GPSを持っていない頃の、懐かしい思い出。 |
写真
感想
余市岳は、過去に一度登頂を試みている。そのときは『飛行場』でホワイトアウトになり、ルートが分からず引き返した。さて、今回は……。
朝方、晴れていると思ったら、見る見るうちに山が雲で覆われてしまった。下の方は視界があるし、天気予報も悪くはないので、そのうちにまた晴れてくるのを期待して入山する。
キロロスキー場のゴンドラで上がれば、そこはもう『飛行場』と呼ばれる台地の一角。とにかく平で、だだっ広い。
今日は、先行者もいないので、トレースがない。ラッセルは、とりあえず脛下くらいで、心配するほどではなかった。しかし、視界が20〜30m 程しかない。今回もまた……。
唯一の目標物である疎らに生えた潅木も見えなくなると、白一色の完全なホワイトアウト。宙に浮いたような気分で、平衡感覚もなくなりそう。なんとか、コンパスと高度計でルートを定めて進む。
微妙な地形の起伏を足元で探りながら、P1239鞍部に辿り着く。ここまで来ると、気流の関係か、東側の谷だけでも視界が利くのがありがたい。
徐々に狭くなる尾根にジグを切り、150mほど登ると頂上台地にでる。シュカブラで凸凹の台地を進んでいくと、前方に不自然な盛り上がりが。エビノシッポを叩き落すと、山頂を示す看板だった。
展望も無いので、山頂で休むこともなく、すぐ引き返す。頂上台地の外れから鞍部まで、尾根の東側を絡んで滑り降りる。日が差していないので、フカフカの深雪が保たれていた。
鞍部から登り返し、地図上に道が引かれている尾根に沿って、キロロスキー場を目指す。ここがまた、ディープパウダースノー。これなら、山頂で展望が得られなくても良しとしよう。
C950m辺りで谷を横切れば、もうそこはキロロスキー場であった。結局、晴れることはなかったが、おかげで素晴らしいパウダーが楽しめた。
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